2月11日@真空ホロウの自主企画イベント『真空パック』【真空ホロウ】

2月11日@真空ホロウの自主企画イベント『真空パック』【真空ホロウ】

真空ホロウ、KEYTALK&LUNKHEADを迎
えての自主企画ライブ大成功

真空ホロウの自主企画イベント『真空パック』。そのVol.7が、M(水戸・むらた)編とS(渋谷・さとし)編という二回に分けて行われた。要は、どちらもベースの村田智史が中心となって企画されたものである。まずは昨年11月、彼らの地元である茨城県・水戸にてM編が大盛況で終演。このたび、2月11日にS編が渋谷TSUTAYA O-Crestにて開催された。
満員のオーディエンスが待ち構える中、村田が登場。「まさかの5分で売り切れたっていうね! やっちまうぞ! さとしのSは、ドSのSだ!」という茨城訛りの挨拶で勢いづけ、トップのKEYTALKへ繋ぐ。一曲目「ストラクチャー」から、一気にダンスフロアに。会場を自分たちのものにすると、ハイテンションにMCのメンバー紹介。3月にリリースされる2ndシングル『パラレル』などで、芯の通った演奏を聴かせていくと、バンドがラウドにド派手に進化している現状が、まざまざとわかる。ラストはキラーチューン「トラベリング」。溢れるエネルギーを出し尽くすように熱演し切って、ステージを降りた。

続いてはLUNKHEAD。「LUNKHEAD入場のテーマ」が流れ、オーディエンスがハンドクラップをはじめると、「よろしくどうぞ~」と陽気に言いながら現れた合田悟(B)を先頭に、4人がステージに上がると、「シンドローム」から、貫禄さえ感じさせるような気迫で、攻撃的なナンバーを畳み掛けていく。MCでは小高芳太朗(Vo&G)が、真空ホロウ全員のサインを入れたひじきの真空パックを取り出し、それをじゃんけんで勝った人にプレゼントするという和やかなサプライズも。最後は「いきているから」でクライマックスに持って行き、「幻灯」をじっくり聴かせるという、見事な締め括りとなった。

ラストに登場した真空ホロウは、「アナフィラキシーショック」から、堂々とした立ち回りを見せていく。さらに圧巻だったのは中盤。言葉がグサグサと刺さるミドルチューン「誰も知らない」から、ドラマティックな「スノーホワイト」、そして雪景色から未来をこじ開けるような、2月19日に発売される1stシングル「虹」への流れ。その後も「クレイマン・クレイマー」まで盛り上げ、「今日のコンセプトは、このキャパでこれ、っていう」と村田。最後は「みんなはSなのか、Mなのか」と語り、「シンデレラコンプレックス」に突入したが、見る限りS対Sなアグレッシヴさであった。

客電が点いても鳴り止まないアンコールに応えて、3人が登場。松本が「予定はなかったのですが、一曲だけやらせて下さい」と語り始める。LUNKHEADがシングル「白い声」でメジャーデビューした時、いつかこんなカッコいい楽曲を書きたいと思ったこと、そうして次に演奏する楽曲が生まれたこと――。「今年は僕にとっても、誰かにとっても、キッカケになるように歌って参ります」と真摯に宣言し、はじまったのは「サイレン」。一瞬だけ「白い声」も交えながら、思いを込めて歌い上げていた。

なお5月には、LUNKHEADのイベントに、名古屋、大阪で真空ホロウが出演する。

シングル「虹」

2014年2月19日発売
ESCL-4150/¥952(税抜)
※初回仕様限定盤
<収録曲>
M-1. 虹
M-2. バタフライスクールエフェクト
M-3. スノーホワイト
初回仕様限定特典:NARUTO描き下ろしワイドキャップステッカー
2月11日@真空ホロウの自主企画イベント『真空パック』【真空ホロウ】
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2月11日@真空ホロウの自主企画イベント『真空パック』【LUNKHEAD】
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OKMusic編集部

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