【チャン・グンソクインタビュー】入
隊前最後の主演ドラマでさらに進化!
30代を迎えた“これから”

チャン・グンソクが約2年ぶりの主演を務めたドラマ「スイッチ~君と世界を変える~」。入隊前、最後の出演作ともなった今作で、天才詐欺師と真面目な検事の一人二役を演じた彼に、見どころや撮影現場でのエピソード、30代に向けて今感じていることなどを明かしてくれた。

チャン・グンソクが約2年ぶりの主演を務めたトリック・エンターテインメント、ドラマ「スイッチ~君と世界を変える~」。
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入隊前、最後の出演作ともなった今作で、天才詐欺師と真面目な検事の一人二役を演じたチャン・グンソクに、見どころや撮影現場でのエピソードなどを語ってもらった。
さらに、30代に入り、青年から大人の男性へと変化して行く中、仕事のこと、プライベートのことなど、今、感じていることも明かしてくれた。
進化するチャン・グンソクを表現できた――2年ぶりの主演作となったドラマ「スイッチ~君と世界を変える~」ですが、どんな内容になっていますか?
チャン・グンソク:現実的なストーリー設定が巧みで、主人公も魅力的な作品です。その主人公というのが、天才肌で自由奔放な性格の詐欺師サ・ドチャンと、彼とは対照的に面白みに欠ける検事のペク・ジュンスの二人。
僕が一人二役で演じています。ドチャン、ジュンスともに、「ぜひ演じてみたい!」と思わせてくれたキャラクターでしたし、一人二役への挑戦は、演技者としてのやりがいを感じました。
俳優としてさらに進化するチャン・グンソクを、この作品を通して思い切り表現できたと思います。
ひとり二役を演じる上で心がけたこと――ひとり二役を演じる上で心がけたことは?
チャン・グンソク:ひとりの俳優が二役を演じるドラマは韓国でも増えていますが、今回の「スイッチ」は、“韓国ドラマ”というより“海外ドラマ”に近い作品だと思います。
ストーリーの展開が早く、スピード感にあふれているんです。
韓国ドラマよりもハリウッド発の映画やドラマの中に、「スイッチ」に似たテイストの作品を見つけられると思いますよ。
たとえば、天才詐欺師が主人公の『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』や、ウォール街の金融詐欺が描かれた『ウルフ・オブ・ウォールストリート』。
どちらも、僕が昔から大好きなレオナルド・ディカプリオの主演作ですけど、彼がこれらの映画の中で見せてきたような世界観を、今度は僕がアジアを舞台に表現してみたいと思いました。
――撮影中、印象に残るエピソードはありましたか?
チャン・グンソク:撮影が始まって間もない頃、僕が病院で苦痛を味わいながら横たわり、ハン・イェリさん演じるオ・ハラがそばに寄り添って一生懸命心配してくれるシーンがありました。
このとき、ハン・イェリさんはカメラがオフになっても毛布を掛け直してくれたり、楽な位置に脚を動かしてくれたり、僕を気遣ってくれたんです。
「もしかしてハン・イェリさん、僕のこと好きになり始めてる!?」と思ったんですが、別のシーンではほかの俳優さんに対しても同じように親切にしていて(笑)。
「だまされた!」と思いましたね。単に、僕の勘違いだったんですが…。
チャン・グンソクはこれまで誰かにだまされたことがあるか?――ちなみに、サ・ドチャンは詐欺師ですが、グンソクさんはこれまで誰かにだまされたことはありますか?
チャン・グンソク:誰かにだまされたということは特にありませんが…。
実は僕、自分の給料を知らないんです。誰も教えてくれないし(笑)。
給料を知らずに働いているということは、もしかすると、これが「芸能界でだまされている」ということになるのかもしれません。…が、僕はいくら稼いでいるかなんて本当に興味がないんです。
目の前の仕事を精一杯がんばるだけです!
――監督とのエピソードも聞かせてもらえますか?
チャン・グンソク:監督さんが新人ということもあり、コミュニケーションを大切にしながら、スタッフ一丸となって一つの作品に向き合うことができたのはとてもラッキーなことだったと思います。
特に、僕と監督さんとハン・イェリさんの3人は、台本の読み合わせに加え、現場でのリハーサルも何度となく繰り返しました。
その中で、お互いに意見を出し合いながら、セリフ、動線、演出を細かく確認して。時間はかかりましたが、おかげでそれぞれが表現したかったものを、しっかりと作品に込めることができたと思っています。
コミュニケーションが円滑だったおかげで、スタッフ全員で楽しみながら作り上げることができた、そんな作品が「スイッチ」です。
現場で“最悪のパーティー”!?――現場で“最悪のパーティー”と言われるものがあったとお聞きしたのですが…。
チャン・グンソク:はい、最悪のパーティーでした(笑)。
“最悪”にはさまざまな意味が含まれていますが。韓国のドラマ制作の現場には、チームのみんなで定期的に会食に行くという文化があります。
「この日は早めに終わるから、みんなでご飯を食べに行こう!」という具合に。焼酎を飲みながら、その日の撮影を振り返ったり次の日の撮影について意見を交わしたり。
ところが、「スイッチ」の現場では、一度も会食の機会がなかったんです。
それぞれ忙しいし、僕も一人二役であちこち飛び回っていたので時間的な余裕がなかったんです。
それで、ドラマの撮影がすべて終わったあと、最初で最後の会食、結果的に“最悪のパーティー”になる会食が開かれました。
すると、みんなこれまでずっと我慢してきたものがあったのか、それが焼酎とサムギョプサルの効果(?)でドカン!と爆発しまして(笑)。
それはそれは長丁場のパーティーとなり、僕はこれ以上この場にいたら、もっと大きな爆発に巻き込まれそうだ!と思って、深夜3時半くらいに逃げ出しました(笑)。
パーティーの中で起きた“最悪”の出来事については内緒とさせてください!
――サ・ドチャンが詐欺師ということで、今回はいろんな職業の扮装をされていましたが、グンソクさんは生まれ変わったらやってみたい職業はありますか?
チャン・グンソク:カーレーサー、医者、芸能人と、大きく3つの夢を幼い頃から抱いてきましたが、生まれ変わってもやはり芸能人を目指すと思います。
ドラマや映画、ライブを通して、何者にでもなれるのが俳優や歌手といった仕事の醍醐味。この仕事を選んで後悔したことはこれまで一度もありません!
――最後に改めて、このドラマの見どころを教えてください。
チャン・グンソク:これまでの韓国ドラマに比べて、ストーリー展開が早くてスピード感にあふれていると思います。
「次回はきっとこんな展開だよね」と予想できるはずが、まったく予想がつかないというのがこの作品の面白さです。
もっと早く先が知りたい!とワクワクしてもらえるはずですし、チャン・グンソクの俳優としての世界観も存分に味わっていただけると思います。ぜひ「スイッチ」の放送を楽しみにしていてください!
チャン・グンソク、30歳の豊富とは
20代の自分に後悔はない。今後もアジアを舞台に活躍できる人間でありたいこのドラマ「スイッチ~君と世界を変える~」の撮影を終え、ことし7月、チャン・グンソクは入隊をした。これから約2年間、芸能活動を休止することになる。
年齢も30代に突入し、俳優・歌手という表現者としても、一人の男性としても、脂が乗ってきたところでの活動休止はとても残念ではあるが、本人の言葉を聞くと、これまでを振り返りつつ、また新たな目標を持ついい機会となっているようだ。
――ドラマ撮影終了後はどのように過ごしていましたか?
チャン・グンソク:撮影期間中、ずっと旅行に行きたいと思っていました。
友だちとも行きたかったのですが、まずは両親と行ってきました。僕にインスピレーションを与え続け、今の僕を作ってくれたのが両親ですから。
3人でゴルフをして、ゆっくりくつろぎながらいろいろな話をして。自分をリセットするのにとても有意義な時間でした。今後も、もっといろいろなところへ行ってみたいですね。
自分が住んでいる場所から離れ、行ったことがないところへ。30代の今だからこその感性で、あらゆるものを感じ取ってみたいです。自分で車を運転して、ドライブもいいですね。
好きなタイプの女性に変化?――30代になったということで、好きなタイプの女性に変化はありましたか? これまでのインタビューでは、「女性らしい人」と答えていらっしゃいましたが。
チャン・グンソク:もちろん今も女性らしい人は大好きなんですが、最近は年上の女性ともっと話をしてみたいと思うようになりました。
年齢というより、自分の確固たるキャリアを築いてきた女性に興味があるという感じかな。30代は20代以上に仕事が充実してくる時期ですよね。
相手も仕事で忙しいくらいの方が、恋愛をするにもバランスがいいんじゃないかなと思って。キャリアに自信を持った現代的な女性にあこがれますね。
30歳となったこれから――これまでの活動について振り返ったりはしましたか?
チャン・グンソク:10歳までは両親から与えてもらったものが人生のすべてでした。
当時からすでに子役の仕事を始めていましたが、僕自身、まだまだ幼かったので、両親に助けてもらいながら、たくさんのものを与えてもらった幸せな子ども時代でした。
10歳から20歳になるまでは、両親から与えてもらうだけではなく、自分も両親と一緒になって人生を築き上げていく日々でした。
家族3人で一緒に仕事をしながら、新たな家族の形を作っていったという感覚です。一方で留学も経験しました。日本の芸能界に興味があったので、日本の友だちを作ったり、日本語の勉強を始めたりも。
この頃の僕は、スタート前の車がエンジンをブルブルさせているような感じかな。
20歳から30歳になるまでは、がむしゃらに突っ走りました。だからこそ、今思い返してみてもまったく後悔がありません。やりたいこと、挑戦してみたいことをすべてやり切りました。
足りない部分があったかもしれないけれど、毎日、悔いのないよう頑張りましたし、全力で駆け抜けた実感があります。
30歳となったこれからは、自分の視点だけで物事を見ずに、時には隣の人と歩調を合わせたり、自分とは対極の世界にいる人の気持ちにも共感したりできる人間になれるよう努力を重ねていきたいと思っています。
ターニングポイントとなった作品とは?――そんな中で、ターニングポイントとなった作品をあげるとするとなんでしょうか?
チャン・グンソク:やはり、「美男ですね」という作品が、僕の人生のターニングポイントになったと思います。
日本でデビューすることが夢だったし、国内外で俳優としてだけではなくエンターテイナーとして一人前になりたいという気持ちが以前からありました。
「美男ですね」への出演以降は、それがすべて現実となったんです。さまざまな国・地域を回りながら、“アジアのプリンス”になりたいと願っていたチャン・グンソクが、その名の通り本物の“アジアのプリンス”になった、それが20代の僕の最も大きなニュースだと言えます。
だからこそ、20代の自分に後悔はありませんし、今後もアジアを舞台にさらに活躍できる人間でありたいです。
――俳優として、歌手として活動していらっしゃいますが、ご自身の中で違いはありますか?
チャン・グンソク:俳優と歌手という仕事には、それぞれ異なる魅力があると思います。
俳優としてのチャン・グンソクに大事なのは、カメラの前でチャン・グンソクらしく振る舞うことではなく、演じるキャラクターの世界観を表現すること。
歌手としてのチャン・グンソクに大事なのは、ファンのみなさんの目の前で、まさにその瞬間を楽しむ姿を披露すること。
ドラマはドラマ、ライブはライブで、異なる僕の表情をそれぞれ別の感覚で楽しんでいただけたらうれしいです。
――しばらくファンの方とお会いする時間がなくなるのは寂しいですよね。
チャン・グンソク:ファンの方と会えないときには、確かに寂しくなります。
ですが、その時間を楽しもうと努めてきました。20代の頃は、いつでも走り始める前の馬が雄たけびをあげるようなテンションでしたが、30歳になってからは寂しさといった感情もしっかりと受け止めなければと思うようになりました。
爆発的に自分を表現することも大切だけれど、充電する時間も大切だと理解できるようになったんです。いろいろな音楽を聴いたり、ほかのアーティストのライブを見たりしながら、新しい自分を探す時間も必要ですよね。
ファンの方に会いたくなったときは、自分のライブのDVDを見ながら、僕のリアクションにみなさんがどのような反応をしてくれたのか、僕のどんなパフォーマンスでみなさんが笑顔になってくれたのかをチェックしつつ、次にみなさんと会える瞬間への期待に胸を膨らませています!
これからの約2年間は新たなチャン・グンソクの姿を見ることは難しくなる。しかし、彼はこれまでの活動の中で、最後にファンのために用意してくれたドラマ「スイッチ~君と世界を変える~」を始め、私たちに多くの姿を残してくれた。ファンも改めて彼のこれまでの軌跡を振り返りながら“次に会える瞬間への期待に胸を膨らませて”待っていてくれるだろう。
チャン・グンソク主演「スイッチ~君と世界を変える~」10月12日(金)WOWOWプライムにて放送スタート
毎週金曜日午後7:00(2話ずつ放送)※第1話無料放送 (c)SBS
STORY
違法な賭場が開かれていた無人島で、客同士による銃撃事件が発生する。そこに検事と捜査員が踏み込み、容疑者たちを次々と逮捕していく。しかし実は、その検事は成り済ましただけの詐欺師サ・ドチャン(チャン・グンソク)だった。商社の社長から大金を騙し取ることに成功し、仲間と喜び合うドチャン。時を同じくして車を運転していた検事のペク・ジュンス(チャン・グンソク・2役)は、トラックにぶつけられ車ごと海に落とされる。命からがら車から脱出したジュンスだが、意識不明となり病院へと運び込まれてしまう。
病院に駆け付けたジュンスの後輩検事オ・ハラ(ハン・イェリ)は、ジュンスが命を狙われたと確信し、秘密の場所にかくまう。そしてジュンスとうり二つの男ドチャンを探し当てたオ・ハラは、ドチャンの詐欺行為を見逃すことを交換条件に、ある取引を持ち掛ける。

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