2012年@国立競技場

2012年@国立競技場

L'Arc~en~Ciel、3月に国立競技場で
のライヴが決定!

昨日、サンケイスポーツにて情報が掲載され、各所で話題沸騰中のL'Arc~en~Cielのライヴ決定ニュース。オフィシャルサイトでもインフォメーションされておらず、メンテナンス中となっていた。ライヴ開催決定が本当なのか、否か半信半疑だったファンもいるかもしれないが、本日15:00にオフィシャルサイトでも正式にアナウンスされた。
“果報は寝て待て"ということわざがあるが、まさしくその通り。新春早々、寝正月で緩んだ頭を一気に覚醒させるようなビッグニュース。L'Arc~en~Cielが今年3月21~22日の2日間、ライヴを開催することが決定したのだ。しかも会場は“ロックバンドとして初"という歴史的な舞台となった“L'Arc~en~Ciel WORLD TOUR 2012 THE FINAL"の2Days公演が行われた国立競技場。そのファイナルのステージ終演直後に巨大なLED画面に映し出された文字は「L'Arc~en~Ciel will return」だった。その言葉が今春、早くも現実となる。10ヵ国14都市、動員数45万人という大規模なワールドツアーが終了してからまだ2年たっていない。hydeのVAMPS、yukihiroのacid androidgeek sleep sheepなど、違うフィールドでの音楽活動が活発化しているメンバーもいるので、ライヴはもっと先だろうと予測していた。国立競技場は2020年の東京オリンピック開会式の会場に決定していて、夏から改築工事が始まる予定なので、この会場で再びL'Arc~en~Cielのステージを観ることはないだろうと思っていただけに、これは実にうれしいサプライズだ。

ただ、まったく予兆がなかったわけではない。ライヴ直前となる3月19日に、『heavenly~films~』から『WORLD TOUR 2012 LIVE at MADISON SQUARE GARDEN』まで、ライヴ映像18作品がBlu-ray化されて、同時リリースされる。過去のライヴ映像をより鮮明なBlu-rayの映像で観ることで、新たな発見もたくさんあるだろうし、未来のライヴへの期待も高まっていく。そのタイミングでのステージ。今回の国立競技場がどんな内容になるのか、現時点では不明だが、L'Arc~en~Cielがやる以上、そうした期待を超えるステージになるのは間違いないだろう。2012年の国立競技場での数々の名場面は今も鮮明に脳裏に焼き付いている。マーチングバンドが先導した、オリンピック開会式を思わせる華やかな登場シーン。聖火台に炎が灯る青空のもとでの白熱のプレイ。何万ものサイリュームの光が揺れる中、サブステージで演奏された「あなた」。七色の風船と花火が夜空を彩った「虹」。あの瞬間、まさに夜空に虹が出現したかのようだった。L'Arc~en~Cielには野外の大きな空間がよく似合う。それは“虹"という意味を持つバンド名がついた時点から決まっていたことなのかもしれない。突然出現する虹が人々に驚きや喜びや希望を与えてくれるように、彼らも多くのものをもたらしてくれることになるだろう。今年の春はL'Arc~en~Cielとともにやってくる。

TEXT BY 長谷川 誠
PHOTO BY 今元英明、田中和子、緒車寿一

「L'Arc~en~Ciel LIVE 2014 at 国立
競技場」

3月21日(金) 東京 国立競技場
3月22日(土) 東京 国立競技場

OKMusic編集部

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