『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊
2.0』サントラ全曲の配信が決定! そ
して川井憲次さんインタビューも到着
!
世界に衝撃を与えた押井守監督の代表作『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』を13年ぶりにヴァージョンアップ、7月に劇場公開され大ヒットを記録した『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 2.0』。そのサントラ盤『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 2.0 ORIGINAL SOUNDTRACK』が12月17日にリリースされることは以前お伝えした通りですが、この度、CD収録の全曲が配信されることが決定しました!
●着うた、着うたフル CD収録の全曲を配信決定
【レコ直&BMGモバイル】 着うた:12/10、着うたフル:12/17〜、RBT:12/17〜
【その他CP】 着うた&着うたフル:12/17〜
【PC配信】 全DSP:12/17〜
● 初回生産限定盤のミュージックトレーラーの1部が視聴出来ます。
そして今回、川井憲次さんインタビュー(抜粋)も到着しました!
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川井憲次さんインタビュー(抜粋)
—『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 2.0』の楽曲はどのような経緯で生まれたのですか?
1995年当時の『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』は、ドルビーSR方式だったので、基本的には2chだったんです。それを5.1chにミックスし直して欲しいというのがそもそもの話でした。
ただ、どうせやり直すのならば、コーラスやストリングスを厚くしたらいいんじゃない?と押井さんから言われて、少しダビングすることにしたんです。
今回、リミックスといっても、リズムを変えたり、別の楽器を入れようとは思いませんでした。あくまでも当時のままの印象を変えずに5.1chにできればと。ただ、2chのものから5.1chのものは作れないので、全ての音をマルチテープから起こし直す作業は必要でした。
●着うた、着うたフル CD収録の全曲を配信決定
【レコ直&BMGモバイル】 着うた:12/10、着うたフル:12/17〜、RBT:12/17〜
【その他CP】 着うた&着うたフル:12/17〜
【PC配信】 全DSP:12/17〜
● 初回生産限定盤のミュージックトレーラーの1部が視聴出来ます。
そして今回、川井憲次さんインタビュー(抜粋)も到着しました!
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川井憲次さんインタビュー(抜粋)
—『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 2.0』の楽曲はどのような経緯で生まれたのですか?
1995年当時の『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』は、ドルビーSR方式だったので、基本的には2chだったんです。それを5.1chにミックスし直して欲しいというのがそもそもの話でした。
ただ、どうせやり直すのならば、コーラスやストリングスを厚くしたらいいんじゃない?と押井さんから言われて、少しダビングすることにしたんです。
今回、リミックスといっても、リズムを変えたり、別の楽器を入れようとは思いませんでした。あくまでも当時のままの印象を変えずに5.1chにできればと。ただ、2chのものから5.1chのものは作れないので、全ての音をマルチテープから起こし直す作業は必要でした。
—そのとき、押井監督からの要望は?
特にありませんでした。
—それは、川井さんにお任せということだったのでしょうか?
いや、音楽的にはいじらない方がいいだろう、という判断からだと思います。音数も少ないし、変にいじると世界観が壊れてしまいそうでしたので。
—通常のリメイクのときは、作り直す際に、あれが足りなかった、これが足りなかったということがあると思うのですが、今回はそういう方向ではなかったということですか?
もちろん、ちょっと直したいなって思っていたところはあったので、そういうところは直しました。
でも、今回はなるべく印象を変えないようにすることを一番に考えて作業したので、どこを直したのかは一聴しただけではわからないと思いますよ。
—95年に作った楽曲を改めて聴いてみた感想は?
もう自分で忘れているからかもしれませんけど、よくこんなの作ったなって。すごくスリリングでしたけど、すごく面白い作業でしたね。
でも、これはかなりリスクのあることでした。当時、参考になるものが何もなかったんです。よく探せばあったのかもしれないですけど、あまりこの手の曲って一般的ではなくて、耳馴染みもなかったですよね。今はエスニックな楽曲も普通にあるから、今『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 2.0』をぽんっと世の中に出しても特に違和感がないと思うんですよ。
でも、当時は思い切り違和感があった。変わったことをやったのはいいんですけど、それがお客さんが聴いてどう感じるのか、まるで未知数だったんです。どっちに転ぶんだろうってずっと押井さんと不安な日々を送っていたんですけど、なぜか誰も良いとも悪いとも言ってくれない。これは不思議でしたね。こんな変な音楽がついてるのに、って。
(C)1995・2008 士郎正宗/講談社・バンダイビジュアル・MANGA ENTERTAINMENT
特にありませんでした。
—それは、川井さんにお任せということだったのでしょうか?
いや、音楽的にはいじらない方がいいだろう、という判断からだと思います。音数も少ないし、変にいじると世界観が壊れてしまいそうでしたので。
—通常のリメイクのときは、作り直す際に、あれが足りなかった、これが足りなかったということがあると思うのですが、今回はそういう方向ではなかったということですか?
もちろん、ちょっと直したいなって思っていたところはあったので、そういうところは直しました。
でも、今回はなるべく印象を変えないようにすることを一番に考えて作業したので、どこを直したのかは一聴しただけではわからないと思いますよ。
—95年に作った楽曲を改めて聴いてみた感想は?
もう自分で忘れているからかもしれませんけど、よくこんなの作ったなって。すごくスリリングでしたけど、すごく面白い作業でしたね。
でも、これはかなりリスクのあることでした。当時、参考になるものが何もなかったんです。よく探せばあったのかもしれないですけど、あまりこの手の曲って一般的ではなくて、耳馴染みもなかったですよね。今はエスニックな楽曲も普通にあるから、今『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 2.0』をぽんっと世の中に出しても特に違和感がないと思うんですよ。
でも、当時は思い切り違和感があった。変わったことをやったのはいいんですけど、それがお客さんが聴いてどう感じるのか、まるで未知数だったんです。どっちに転ぶんだろうってずっと押井さんと不安な日々を送っていたんですけど、なぜか誰も良いとも悪いとも言ってくれない。これは不思議でしたね。こんな変な音楽がついてるのに、って。
(C)1995・2008 士郎正宗/講談社・バンダイビジュアル・MANGA ENTERTAINMENT