6月16日@パシフィコ横浜国立大ホール

6月16日@パシフィコ横浜国立大ホール

内田彩、ライブツアー初日公演で
新曲「Bright way」を初披露

6月16日、内田彩がパシフィコ横浜にてライブツアー『AYA UCHIDA LIVE TOUR 2018 ~So Happy!!!!!~』をスタートさせた。バンドメンバーの演奏が観客の高揚感を徐々に高めていくと、ステージ後方の扉が開いて、内田が登場。大きな歓声を受けての1曲目は、最新曲の「So Happy」。一瞬でハッピーになれるEDMナンバーに心も体も踊らせていると、間奏で“私とじゃんけんしません?”と、突然ファンとのやり取りが始まり、彼女らしい予測できないスタートだった。「Holiday」でコール&レスポンスも楽しむと、続く「アップルミント」ではファンの熱気も最高潮になり、大きな声が会場に響き渡る。

“「So Happy」は地元の群馬を題材にしたTVアニメ『お前はまだグンマを知らない』のテーマ曲なんだけど、今日、ぐんまちゃんも見に来てくれると言ってたのにいないのよ”と、ぐんまちゃんを探し始める。するとおもむろにイントロが流れ始め、まるでミュージカルのような流れで「泣きべそパンダはどこへ行った」へ繋がっていく。《パンダ》と歌うところを“ぐんまちゃん”に替え、途中、パンダではなくぐんまちゃんのパペットを登場させて歌う。でも本物のぐんまちゃんはまだいないから自転車で探しに行かなくちゃと「いざゆけ!ペガサス号」を披露。ライブの定番曲を、今回のライブのストーリーにうまく組み込み新鮮に届けてしまうのも、エンターテイナーらしい彼女の仕掛けだ。

その後はステージ狭しと左右に駆け回り、会場をいろんな色に染め上げながら「Go! My Cruising!」「Merry Go」「ピンク・マゼンダ」と立て続けに歌い盛り上げていく。一気に5曲歌い切ったあと、“ここまで、旅をしているような楽曲をお届けしてきました。今回は幸せなツアーにしようと思ったんだけど、これだけ曲が多いとセットリストを考えるのが大変! いい曲がいっぱいあるんだけど、みんながSo Happyになれる曲があればいいなって思います。いつもライブではしゃいでも、急に替え歌しても、ついてきてくれるみんながすごく大好きです。そんなみんなに向けた曲です”と語り、心を込めて歌った「Close to you」。会場もムーディでおしゃれなサウンドに揺れながら聴き入っていた。

赤いチェックの衣装をまとっての後半。「What you want!」「with you」「Yellow Sweet」で、みんなと声を出しクラップをしながら楽しむと、EDMサウンドからロックサウンドへと移行していく。いい曲がいっぱいあると語っていたが、それをあらためて実感する。「カレイドスコープロンド」「Like a Bird」「キリステロ」は、激しいロックサウンドだけあって、観客も全力の声で応える。そんなみんなの大合唱に圧倒されたのか、MCでは“会場が一体となって、すごく私が負けた感じがして悔しいんですけど(笑)。ここからみんなに、いっぱい歌で返していきたいと思います! ラストスパートも盛り上がっていきましょう!”と言うと、「Blooming!」「SUMILE SMILE」ではさらに会場を煽り、笑顔でステージを駆け回る。みんなと思う存分幸せを共有したあと“みんなと歌うことが楽しくて、ぐんまちゃんをすっかり探すのを忘れてたの! だから一緒に旅に出ようね”と「Sweet Little Journey」を歌って、旅の始まりであるツアー初日の本編を締め括る。

アンコールでは、7月からスタートするTVアニメで、内田彩自身も志百家美月役で出演する『百錬の覇王と聖約の戦乙女』のオープニングテーマとなる新曲「Bright way」を初披露。作品の世界観に寄り沿った激しくカッコいいロックナンバーで再び会場を熱くすると、持てる力をすべて出し切れる曲「Breezin'」、そしてラストは「Say Goodbye,Say Hello」で笑顔でお別れをする。ただ、まだツアーは初日を終えたばかり。“これから全国を廻って、その地その地の新しいハッピーを探しに行きたいと思います!”と笑顔で語っていたが、この日見つからなかったぐんまちゃんを探す旅ももちろん続く。たくさん声を出し、無条件で笑顔になれる彼女のライブツアーで、ぜひ幸せの花を咲かせに行ってほしい。

『AYA UCHIDA LIVE TOUR 2018 ~So Happy!!!!!~』

7月08日(日) 愛知・Zepp Nagoya
7月15日(日) 大阪・Zepp Osaka Bayside
7月29日(日) 福岡・DRUM LOGOS
8月12日(日) 群馬・群馬県民会館 ベイシアホール
※終了分は割愛

6月16日@パシフィコ横浜国立大ホール
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OKMusic編集部

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