【BiSH ライヴレポート】
『BiSH“TO THE END”』
2018年5月22日 at 横浜アリーナ
BiSHが過去最大キャパとなる横浜アリーナにて初ワンマン公演『BiSH"TO THE END"』を開催。意味深のタイトル名にドキドキしていたが、まさに“終わりの始まり!”を宣言するような威風堂々たる最上級のパフォーマンスを見せつけた。1万2,000人の清掃員(ファンの愛称)を狂喜乱舞させた感動のワンマンをここにレポートする。
BiSHと同じ時代に生まれて良かった。大袈裟に聞こえるかもしれないけれど、ライヴ中にふとそんな言葉が浮かぶほど素晴しい内容だった。火柱、スモークなどの演出はあったものの、横浜アリーナを豪華に彩ったのは彼女たちの歌とダンスと楽曲だった。MCも控えめに、プロフェッショナルに徹したステージングにBiSHの逞しい成長ぶりを感じた。オープニング映像でCGによる凝ったメンバー紹介で清掃員を沸かせると、“BiSHが横アリに来たぞー!”とアイナ・ジ・エンドが叫び、6月にリリースされる新曲「HiDE the BLUE」、台詞パートが効果的な「SCHOOLYARD」と序盤からエモーショナルなライヴを展開。さらに新曲「Life is beautiful」も初披露され、透明度の高い哀切メロディーにもグッときた。
そして、「GiANT KiLLERS」を皮切りに1万2,000人の清掃員を丸ごと飲み込む爆発力漲るパフォーマンスを見せたりと、緩急あふれるセットリストの流れも文句なし。後半は「生きててよかったというのなら」「JAM」とミドルテンポの良質曲を挟み、本編ラストを飾る「beautifulさ」で大勢の清掃員をジャンプさせる光景はこの日のハイライトであった。メンバー自身もキラッキラの極上の笑顔を浮かべ、この瞬間を心底楽しんでいる表情にも胸を打たれた。
アンコール曲「ALL YOU NEED IS LOVE」ではメンバー同様、見知らぬ清掃員同士が肩を組んで体を横に揺らす至福の景色を作り上げて終了。BiSHは最初からこの横浜アリーナに立つ運命を背負っていたのではないだろうか。そう思いたくなる会場との相性の良さも今日の感動に拍車をかけていた。
BiSHと同じ時代に生まれて良かった。大袈裟に聞こえるかもしれないけれど、ライヴ中にふとそんな言葉が浮かぶほど素晴しい内容だった。火柱、スモークなどの演出はあったものの、横浜アリーナを豪華に彩ったのは彼女たちの歌とダンスと楽曲だった。MCも控えめに、プロフェッショナルに徹したステージングにBiSHの逞しい成長ぶりを感じた。オープニング映像でCGによる凝ったメンバー紹介で清掃員を沸かせると、“BiSHが横アリに来たぞー!”とアイナ・ジ・エンドが叫び、6月にリリースされる新曲「HiDE the BLUE」、台詞パートが効果的な「SCHOOLYARD」と序盤からエモーショナルなライヴを展開。さらに新曲「Life is beautiful」も初披露され、透明度の高い哀切メロディーにもグッときた。
そして、「GiANT KiLLERS」を皮切りに1万2,000人の清掃員を丸ごと飲み込む爆発力漲るパフォーマンスを見せたりと、緩急あふれるセットリストの流れも文句なし。後半は「生きててよかったというのなら」「JAM」とミドルテンポの良質曲を挟み、本編ラストを飾る「beautifulさ」で大勢の清掃員をジャンプさせる光景はこの日のハイライトであった。メンバー自身もキラッキラの極上の笑顔を浮かべ、この瞬間を心底楽しんでいる表情にも胸を打たれた。
アンコール曲「ALL YOU NEED IS LOVE」ではメンバー同様、見知らぬ清掃員同士が肩を組んで体を横に揺らす至福の景色を作り上げて終了。BiSHは最初からこの横浜アリーナに立つ運命を背負っていたのではないだろうか。そう思いたくなる会場との相性の良さも今日の感動に拍車をかけていた。
撮影:外林健太/取材:荒金良介