ROTTENGRAFFTY主催<ポルノ超特急>
1日目「続けてきてほんまに良かった

ROTTENGRAFFTY主催の冬フェス<ポルノ超特急2018 -5TH ANNIVERSARY->が12月22日、京都・京都パルスプラザで開幕した。
同会場に移って5周年となる<ポルノ超特急>は、総勢約40組の出演者を迎えて12月22日、23日の2日間にわたり開催中。両日ともにチケットは即完売となり、今年も超満員で発車を迎えた。以下、初日のオフィシャルレポートをお届けしたい。

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この規模になって5回目の開催となった<ポルノ超特急2018>。朝から降っていた雨は止み、京都パルスプラザには朝からたくさんの観客が詰めかけた。ステージに登場したMCのやべきょうすけとROTTENGRAFFTYメンバーの挨拶&発車号令を合図に、<ポルノ超特急2018>1日目は開演となった。
キュウソネコカミ

<ポルノ超特急2018>MCのやべきょうすけとROTTENGRAFFTYメンバーによる挨拶&発車号令の後、金閣のトップバッターを飾ったのは5年連続出演のキュウソネコカミ。広いフロアは前から後ろまでびっしりと観客がつめかけ、「MEGA SHAKE IT !」のイントロが始まった途端にクラップの嵐。ヤマサキ セイヤ(Vo,G)の歌に合わせて無数の拳が突き上がり、ヨコタ シンノスケ(Key,Vo)の「ポルノ超特急、もっといけるやろ!」という叫びにオーディエンスが大きな声で応え、外の寒風を忘れさせるように会場の温度がどんどんと上がっていく。ヤマサキが「序盤の体力使い切っていこう!」と叫んだように、後先考えずに全力でライブを楽しむ観客の盛り上がり方は尋常ではない。

「2年くらいウォールオブデスを封印していたけどこの曲で解禁しようと思う」と「炊き上がれ召し上がれ」でウォールオブデスを4箇所で展開し、ヤマザキがクンフーを練り上げて始めた「お願いシェンロン」ではROTTENGRAFFTYのNOBUYAが“聖夜上等”という文字が刻まれたサンタクロース姿で客の上へ。<ポルノ超特急>では恒例のNOBUYAコラボにオーディエンスは歓喜の叫びをあげて大興奮し、MAXのテンションのまま「The band」までフルスピードで全力走破。彼らのプライドと想いがビシビシと伝わってくる、気合いと気迫が溢れるステージだった。

オメでたい頭でなにより

ROTTENGRAFFTYのメンバーが見守る中、銀閣のステージに勢いよく飛び出していったのはオメでたい頭でなにより。1曲目はなんとROTTENGRAFFTYの「D.A.N.C.E.」のカヴァー。バンド主催フェスならではのサプライズに、銀閣を埋め尽くしたオーディエンスも金閣に負けじと最初からフルテンション。赤飯(Vo)の抜群なフロア支配力、ぽにきんぐだむ(G,Vo)のキレキレのヴォーカル、各ソロパートで更に観客の心を掴むソリッドなサウンドで、彼らは銀閣を熱く熱く盛り上げた。

ヤバイTシャツ屋さん

1曲目の「あつまれ!パーティーピーポー」で最前から最後列まで沸騰させたのはヤバイTシャツ屋さん。新曲「かわE」、そして「ヤバみ」というキラーチューン3連発の濃密なステージで暴れさせた後、こやまたくや(G,Vo)が次に演奏する「肩 have a good day」の説明に入る。

同曲はあまりフェスなどでは演らないらしいのだが、去年NOBUYAに「肩幅の歌(「肩 have a good day」のこと)好き」と言われたという理由で<ポルノ超特急2017>で披露し、今年は「(ROTTENGRAFFTYの)NOBUYAさんに“オレ肩幅の歌、歌いたいわ”って言われた」ということでコラボが実現するとのこと。大喜びする観客の声を浴びながらこやまがNOBUYAをステージに迎え入れると、フロアは大爆笑。NOBUYAの肩幅がめちゃくちゃ広くなっていたのだ。

「肩 have a good day -2018 ver.-feat.NOBUYA(ROTTENGRAFFTY)」という紹介で始まった同曲ではNOBUYAが美しい歌声を響かせ、続く「週10ですき家」はN∀OKIとのコラボ。N∀OKIによって歌詞にアレンジを加えられたこの曲もまた、ここでしか聴けないスペシャルなもの。途中からROTTENGRAFFTYの侑威地(B)とHIROSHI(Dr)も加わり、贅沢なひとときを更に盛り上げた。

そして最後の「Tank-top of the world」まで、ヤバイTシャツ屋さんは会場を大きな一体感でひとつにした。ステージの3人と一緒にフロアが歌声で埋め尽くされる素晴らしい光景だった。

■SHIMA

楽器隊が激しく音を合わせ、EGACCHO(Vo)が髪を振り乱して「DOGGYMAN」でアグレッシブにライブを始めたのはSHIMA。EGACCHOは更に「モッシュ! モッシュ!」と客席を煽り、「TRILOGY」では軽快なサウンドとアクティブなステージで、銀閣がクラップとジャンプとOiコールでいっぱいになる。

「理性をふっとばして自分のために楽しんでくれ!」と叫んだ彼らは、誰よりもこの日のライブを楽しんでいるようだ。「俺自身がマジで今日いちばん輝いてやろうと思って来ました。みんなもそうあってほしいし、そんな奴らがいっぱい集まった最高のフェス」と<ポルノ超特急>への想いを炸裂させ、最後の「USUAL THINGS」まで全身全霊で楽しみ切った。

サンボマスター

「世界をかえさせておくれよ」でライブを始めたサンボマスターは、その“人間力”とでも言うべき溢れんばかりのロックンロールを炸裂させ、金閣に集まったオーディエンスをひとつにして、胸を熱くさせて、気持ちを沸騰させて、輝かせた。まさにモンスターだった。

山口隆(唄とギター)が「できねえと思ってんのか?」と問いかける。会場から声があがる。山口は「違うだろ?」と続け、更に大きな歓声が起こる。「<ポルノ超特急>だからできるんだろ?」と叫んで「できっこないを やらなくちゃ」が始めた頃には、会場が大歓声と大合唱に包まれる。

「クリスマスに歌いたいんだこの曲を!」と「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」で会場を多幸感で包み込み、最後は「いつでもいいからニコニコできる場所に来てください」と言って「輝きだして走ってく」。ロックンロールの力を見せつけ、観客1人1人の生きる力を爆発させる彼らのライブは圧倒的だった。

FOMARE

アマダシンスケ(B,Vo)のエモーショナルなヴォーカルと3ピースから繰り出される小気味よいサウンドで、「君と夜明け」のスタートから銀閣を揺らしたFOMARE。熱い想いが詰め込まれていることが音から伝わってくるそのライブは、オーディエンスの気持ちにも熱を伝えていく。曲を重ねるごとに温度を上げ、「風」では次から次へとダイヴが起こる。

そしてMCでは、樹下卓弥(Dr)が高校生の頃から<ポルノ超特急>にお客さんとして来ていたことを話し、出演できたことの喜びと感謝の気持ちを告げる。アマダが「ROTTENGRAFFTYへの感謝やリスペクトを愛に変えて、ライブで届けたい」と言葉を重ね、「Lani」そして銀閣の興奮がピークになった「新しい歌」で終演。彼らにとっては初出場の<ポルノ超特急>、彼らの想いは確かに届いただろう。

sads

sadsを待ち望んでいる観客の気持ちが充満しているのだろう、メンバーがステージに登場する前からヒリヒリとした雰囲気の金閣。その緊張した空気が一変したのは、清春(Vo)がマイクを高々と掲げた瞬間だった。K-A-Z(G)がゆっくりと奏でる中、語りで始まった「Darkness Is My Spiral Mind」、観客はその世界に魅せられていく。

そして清春はエレアコを持ち、「僕らのこと知らない人もいるみたいだけど、そんなの関係ない。いちばん知らないであろう曲をやります」と弦をかき鳴らして始めたのは「忘却の空」。その瞬間に歓喜する声があがり、大歓声とコール&レスポンスで会場はに包まれる。かと思えば、何かがしっくりとこなかったのだろう、清春が演奏を止め、「この2日間でいちばん僕らが演奏下手くそかもしれません、すみません」と笑いを誘って曲を再開。そんな一幕も、その後のライブが圧倒的すぎて、観客の喜びを更に増幅させる要因にしかならなかった。

清春が「打ち合わせしてないんですけど……ちょっと来て」とステージ袖で観ていたNOBUYAを呼び、「SANDY」でスペシャルなコラボが実現。これにはオーディエンスも大喜びだったが、いちばん嬉しかったのはNOBUYA当人だったに違いない。「歌ってる最中に泣いたらすみません」と言って歌うNOBUYAの笑顔はとても輝いていた。

そして「THANK YOU」の凄まじいライブで締め括り、彼らは圧倒的なカリスマ性と存在感を見せつけてステージを後にした。

■犬式 (INUSHIKI)

聴く者の感覚を陶酔感で巻き込んでいくようなグルーヴと、言葉をリアルな肌触りで吐き出していく強烈な三宅洋平(Vo,G)の歌で、銀閣に集まったオーディエンスを魅了した犬式。繰り返すリズムがまるで螺旋のように徐々に広がっていく「動物宣言」でライブを始めた彼らは、その甘美な世界観をまざまざと見せつける。

彼らがこの日披露したのはたった3曲だったが、「山唄」、「Life is Beautifull」と曲を重ねていく中でグラデーション的に温度を上げていくライブに、観客の目と耳は釘付けだ。三宅の歌に三根星太郎(G)と石黒祥司(B)がコーラスをとる「Life is Beatfull」、エネルギッシュなステージで魅せて終演。いつまでも浸っていたい犬式の世界に酔いしれた。

Fear, and Loathing in Las Vegas

金閣・銀閣問わずこれまでどのバンドもそうだったが、1曲目からフルテンションで幕を切ったFear, and Loathing in Las Vegas。ヘドバン、ダイヴ、モッシュ、肩車、Oiコール、クラップ……ライブ会場で起こり得る様々な現象を1曲の間に乱発させるバイタリティは流石の一言。「Rave-up Tonight」ではMinami(Scream Vo,Key,Prog)が客席最前の柵の上でフロアを煽って興奮の渦を更に大きなものにする。

8年前から世話になっているというROTTENGRAFFTYに対し、So(Vo,Scream Vo,Prog)が「大好きなROTTENGRAFFTYに呼ばれたからには、もらった愛を全力で返したいと思います!」と気持ちを爆発させ、「Keep the Heat and Fire Yourself Up」で客席を踊り狂わせる。5人が放つ音は強烈な引力で聴く者の心を引き付け、フロアを繰り返し何度も沸騰させる。バンドの一体感と存在感、爆発力と瞬発力は今まで以上に強力で、更にパワーアップした様を見せつける。

ダイバーが数えれないほど宙を舞った「Party Boys」で散々楽しませた後、最後は「The Sun Also Rises」で金閣を大きく揺らして終了。その場に居る者がすべて巻き込まれていくライブの破壊力は凄まじいものだった。

ENTH

Naoki(G,Cho)が放つ硬質な音色のギターがオーディエンスの気持ちに火を点ける。daipon(Vo,B)がライブ開始早々に「言葉は要らないね。思い切り楽しんでいこうぜ」といったように、ENTHのライブ中はダイバーがまったく途切れない。「HANGOVER」「ムーンレイカー」と連続するライブチューンにオーディエンスの勢いは更に加速し、会場の温度と湿度がグングン上がっていく。銀閣の壁も床も水滴が垂れ、もはや息苦しいほど。ずっとテンションを落とさないまま突っ走った激しく楽しいステージは、キラーチューン「Bong! Cafe’ au lait! Acoustic guitar!」で終演。汗だくの観客たちの満足気な笑顔がフロアに輝いていた。

THE ORAL CIGARETTES

山中拓也(Vo,G)がフードの下の目をギラリと輝かせ、「mist...」でライブを開始したTHE ORAL CIGARETTES。「30分1本勝負。すべての力、使い切るぞ」と山中が煽る。オーディエンスと気持ちを通わせたライブバンドにしか纏えない雰囲気を帯び、4人はアクティブに暴れながら「Mr.ファントム」「狂乱 Hey Kids!!」と重ねていく。オーディエンスは曲が始まる毎に歓喜の声を上げ、山中と一緒に歌い、拳を振り上げ、叫びながら宙に舞う。

一聴しただけで心を掴むフレーズを放つ鈴木重伸(G)、汗を輝かせながらグルーヴィーな旋律でフロアを揺らすあきらかにあきら(B,Cho)、確かなリズムで縦横無尽に展開する楽曲を支える中西雅哉(Dr)。4人それぞれが個性を輝かせ、完全に会場を味方につけて進行する貫禄たっぷりのステージは観ていて頼もしい。

「CATCH ME」「カンタンナコト」で更に熱狂させた後、最後は「BLACK MEMORY」。無意識に身体が反応するロックチューンで金閣をもう一度大きく大きく揺さぶった。

SHADOWS

パンパンに観客が詰めかけた銀閣で始まったSHADOWS。重く分厚い音が襲いかかる「All I Want」で幕を開け、そのまま「Senses」「Overcome」「Into The Line」と重ねてダイバーを乱発させる。

ステージを縦横無尽に歩き、オーディエンスに向かってもっと暴れるように促すHiro(Vo)。ヘヴィネスだけではなく、聴く者の気持ちをフックアップしていくような懐の深い彼らのサウンドは、客席で生まれた興奮の輪をぐんぐんと大きくしていく。既に今までの出演者が充分温めてきたはずの会場が、更に熱を帯びる。

Hiroが放つ伸びやかなメロディとパワー感のあるコーラスの「My Direction」で魅了した後、ステージを締め括ったのは、Hiroが客の上で歌った「BEK」。ソリッドかつ攻撃的な音を浴び、魂のこもったステージに熱狂した観客が拳を突き上げる。最初から最後まで濃度の高いライブだった。


HEY-SMITH

「ROTTENGRAFFTYは俺の大事な友達。その大事な友達が1年の中でいちばん大事にしているのが今日」という猪狩秀平(G,Vo)の言葉に、曲が始まる前からいきなり胸を打たれまくったHEY-SMITH。1曲目はもちろん「Don't Worry My Friend」。金閣の大きなフロアを歓声と拳が埋め尽くし、YUJI(B,Vo)や猪狩と一緒にオーディエンスが歌う。<ポルノ超特急>はたくさんの繋がりを垣間見ることができるフェスだが、まさにこういうこういうバンド同士の熱い繋がりはたまらないし、そういう繋がりを見て胸を熱くし、爆発的に熱狂する観客たちも最高にたまらない。

トリ前を任された彼らは気負うことなく、自らのライブを思い切り楽しんでいる。「お前らがやりたいように自由に楽しんでくれ!」と「Dandadan」「California」などのシンガロングやコール必至のキラーチューンを重ねていき、観客も思う存分暴れまくる。YUJIの伸びやかなヴォーカルに胸を焦がした「Goodbye To Say Hello」、そして猪狩が「もうわかってるやろ? 俺たちが何をさせたいか。自分たちが何をしたいか。気持ちは同じだ!」と叫んで「Come back my dog」で無数のサークルを作って終演。大事な友達にバトンを繋いでいった。

四星球

銀閣のトリは四星球。全身タイツ姿で入場した北島康雄(シンガー)は気合いとネタを詰め込みまくったライブでオーディエンスを大爆笑させた。

1曲目「クラーク博士と僕」ではいきなり客の上で康雄が暴れまくったかと思えば、予定にはなかった「時間がないときのRIVER」を披露し、「言うてますけども」ではROTTENGRAFFTYの「金色グラフティー」をカヴァーするかと思えばイントロだけで終わらせ、ここには詳しく書けないネタと大道具で更に爆笑させ(※昨年も彼らは<ポルノ超特急>で詳しく書けないネタを披露しているので、どうやら<ポルノ超特急>に出演するときの四星球はめちゃくちゃ攻めているようだ)、「HEY!HEY!HEY!に出たかった」で酸素が薄くなるほど銀閣を盛り上げ、最後にまた「金色グラフティー」をカヴァーすると見せかけて止め、金閣トリのROTTENGRAFFTYへと繋いだ。ライブ後半で康雄が叫んだ「ROTTENGRAFFTY愛してる!」という言葉だけは、ネタではなく真実だったのだろう。

■ROTTENGRAFFTY

いよいよ初日最後、トリを飾るのは我らがROTTENGRAFFTY。バンドを代表してN∀OKI(Vo)が名乗りを上げ、「PLAYBACK」で幕を開ける。客席エリアはダイバーとジャンプとモッシュの嵐。朝からライブを楽しみ尽くしてきたオーディエンスは最後の力を振り絞って大声で叫ぶ。ミラーボールが輝き、あのイントロが始まる。「D.A.N.C.E.」に会場全体から歓喜の声があがる。
彼らのライブを観るたびに思うことだが、魂を燃やすような勢いと凄まじい気迫はROTTENGRAFFTYの真骨頂。かといってストイックなだけではなく、そんな激しく凄まじい5人が作り出す空間はとてつもなく楽しいのだ。全員で飛び跳ねた「夏休み」、ダイバーが一瞬も途切れない「So...Start」。大好きな曲のオンパレードに、オーディエンスはこの日最高の盛り上がり。そんな光景を見て、侑威地(B)は更に煽り、HIROSHI(Dr)は笑顔で応える。

N∀OKIが「色々とあったけど続けてきてほんまに良かった」と感慨深く言い、「ありがとう」と出演者や観客に感謝の気持ちを告げ、「「70cm四方の窓辺」」で感情を爆発させる。その後、NOBUYAが「まだまだ終われねぇぞ! お前ら死ぬ気でかかってこい!」と更に煽った「THIS WORLD」では、NOBUYAとKAZUOMI(G,Prog)が客席エリアに身を投じ、まだまだ足りないとばかりに、残った体力をすべて燃やしつくせとばかりに襲いかかった。

いよいよライブは佳境に入り、N∀OKIが「掴み取れ! 狂え! 輝かせろ!」と叫んで「金色グラフティー」。興奮がピークに達したオーディエンスはステージの2人と一緒に歌い、自らもROTTENGRAFFTYのメンバーとばかりに、5人と一緒に感情を爆発させる。
本編最後は「Error...」。HEY-SMITHのホーン隊、満(Sax)、イイカワケン(Tp)、かなす(Tb)の3人がゲスト参加し、「京都! 愛してるぜ!」と想いを爆発させて終演。

アンコールでは、N∀OKIが改めてこの規模での<ポルノ超特急>開催5回目の感謝の気持ちを告げ、「さらけ出して生きていく、全部無駄じゃない!」と「アイオイ」、そして最後は「響く都」。<ポルノ超特急>の会場で、ステージの5人とフロアを埋め尽くす観客が大きな声でコール&レスポンスする光景は何度見ても心が震えてしまう。「俺らが京都のROTTENGRAFFTYだ!」と叫んで終演、最後は5人揃って挨拶して大団円。<ポルノ超特急2018>の1日目。振り返ってみると、全バンド素晴らしかった。全バンド気合いがすごかった。2日目はどのようなライブが繰り広げられるのだろうか。明日を楽しみにしつつ、今日の余韻に浸りつつ、会場を後にした。
文◎山中 毅
撮影◎HayachiN / Yukihide”JON…”Takimoto / OOMO / かわどう

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<ポルノ超特急2018 -5TH ANNIVERSARY->

2018年12月22日(土)、23日(日)京都・京都パルスプラザ

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