ブロードウェイミュージカル『ピピン
』日本版公演ビジュアル解禁~2019年
6月より開幕

情熱的でエネルギー溢れるブロードウェイミュージカル『ピピン』。本作でトニー賞を受賞したダイアン・パウルス演出による日本版公演が2019年6月、上演される。このほど、そのビジュアルが解禁となった。
本作は先ごろ来日したスティーヴン・シュワルツ(作詞・作曲)の、『WICKED』や『GODSPELL』と並ぶ代表作の一つ。そのミュージカル・ナンバーは、マイケル・ジャクソンがカバーした「Morning Glory」、ジャクソン5がカバーした「Corner of the Sky」、ザ・シュープリームスがカバーした「I GUESS I'LL MISS THE MAN」をはじめ、「Magic To Do」「No Time At All」「On The Right Track」「Love Song」など超名曲の洪水である。
今回の日本語版は、サーカス仕立ての魔術的な『ピピン』ブロードウェイ上演によりトニー賞最優リバイバルミュージカル賞や最優秀演出家賞を受賞した凄腕のダイアン・パウルス(他に『ファイディング・ネバーランド』『ヘアー』等)が、引き続き演出を手がける。そんな彼女が主役ピピン役として今回選んだのが、城田優。 一人の若き王子が本当の大人、本当の王になるために悩み苦しみ、そして人生を彷徨う姿が描かれる本作において、 日本のミュージカル界での活躍に甘んじることなく、常に世界にも目を向けて足がかりをつかもうともがいている城田自身の姿とも重なり、より説得力を持って観るものに迫ってくるはずだ。
城田優
また、そのピピンをあらゆる世界へと導くという重要な役、リーディングプレイヤー役には本作がミュージカル初挑戦となるクリスタル・ケイが抜擢された。
クリスタル・ケイ
2018年10月、城田優、クリスタル・ケイの2人は2019年の公演に先駆け、2週間に及ぶダンスの集中トレーニングに挑んだ。彼らにレッスンを行ったのは、本作の振付師であり、ボブ・フォッシーのスタイルを受け継ぐチェット・ウォーカー(Chet Walker)。 このレッスンのためだけに来日し、ブロードウェイと全く同じ振付という世界的レベルの内容だったにも関わらず、 2人はチェットからの高い評価を受けた。撮影もチェット氏の来日中に行われ、指先から姿勢まで「フォッシースタイル」を意識した、役作りのチェックが入り、本格的なビジュアル撮影が行われた。 以下にチェットのコメントを紹介する。
■振付家 チェット・ウォーカー氏のコメント
クリスタルがリーディングプレイヤーとして紹介された時から、 キャラクターになっていっているのがとても良くわかります。 彼女は頭が良く、才能もあり、スポンジのように吸収し、完璧にこなします。ディレクターのように毎日メモを取ったり、この大役に懸命に取り組んでいる姿を見るととても嬉しくなります。リーディングプレイヤーという役と、ピピンという作品を彼女に受け継げることが、 とても光栄です。
優はダンサーじゃないと僕に言ってきましたが、彼はダンサーです。彼はダンスの才能があり、とても素敵なパフォーマーです。彼の仕事ぶりをテレビ等でも拝見しましたが、彼はピピンの役にぴったりだと思います。とても頑張り屋で、クリスタルとの空気感は見ていてとても気持ちがいいです。彼と働くことができ、とても嬉しく思います。公演が近くなって日本に戻ってきた時に、再び働くのが今から楽しみです! とても才能は溢れる2人の若いパフォーマーと働けることにとても嬉しく思います。
ピピン役 城田優(しろた ゆう)
1985年12月26日生まれ 東京都出身。 2003年に俳優デビュー以降、 ドラマ、 映画、 舞台など幅広いジャンルで活躍。 ドラマでは『ROOKIES』『天地人』『SPEC』『GTO』『純と愛』『表参道高校合唱部!』『勇者ヨシヒコと導かれし七人』などに出演。 映画では『今度は愛妻家』『荒川アンダーザブリッジ』『明烏』『亜人』に出演。 舞台では2010年にミュージカル『エリザベート』で最年少でトート役を演じ、 第65回文化庁芸術祭「演劇部門」新人賞を受賞。 その後2015年と2016年もトート役を演じ、 2015年には第6回岩谷時子賞 奨励賞、 2016年には第23回読売演劇大賞 優秀男優賞を受賞。 また、 演じるだけでなく2016年にはミュージカル『アップル・ツリー』で初めて演出を手掛けた。 2018年にはミュージカル『ブロードウェイと銃弾』の出演が控える。 公私ともに親交のあるラミン・シエラと共に2013年、 2017年『4Stars』に出演。
【受賞歴】第65回文化庁芸術祭「演劇部門」新人賞(2010年)、 第6回岩谷時子賞 奨励賞(2015年)、 第23回読売演劇大賞 優秀男優賞(2016年)、 WOWOW「勝手に演劇大賞2015」男優賞(2016年)、 第43 回菊田一夫演劇賞 演劇賞(2018年)
リーディングプレイヤー役 Crystal Kay(クリスタル・ケイ)
1986年2月26日生まれ、 横浜出身。 1999年「Eternal Memories」でデビュー。 「Boyfriend -partII-」「恋におちたら」などのヒット曲で大ブレイク。 2011年、 活動の場をユニバーサルミュージックに移し、 2013年よりニューヨークにも拠点を置いて、 アーティストとして更なる進化を遂げている。 そして2015年、 Crystal Kay第二章がスタート。 「君がいたから」(日本テレビ系「ワイルド・ヒーローズ」主題歌)、 Crystal Kay feat. 安室奈美恵REVOLUTION」、 「何度でも」(フジテレビ系『オトナ女子』挿入歌)と3曲のヒットを世に放ち、 11thアルバム『Shine』はロングヒット中。 2016年、 第一弾のシングル「サクラ」を3月にリリース。 2017年2月にはデジタル限定シングル「Faces」をリリースし、 その後行われたビルボードライブ&ブルーノート全4公演もSOLD OUT。 第2章の勢いがさらに加速していくCrystal Kayの活動に今年も注目が集まる。

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