コブクロ、結成20周年記念日に
17年ぶりのストリートライヴを決行

9月8日に結成20周年を迎えたコブクロが、その記念すべき日に天王寺MIO前で約シークレットライヴを行なった。

天王寺MIO前は2人がインディーズ時代に毎週ストリートライヴを実施していたゆかりの地。この日は結成20周年記念日ということで、インディーズ時代の秘蔵映像を中心に構成された特別番組『コブクロ 祝！結成20周年 プレミア映像放出スペシャル』が配信された。 インディーズ時代のストリートライブの映像を懐かしみながら見る2人の姿は実は事前に収録されていた映像で、メンバー本人は大阪の天王寺に向かっていた。

インディーズ時代に“毎週土曜日20時”と時間を決めてライブを敢行していたことを踏まえて、約17年ぶりに同じ時間、同じ場所でパフォーマンス。 コブクロが扉から登場すると300人以上の観客が集まり、歓声が沸いた。

小渕は「コブクロでーす！　今日9月8日コブクロ結成日、20周年です、ありがとう!!」と話し、インディーズ時代に手作りしていた看板のリメイクを手に、ギターケースを広げ、「ここ天王寺は僕らの想い出の場所です。聴いて下さい。『轍-わだち-』！」と、インディーズ時代から披露していた「轍-わだち-」を1曲目に披露。ライヴ会場のように盛り上がりをみせ、続いて結成のきっかけとなった曲「桜」を披露した。 ギターのイントロから歓声が上がり、大混雑の中、ファンはしっとりとした歌声に耳を傾けた。 後半はどんどんギター音を下げ、途中からアカペラにしてパフォーマンス。「これぞコブクロ」を見せつけた瞬間となった。

黒田は「僕ら今日が結成20周年。僕ら（昔）ずっとここでやらせて頂いていて、今回特別にご許可頂きましてご無理言ってやらせて頂いています」と感謝の言葉を述べ、約10分の間に集まった300人以上のファンを魅了し、その場を去った。

なおコブクロは、12月5日に初のコンプリートベストアルバム『ALL TIME BEST 1998-2018』をリリース。これまでの全シングルや、ファンから支持の高いアルバム曲、コラボソングなど58曲を収録した4枚組CDとなる。

■アルバム『ALL TIME BEST 1998-2018』 特設サイト
http://img.emtg.jp/feature/kobukuro20th_alltimebest/