オリジナルメンバーに復活し順調な活動を重ねていたLOUDNESS(樋口宗孝は右端)

オリジナルメンバーに復活し順調な活動を重ねていたLOUDNESS(樋口宗孝は右端)
今年4月に肝細胞癌と診断され闘病生活を送っていたハードロック・バンド、LOUDNESSのドラマー、樋口宗孝が11月30日(日)に亡くなっていた事を、ギタリスト、高崎晃がオフィシャルサイトで公表した。
今年4月に肝臓に異常が発見され検査入院し細胞がんと診断され、病を公表した後もバンドのオフィシャルページで2度の抗がん剤治療や肝臓の一部切除など闘病の近況を掲載。

「生死をかけての大手術により、肝臓も半分以上摘出し、現在もなお、治療を行っております。まだ危険な状態を脱したわけではなく、今後の見通しも余談を許さない、というのは現実問題として直視しながらも、精神力と体力で、引き続き、この大病と闘っていくしだいです。」と語っていた。

LOUDNESSは元レイジーの高崎晃、樋口宗孝を中心に1981年に結成、海外進出した日本のバンドの草分け的存在として、80年代の日本のハードロック、ヘヴィー・メタルシーンを牽引。80年代後半から90年代度重なるメンバーチェンジを繰り返したが、2000年にオリジナル・ラインナップで復活し海外でのライヴを行うなど精力的に活動を続け、今年2月には最新作『METAL MAD』をリリースしていた。バンドは樋口の休養宣言以降は無期活動停止中だった。

アーティスト

OKMusic編集部

全ての音楽情報がここに、ファンから評論家まで、誰もが「アーティスト」、「音楽」がもつ可能性を最大限に発信できる音楽情報メディアです。

新着