【ラックライフ ライヴレポート】
『10th Anniversary Tour
“Winding Road”』
2018年11月28日 at
マイナビBLITZ赤坂
バンドの10周年を記念する『10th Anniversary Tour“Winding Road”』のスタートとなる9月22日の渋谷CLUB QUATTRO公演がソールドアウトとなったため、11月28日、追加公演をマイナビBLITZ赤坂で開催。8月にリリースしたメジャー2ndアルバム『Dear days』の収録曲を中心に22曲を演奏した2時間の熱演は、ラックライフらしさを改めてアピールするとともにバンドが次のステップを視野に入れ、すでに動き出していることも印象付けたのだった。
元々、ライヴは音源よりも熱いものになるバンドではあるけれど、ikoma(Gu)がギターを轟音で唸らせ始まったこの日の演奏は、いつも以上に気合が入っていた。いや、気迫に満ちていた。PON(Vo&Gu)の歌にメンバーと観客が声を重ねる「初めの一歩で」でフロアーがひとつになり、4曲目にしてクライマックスか!?という盛り上がりに!
が、もちろんバンドの勢いは止まらない。“6年前、チャットモンチーと七尾旅人さんのオープニングアクトとして、このステージに立った時に見た景色を、自分らの音楽の力で見られてうれしい”とPONは語ったが、それだけ気合が入っていたに違いない。たく(Ba)とLOVE大石(Dr)が作るグルーブが心地良いファンキーな「棚の上の僕」、エモーショナルな「リピート」と重ね、演奏がさらに過熱していった時は、このままメンバー全員ぶっ倒れるんじゃないかとヒヤヒヤしたが、“小噺おじさん”ことたくによる東京の思い出話で笑いを取ってからの後半はいい感じで肩の力が抜け、「アイトユウ」「名前を呼ぶよ」といったバラードをじっくりと聴かせ、観客の胸に深い感動を落とし込んだ。
そして、来年3月15日にバンドの11歳の誕生日を祝って、渋谷TSUTAYA O-EASTでワンマンライヴを開催することを発表し、改めての所信表明と言える最新シングル「Naru」と「僕ら」を披露。そこで感動的に締め括ってもよかったが、“笑って終わろう”(PON)と最後にもう1曲、陽気な「サニーデイ」を加えたところが、実にラックライフらしかった。
元々、ライヴは音源よりも熱いものになるバンドではあるけれど、ikoma(Gu)がギターを轟音で唸らせ始まったこの日の演奏は、いつも以上に気合が入っていた。いや、気迫に満ちていた。PON(Vo&Gu)の歌にメンバーと観客が声を重ねる「初めの一歩で」でフロアーがひとつになり、4曲目にしてクライマックスか!?という盛り上がりに!
が、もちろんバンドの勢いは止まらない。“6年前、チャットモンチーと七尾旅人さんのオープニングアクトとして、このステージに立った時に見た景色を、自分らの音楽の力で見られてうれしい”とPONは語ったが、それだけ気合が入っていたに違いない。たく(Ba)とLOVE大石(Dr)が作るグルーブが心地良いファンキーな「棚の上の僕」、エモーショナルな「リピート」と重ね、演奏がさらに過熱していった時は、このままメンバー全員ぶっ倒れるんじゃないかとヒヤヒヤしたが、“小噺おじさん”ことたくによる東京の思い出話で笑いを取ってからの後半はいい感じで肩の力が抜け、「アイトユウ」「名前を呼ぶよ」といったバラードをじっくりと聴かせ、観客の胸に深い感動を落とし込んだ。
そして、来年3月15日にバンドの11歳の誕生日を祝って、渋谷TSUTAYA O-EASTでワンマンライヴを開催することを発表し、改めての所信表明と言える最新シングル「Naru」と「僕ら」を披露。そこで感動的に締め括ってもよかったが、“笑って終わろう”(PON)と最後にもう1曲、陽気な「サニーデイ」を加えたところが、実にラックライフらしかった。
撮影:MASANORI FUJIKAWA/取材:山口智男