12月9日@東京国際フォーラムA

12月9日@東京国際フォーラムA

コブクロ、クリスマスプレミアムライ
ヴを東京国際フォーラムで開催!

12月18日に4年4カ月ぶりのオリジナルアルバム『One Song From Two Hearts』のリリースを控えたコブクロが、東京国際フォーラムAでクリスマスライブを行なった。
東京のホールで単独公演をやるのは意外にも8年ぶりという彼ら。当日の会場内ロビーには、サンタとトナカイの恰好をしたコブクロの着ぐるみが登場し、観客の注目を浴びていた。

ライヴがスタートし、「ちょっと早いけどメリークリスマス!」と小渕がMCで叫ぶと、サンタ衣装やトナカイの恰好をしたミュージシャンの姿が舞台上に! 会場内は一気に大歓声であふれかえった。今回のライヴのチケット倍率は15倍という超難関。それもそのはず。プレミアムという事だけあって、内容はすべて小渕、黒田の2人で考え、今回は歴代のコブクロのアルバムからそれぞれ1曲ずつ、最近では特に演奏していない曲をセレクト。いつもとは大きく違ったセットリストが期待されていたのだ。しかしMCは相変わらず絶好調。当日、小渕がはいていたスカートに黒田が注目し、いじりながらも、おすぎとピーコの物真似を披露。191cmのお客さんとは、“俺はその気持ち、わかるよ!"と、盛り上がりを見せていた。シャツの長さが足りない話、ネクタイが短く見える話。“わかるよ!俺はわかるよ!"を連呼!そして、小渕もうれしそうに、“コブクロの平均身長は181cmです!"と訴えた。

その後、小渕は今回のライヴについて「どういうプレミアムにしようかと考え、全アルバムから1曲ずつ、久々にやる曲を集めた。来週リリースの『One Song From Two Hearts』に先駆けて、アットホームで楽しいライヴをしたかった」と語った。

アルバムのリードトラック「今、咲き誇る花たちよ」については「世界という大きなテーマを歌った。でも、みんなの中にも咲かせて欲しい小さい花もある」と小渕。そんな、メッセージ性のあるMCの後、黒田が最近飼い始めたラブラドールレッドリバーに噛まれたという話を持ち込み、まさかのオチにお客さんも、小渕も大爆笑! シリアスな一面から、ユーモラスな一面まで。コブクロのギャップの魅力が垣間見えた瞬間だった。また、出来立てホヤホヤのアルバムの話が持ち上がると、なんと黒田はその話を客席で拝聴。小渕がお客さん、そして黒田に向けて、今作のこだわりの一つである歌詞カードの話など熱弁を振るう。さらに、小渕も客席に降りていき、観客と一体になって一緒に盛り上がっていた。

「今年はいろいろとありました。ツアーができたり、アルバムができたり、みんなと一緒に走ってきたので、本当に楽しかったです!」と充実した今年を振り返る小渕にお客さんからあたたかい拍手が。そして、なんといってもクライマックスは、PAなど音響設備を一切使用せず、2人で歌ったアンコールの「One Song From Two Hearts」。5000人以上が集まった会場の最後尾まで、しっかり生声を届けた2人のパフォーマンスに、会場からは割れんばかりの拍手が鳴りやまなかった。

バンド演奏あり、2人だけでの「One Song From Two Hearts」あり。また、アコースティックコーナーなど、緩急をつけた心地よいプレミアムライヴは、興奮冷めやらぬうちに幕を閉じた。

この余韻も冷めやらぬまま、来週12月18日、いよいよオリジナルアルバム『One Song From Two Hearts』をリリース。しかも、ここからはさらに今年のコブクロの勢いをそのままに、豪快なイベントも目白押し!? まだまだ彼らから目を離す事は出来ないようだ。

アルバム『One Song From Two Hearts』

2013年12月18日発売
【初回限定盤】(CD+DVD)
WPZL-30775~6 /¥3,600(税込)
【通常盤】(CD only)
WPCL-11686/¥3,150(税込)
<収録曲>
01.(Are you all set?)
02.One Song From Two Hearts
03.紙飛行機
04.リンゴの花
05.ダイヤモンド
06.SPLASH
07.未来切手
08.モノクローム
09.あの太陽が、この世界を照らし続けるように。
10.GAME
11.流星
12.Blue Bird
13.LIFE GOES ON
14.蜜蜂
15.今、咲き誇る花たちよ
※封入特典:コブクロ結成15周年記念"One Song From Two Hearts"キャンペーンシリアルコード
※CD購入者全員対象のスペシャル特典あり
12月9日@東京国際フォーラムA

アーティスト

OKMusic編集部

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