水川あさみ、満席の劇場に「感動して
ウルッとしちゃいました」。『バイロ
ケーション』舞台挨拶

映画『バイロケーション裏』初日舞台挨拶にて


1月18日(土)より全国公開中の映画「バイロケーション表」の別エンディング版「バイロケーション裏」の舞台挨拶が行われ、主演の水川あさみさんをはじめ、安里麻里監督、そして「裏」主題歌を担当するニュー・ガールズ・グループFAKYが登壇。さわやかな歌声で裏主題歌「The One」を披露致しました。

1月18日より公開中の『バイロケーション』の別エンディングを持つ『バイロケーション裏』の公開について、水川さんは「映画として携わるのはここ(初日)で最後なので皆さんに作品を観てもらえてすごく嬉しいのですが、寂しい気持ちもあります」とコメントし、安里監督からは「もう既に泣きそう(笑)」と指摘されていた。また、今回一人二役という役柄に挑戦した水川さんは「すごく新しい役どころでした。そういうチャンスをくれた製作陣や監督に感謝します。悩みながら、コミュニケーションをたくさんとりながら、いらないものをはぎ取ってやれたと思います」と満足げに自身の演技を振り返った。

水川さん同様に「この日がきたかと思うと寂しい」とコメントを寄せる監督は、脚本開発をしている時にプロデューサーから「もう一人の自分であるバイロケーションを描く作品なので、映画自体にもう一つの映画があっても良いのかな。今までやったことのない企画をやってみたい」という相談を受け、そこから「表」「裏」の連続公開が決まっていった経緯を明かし、「自分自身もそういうのが大好きで、映画というものは娯楽であるべきだと思っているし、そういうことができるんだったらやりたいと思った。こうしてこの映画ならではの公開の仕方が出来てとても嬉しい。きっと映画人生の中でもなかなかないと思う。すごくチャレンジングなことが出来てよかった」と充実感に満ちた表情で「表」「裏」の試みについて語った。

さらに、安里監督は「お世辞だけじゃなくて、本当に感動することが多くて。ミニターを見ながらもらい泣きをしたこともありました。すごくお芝居に真摯に取り組む方でまっすぐで自分の中に落ちるまで考え込んでやるのでそういうところが嬉しかったし、信じられた。逆に自分が不安になった時に助監督に聞くのではなく、水川さんさんに聞くこともあった、女優魂が半端ないです」と水川さんを大絶賛。「いっぱい褒められちゃって恥ずかしいけど(笑)、嬉しいです」と水川さんが照れる一幕もあった。

最後にFAKYが主題歌「The One」を披露し、会場を大いに沸かせ、「感動しました、パワフルで。今までのことを走馬灯の様にいろいろと思い出しました」と水川さんも興奮しながら歌の感想を語った。

◆登壇キャストより一言
水川さん:今日はたくさんお集まりいただきありがとうございます。入ってくる時に感動してうるっとしちゃいました。「表」を観た方も観てない方もきっと楽しめる内容になっていると思うので今日は楽しんで帰っていってください。

安里監督:「表」の公開も落ち着いてきて、ようやく「裏」の公開も昨日から始まりまして感無量です。今日は水川さんさんと一緒に迎えることが出来てワクワクしています。

アンナさん:FAKYの記念すべき初の映画主題歌になっています。是非最後まで楽しんでいってください。

リル・ファングさん:映画と合わせてFAKYの「The One」も楽しんでいただければと思います。

ミカコさん:この曲は歌詞も深く良い曲なので、是非歌詞にも注目して楽しんでください。

ダイアンさん:「The One」はとても意味のある曲なので歌詞に注目して映画を楽しんでください。

ティナさん:こんな素敵な映画に曲を使っていただいてありがとうございます。

◆最後に一言
水川さん: みなさんに楽しんで観ていただける作品になっているので楽しんで頂ければ良いなと思っています。今日から(映画が)私たちの手元から離れて皆さんのもとへ全部行ってしまうので寂しいですが、楽しんでください。

安里監督:「表」を観た方でもこの作品は巻き戻してみたくなるような内容になっていると思うので楽しめると思う。「表」を見ていない人でも、「裏」から見ても大丈夫な内容になっているので素直に楽しんでいただければと思っています。是非楽しんでください。

1月18日(土)バイロケーション表 / 2月1日(土)バイロケーション裏 全国ロードショー

配給:KADOKAWA
(C)2014「バイロケーション」製作委員会

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