【雪育】子どものスキー&スノボがぐ
んぐん上達!「舞子スノーリゾート」
厳選キッズスクール3つ【受講レポ】

スノーレジャー目的の子連れファミリーにとって、指折りの利便性を誇る「舞子スノーリゾート」。キッズ向けのスキー&スノーボードスクールも、驚くほど充実しています。実際に受講して、子どもたちがぐんぐん上達した、3つのキッズスクールを紹介します。

スノーレジャー目的の子連れファミリーにとって、指折りの利便性を誇る「舞子スノーリゾート」。
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新幹線でも、車でも、交通の便が最高で、ホテルはゲレンデ直結。雪遊びができるキッズパークや、託児所も完備。
が、実は、利便性だけではなく、幼児や小学校低学年向けのキッズスクールも、充実しています。
特長は、三者三様、さまざまな方針で、子どもたちの “やる気” を引き出してくれる点。
まさに、スポンジが水を吸収するように、親の私たちが驚くようなの早さで、ぐんぐん上達していきます。
実際に受講した、絶対おすすめな3つのスクールを、レポートします。
保育園に預けるような安心感。デビューならココ!
「ママミキーキッズスノースクール」実は、紹介する3つのスクールのうち、「ママミキーキッズスノースクール」は、我が家はリピーターです。
娘も、息子も、スキーデビューは、舞子のママミキー。
だから断言できますが、「ママミキーキッズスノースクール」は、我が子に初めてスノーレジャーに挑戦させるには、ベストの選択肢の一つです。
なぜか。
専門の教育を受けたスタッフたちは、“子ども目線” のスペシャリスト。代表のママミキーこと、中澤美樹さんも、子育て中のママ。
言ってみれば、保育園に預けるような安心感が、「ママミキーキッズスノースクール」にはあります。
褒める。いっぱい褒める。子どもたちはぐんぐん上達!ゲレンデに出られるようになるまでの初級レッスンは、ルームの目の前にある、専用エリアで。
スキーのプロであるママミキーが厳選した、魔法のレッスンツールがたくさん。
身体の成長や、経験、レベルに合わせて、無理なく教えてくれる方針もあり、子どもたちは、あれよと言う間にボーゲンを覚え、止まったり、曲がったり、できるようになっていきます。
特徴的なのは、スタッフから子どもへの “声掛け” です。
子どもが滑った後には、必ず、「できたね!」「上手だったよ!」と、褒めます。
もちろん、未熟な面は多々あるのですが、できなかった部分を指摘するよりも先に、良かったところ、上達したところを見つけてあげる。
それも、担当だけでなく、スタッフ全員がグループになって、口々にポジティブな言葉を掛ける雰囲気が、とても素敵です。
当然、子どもたちは、自分で滑れている喜びや、達成感を味わうことができ、さらなる挑戦意欲に繋がります。
私自身、本当にびっくりしたのが、4歳の息子。
スキー経験が、昨シーズンと合わせ、ぜんぶで3時間ほどしかなかったのですが、やる気が漲り、一気に3rdステージまで合格。
「自分の意思で止まる」までマスターし、次回は専用エリアでの最後の練習、ファイナルステージに挑戦するところまで上達しました。
おやつや雪遊びの時間も午前・午後各2時間のレッスンのあいだには、休憩の時間もあります。
みんなで仲良くおやつを食べ、水分補給。
その後はしばらく、スタッフと一緒に、楽しい雪遊びの時間。
「ママミキーキッズスノースクール」では、 雪で遊び、雪で学ぶ、“雪育” を掲げています。
都会や街中で暮らす子どもたちにとって、一面の白銀の世界は、興味津々、夢のような空間。
ママミキーこと中澤美樹さん自身も、舞子で生まれ、2歳からスキーを始め、雪上ならではの自然の魅力を実感してきました。
スキーやスノーボードの練習の時間はもちろんのこと、遊びの時間も、大切にしています。
専用ルームでの遊びや、ランチの時間も、子どもたちの楽しみ「ママミキーキッズスノースクール」は、子どもの自立心を引き出すため、保護者は練習を見学しないルールです(午前、午後の各終了間際だけ、練習の成果を見られる時間があります)。
また、午前・午後を通したワンデーレッスンの場合、ランチも食べさせてくれます。
つまり、我が子をスクールに参加させたあと、親の私たちは、完全に自由時間。
好きにスキーやスノーボードを滑りに行けてしまいます。
子どもは寂しいんじゃないかと思うかもしれませんが、意外や意外、スタッフのホスピタリティと、専用ルームのおかげで、楽しく過ごしているようです。
ワンデーレッスン経験者の6歳の娘は、今回はハーフレッスンだったので、ルーム内で遊んだり、みんなでランチを食べたりできず、すごく残念がっていたほど。
レッスンが終わると、閉校式とともに、レベルバッチの贈呈式。
合格状況によって、各色のバッチがもらえます。
子どもたちの達成感、満足感は、きっと、満面の笑みが物語ってくれるはずです。
■ママミキーキッズスノースクール
【受講料】
ワンデーレッスン(10:00 - 15:30)¥12,000 ※スノーエスカレーター・ランチ代含む
ハーフレッスン(10:00 - 12:00 / 13:30 - 15:30)¥7,000 ※スノーエスカレーター代含む
※他レッスンもあり。詳細はHP参照
リピーター続出、人気の理由は?
子どもの “やりたい! ” を大切にするから上達が早い!
「舞子ヒキダス ↑ パークスクール」トリノ五輪ハーフパイプ日本代表・伏見知何子さんが校長を務める、スノーボードスクール「STEP7」。
コーチによって教え方が異なり、生徒が混乱してしまう状況に一石を投じるべく、経験豊富なコーチ陣が、「混乱せず、後戻りせず、安全かつ確実に上達」できる、体系的なフリースタイルスノーボーディングのカリキュラムを開発。
「舞子ヒキダス ↑ パークスクール」は、「STEP7」のレッスンコンテンツの一つです。
昨年までは、単発のイベントとしての開催でしたが、利用者から好評で、舞子スノーリゾートからも「ぜひ」と声が掛かり、2015 - 2016シーズンは、常設スクールとなりました。
リピーター続出の理由は、子どもの「やりたい!」最優先だから
なぜ、「舞子ヒキダス ↑ パークスクール」が、リピーター続出するほどに、人気なのか。
受講させてもらって、一発でわかりました。
絶対に、“教える側の都合” を、押しつけないからです。
まず大切にしているのは、子どもたちに、“もっとスノーボードがしたい” という気持ちになってもらうこと。
「早くちゃんと滑れるように、という教える側の焦りは、お子さんにも伝わります。子どもにとっては、期待に応えられない事実が、苦痛になってしまいます。言うだけではなく、一緒にしてあげること、また、その子の目線で、楽しめるかどうかを大切にしています」
と語るのは、「舞子ヒキダス ↑ パークスクール」ディレクター/コーチの、ハダツキ マイさん。
「決して焦らず、痛い思い、寒い思いは極力ないようにしてあげて、雪の上で一緒に過ごす時間がとても楽しいものだと感じてもらえれば、あとはコーチのコツ次第で、上達は早いものですよ」
との言葉のとおり、初体験の子には、スノーボードすらも、ずっと履かせっぱなしにしません。
積極的に雪遊びに誘い、飽きるまで付き合ってくれます。
「2時間のレッスンだったら、そのうち1時間もスノーボードを履いていたら、すごいほうです」
スノーボードを滑るときも、最初から地道な練習をコツコツ……とはなりません。
うまく滑れなくても、まずは意欲を尊重して、やらせてくれます。
ジャンプ台を飛びたいと言えば、サポートして、実現させてくれるほどに、子ども一人ひとりの意欲を大切にします。
スノボは運動の基礎となる「体幹」を鍛えられるメリットも!
ところで、幼児・小学校低学年から、スノーボードを始めるのは、早過ぎないのでしょうか。どのようなノウハウがあるのか、聞いてみました。
「しっかりプロテクターをして、確かな道具選びをすれば、他のスポーツと比べて、スノボだけが小さい子には危ない、ということはありません。また、無理のない順序で、楽しみながら覚えていけば、その子の意欲に従って成長していけるので、上達も早いです」
と断言する、ハダツキ マイさん。
まずは、道具選び。小さな身体の子どもだからこそ、しっかりサイズの合った道具を使う必要があるそうです。
「ノウハウは多岐に渡りますが、まずは道具を正しく選び、正しく使うことですね。ブーツが1cm大きい、ボードが3cm長いといった少しの誤差を修正するだけで、楽しい! できた! という思い出に変わります。実際、なかなかつま先側で立てなかった子が、ボードのサイズを小さいものに変えただけで、立つどころかそのまま滑り始めた、ということも少なくありません」
また、小さいうちにスノーボードを始めると、体幹を鍛えられる利点もあります。
「スノーボードには、前向きに歩く人間が、横向きの動きをするという、通常では得られない動きがあります。すべての運動において重要な “体幹” を鍛えることができます。これをゴールデンエイジと呼ばれる、子どものうちに体感することに意味があります」
「子どもは正直なので、楽しくなければ行きたがりませんから(笑)」
実際に受講してみて、「スノーボードが楽しい」「また来たい」「先生と滑りたい」など、リピーターになる子どもが少なくないというのも、素直に頷けました。
実際、子どもたちは、目を見張る上達ぶり。
正直なところ、初体験ではロクに滑れず、すぐにめげてしまうのでは……と想像していたのですが、心配は無用でした。
「子どもは正直なので、楽しくなければ行きたがりませんから」
と、笑顔を見せる、ハダツキ マイさん。
初体験の子から、競技者を目指す子まで、一人ひとりと向き合って、子どもそれぞれにに合わせたアドバイスをしてくれる、STEP7の「舞子ヒキダス ↑ パークスクール」。
安心してスノボデビューができるのはもちろん、スキルアップしたい子も、長くお世話にもなれるでしょう。
我が家もさっそく、子どもたちの強い希望により、次回の予約を入れました。
■舞子ヒキダス ↑ パークスクール
【グループレッスン】
一般(8歳から・定員6名程度)2時間 ¥5,000、4時間 ¥9,000
キッズ(5歳〜7歳・定員4名程度)1時間 ¥5,000、2時間 ¥6,500
【対象】
5歳以上の初心者~上級者のスノーボーダー
※4歳以下応相談
※プライベートレッスンもあり。詳細はHP参照
我が子がネイティブの英語に触れる機会にもなる!
キッズ英会話レベルでOK! 外国人と楽しくレッスン
「Snow Country Instructors」「子どもを、英会話スクールに通わせているんだけど、スクール以外ではなかなか、英語を聞いたり、話したりする機会がないんだよね……」
という、お父さんお母さん、少なくないはずです。
英語は、コミュニケーションする機会がなければ、なかなか身につかないもの。
日常に外国人がいる生活が理想ですが、そのためだけに生活圏を変えるというのも、なかなか難しい話。
我が子に、ネイティブの英語に触れる機会を作ってあげたい、というケースにおすすめなのが、楽しく英語でスキー&スノーボードのレッスンができる、「Snow Country Instructors」です。
英会話スクールに通う日本人の子ども、大歓迎!
「Snow Country Instructors」は、もともと、日本における、外国人向けのスキースクールです。
今まで、顧客は、アジアからの観光者や、日本在住の欧米人が中心。
ところが、今シーズンからスタートした、舞子スノーリゾートでのスクールは、“英語でのレッスンにより、異文化に触れ合う機会を提供する” ことが、大きな目的。
つまり、日本人大歓迎ということ!
外国人インストラクターと、英語で、楽しくスキー&スノーボードをしたい英会話を学んでいる我が子に、スクールで学んだ英語を、実際に使う機会を用意したいという方などに、おすすめです。
日本語も堪能な、外国人の敏腕インストラクター
インストラクターは、様々な国のスキー場でレッスンを提供してきた、経験豊富な面々。
今回、舞子スノーリゾートでのレッスンを担当する2名は、英語教育資格も取得しているとのこと。
幼児や、小学校低学年のうちは、英会話スクールに通っていても、満足に会話できないケースが多いですよね。
条件学習能力に秀でているため、「ネイティブの英語を聞いて、真似をする」からスタートするケースが多いためです。
満足にしゃべれないのに、大丈夫?と心配になるもの。
実際、私の娘(6歳)も、簡単な英単語は理解しているものの、会話はまるでできません。
インストラクターのパトリックさんに、聞いてみると、
「スキー、スノーボードのレッスン中、正しい文法で会話する必要は全くありませんので、問題ありません。むしろ、英会話スクールで学んだ英語を、実際に使う機会が少ない生徒さんが多いので、英語の接触量を増やせるチャンスと思って、ぜひ気軽に受講して欲しいと思います。」
流暢な日本語で回答してくれました。
まるで親子!? あっという間になついてしまった、子どもたち
親から離れて、子どもだけでレッスンを受けるとなると、子どもにとっては、ちょっとした挑戦。
「初めて会う外国人のインストラクターとレッスンをするのは緊張するかと思いますが、経験豊富なインストラクターが、お子様の緊張感がとれるよう、興味を引き出します。」
お話をうかがったパトリックさんの奥さんは、英会話の講師。
“より多くの子どもに、異文化や英語の楽しさを伝えていきたい” と活動する、奥さんの姿を、間近で見てきたのだそうです。
実際、パトリックさんは、シンプルな英語や、日本語、しばしばジョークさえ交えながら、子どもたちと接します。
私の娘(6歳)と息子(4歳)は、あっという間に、懐いてしまい、後ろ姿は、まるで親子のよう!
スキーのレッスンというより、まるで外国人のお兄さんに遊んでもらっているみたい。
子どもたちの笑顔が、とても印象的でした。
英会話を学んでいる子に、スクールで学んだ英語を、実際に使う機会を
パトリックさんは「もし、ただ上達することだけを考えるなら、一般の日本人向けスクールをお勧めします」とも仰っていました。
教える手腕も確かながら、「Snow Country Instructors」ならではの強味は、なんと言っても、外国人インストラクターと、英語で楽しくレッスンしながら、異文化に触れられる点。
経験豊富なインストラクターが、責任をもって、一人一人とコミュニケーションし、ケアしてくれます。
“英会話スクールで学んだ英語を、実際に使う機会を、我が子に用意してあげたい” というお父さん、お母さんに、おすすめです。
■Snow Country Instructors
【レッスン内容】
Park & Pipe、Telemarking、Adaptive、Race Coaching、Children Specific、Off Piste 、Back/Side Country、Touring and Guiding
【受講料】
参加者1名 - インストラクター1名 ¥8,000 / h ほか
※経験や、目標、ニーズに応じて、レッスン内容をデザイン。詳細はHP参照
■舞子スノーリゾート
《所在地》
新潟県南魚沼市舞子
《アクセス》
電車:上越新幹線「越後湯沢」駅から、無料シャトルバス
(舞子高原ホテルまで約20分、日帰りスキーセンターまで約30分)
車:関越自動車道「塩沢石打」ICから、約1分

ウレぴあ総研

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