12月31日@台湾・台南市

12月31日@台湾・台南市

Rake・中孝介×台湾アーティスト3組
が映画主題歌でコラボ!現地での年越
しライヴにて楽曲初披露!

Rake、中孝介の二人と、台湾のアーティスト范逸臣(ファン・イーチェン)、Suming舒米恩(スミン)、羅美玲(ルオ・メイリン)がコラボを組んだ楽曲「勇者的浪漫~風になって~」が、映画『KANO』の主題歌となる事が明らかになり、12月31日に台湾で行なわれたカウントダウンイベントでその楽曲が初披露された。
主題歌となった「勇者的浪漫~風になって~」は、同映画のプロデューサーを務めるウェイ監督の「嘉義農林学校野球部のように日本と台湾の混成チームでやりたい」との想いから始まり、2011年に日本で大ヒットした「100万回の「I love you」」を聴いた同監督がRakeに楽曲制作を依頼、そして『海角七号〜君想う国境の南』に出演した中孝介をはじめ予てからの仲間である范逸臣(ファン・イーチェン)、原住民シンガーソングライターとして活躍するSuming舒米恩(スミン)、『セデック・バレ』に出演した羅美玲(ルオ・メイリン)ら台湾で活躍中のアーティストにも参加依頼をし、海を越えた日本と台湾のスペシャル・コラボが実現した楽曲となった。

レコーディングは日本と台湾で行なわれ、楽曲の中にはウェイ監督の提案で中国語パートや原住民のコーラスが盛り込まれたり、映画制作スタッフとともに監督自らコーラスの歌入れに参加するなど想いが込められた作品に仕上がった。

12月31日行なわれたイベントは台湾・台南市で開催された年越しライヴで、全11組のアーティストがパフォーマンスを行ない、この日のスペシャルなライヴを観ようと約10万人が集まった。

初めて台湾を訪れたRakeは、「僕は日本の仙台市に住んでいます。2011年3月11日に起きた東日本大震災で大変な被害を受けた時に、真っ先に沢山の援助をしてくれたのは台湾でした。ありがとう!」と話し、ワールドプレミアとして初披露された「勇者的浪漫~風になって~」はこのイベントの一番最後の大トリでパフォーマンスされ、集まった10万人の大観衆はこの日一番の熱狂的な盛り上がりをみせ、会場は興奮の渦に包まれ幕を閉じた。

映画『KANO』は2014年2月27日に台湾で公開され、3月7日に大阪アジアン映画祭のオープニング作として上映される。日本での劇場公開はまだ未定となっているが、主題歌含め今後の情報に期待が高まる。

映画『KANO』

2014年2月27日 台湾公開
(3月07日:大阪アジアン映画祭のオープニング作として上映)

【ストーリー】
1929年に誕生した日本人、台湾人、原住民による嘉義農林野球部が新任監督の近藤兵太郎を迎え、スパルタ式訓練で「甲子園進出」を目指すことになった。のんびりしたチームだった嘉農野球部は、近藤の鬼のような特訓を1年間受けると、連敗続きの野球部員も勝利への強い意志が沸き、甲子園出場の夢を抱く。

そしてついに1931年、台湾予選大会で連勝を続け、日本人のみの常勝チームであった台北商業を打ち負かして、濁水渓から南部の学校で初めて台湾代表大会での優勝。嘉農野球部は台湾の代表チームとして、日本への遠征へと赴く。

夏の甲子園で戦った嘉義農林チームの、1球たりとも諦めない感動的なプレイが5万5千人の大観衆の心を掴む。嘉義農林は台湾野球の歴史に大きな功績を残した。球児たちの恐れを知らず勇敢に自分に挑戦する姿は、ある意味真の勝利なのかもしれない。決勝戦で敗れた嘉義農林チームに、観客席から熱い声援「戦場の英雄…天下の嘉農…」が送られる。

制作:果子電影(台湾)
(C)果子電影

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OKMusic編集部

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