FACT、2年ぶりのアルバムが3月に発売
決定＆YouTubeで謎の映像を発表

FACTの約2年ぶりとなる通算5枚目のオリジナル・アルバム『witness』が、3月5日に発売される事がオフィシャル・ホームページで発表された。

ラウド・シーンの先駆者でありながら、アルバムを発表するたびに変化を続け、ロック・シーンを開拓してきたFACT。既成概念を打ち破るイったらイキっ放しの難解極める楽曲構成を、ツイン・ヴォーカルに加え、トリプル・ギター、ベース、ドラムス全員がマイクに向かうという、何もかもが変則のロック・バンドである。

そんな彼らの約2年ぶりとなる、通算5枚目のオリジナル・アルバム『witness』が、3月5日に発売される事がオフィシャル・ホームページで発表された。常に時代の先行く音で、ファンの期待を良くも悪くも裏切ってきた彼らだが、イギリス人の新メンバー・Adam加入後初となる今作は、原点回帰とも集大成とも言える、彼らなりの新たなハード・コア、パンク・ロックを体現した作品とのこと。

1月29日には、先行シングルとして「disclosure」を配信限定でリリース。それに先駆けて、同タイトルを冠した映像が彼らのYouTubeチャンネルにアップされたが、音も姿もドラマーのみという謎のビデオとなっている。これまでもクリックスルー（ClikThrough）など前衛的な技法を駆使した映像プロモーションを仕掛けてきた彼らの新たな試みに、ファンの間では様々な憶測が飛び交っている。

「disclosure」は2月2日から16日まで全国5都市で開催される、FACTも所属する＜maximum10＞主催のレーベル・ツアーにて初披露される。今後、どのようにして楽曲の全貌が明らかになっていくのか、どのようなアルバムに仕上がっているのか、国内では久々となる活発な動きに目が離せない。