「未来光子 播磨サクラ」より、播磨サクラ&エイトドクターズ

「未来光子 播磨サクラ」より、播磨サクラ&エイトドクターズ

能登麻美子とfripSideが世界最先端施
設「SACLA」公式アニメ「未来光子 播
磨サクラ」に参加

2013年度グッドデザイン賞を受賞した世界最先端施設であるX線自由電子レーザー施設「SACLA(サクラ)」。その公式キャラクター“播磨サクラ”を主人公とするPRムービー「未来光子 播磨サクラ」に、能登麻美子とfripSideが参加していることが明らかになった。
TVアニメのオープニング仕立てのPRムービー「未来光子 播磨サクラ」では、アニメーション制作を神風動画、監督を水野貴信、メインキャラクターデザインは桟敷大祐、CG監督を永田奏がそれぞれ担当。そして、「君に届け」の“黒沼爽子”役などで知られる人気声優の能登麻美子が“播磨サクラ”役を務め、今年オリコン首位を獲得した、「とある科学の超電磁砲」シリーズなどで知られるfripSideがテーマ曲「pico scope -SACLA-」を書き下ろしている。

PRムービーは、2013年12月3日(火)より、「SACLA」スペシャルサイト内「未来光子 播磨サクラ」のコーナーにて公開中。また公開と同時に、ネットで人気のイラストレーターのuki、虎硬、macchiroなどが手掛ける“播磨サクラ”のイラストやマンガも公開され、イラストは壁紙としてダウンロードすることもできる。気になる人は今すぐコチラ(http://xfel.riken.jp/pr/sacla/?cat=3)にアクセスしよう。

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■SACLA

X線自由電子レーザー施設「SACLA(サクラ)」とは、「ミリ(㎜)」→「マイクロ(micro)」→「ナノ(nano)」に続く小ささを表す単位「ピコ(pico)」の世界を見ることができる、いわばX線を使った“巨大な顕微鏡”です。原子や細胞レべルも観察できることから、生命の神秘の解析や、医療の発展の研究などに貢献している世界最先端施設です。
世界一小さいものが見えるX線レーザー施設 「SACLA」 は、 日本の未来に目覚ましい発展をもたらすと期待されていますが、 その仕組みの難解さから、 一般の方々に内容を十分にお伝えすることはこれまで非常に困難でした。
そこで、 理研 放射光センターでは、「SACLA」を、多くの方々に楽しみながら身近に感じて頂くためのスペシャルサイト(http://xfel.riken.jp/pr/sacla/index.html)を2013年7月3日(水)にオープンしました。


■PRムービー「未来光子 播磨サクラ」について

◆概要
壮大な“探求の物語”の始まりを彷彿とさせる、TVアニメのオープニング仕立ての映像となっている。播磨サクラ役は、「君に届け」黒沼爽子役などで知られる人気声優の能登麻美子。テーマ曲「pico scope -SACLA-」は、今年オリコン首位を獲得した「とある科学の超電磁砲」シリーズなどで知られるfripSideによる書き下ろしである。アニメーション制作は神風動画。監督は水野貴信、メインキャラクターデザインは桟敷大祐、CG監督を永田奏が担当した。
また、映像内に表記されているクレジットタイトルは一部を除き、全て架空の人物・出版社名である。原作者名の古比蓮人(こひ・れんと→コヒーレント)、プロデューサー名の礼座美夢(れいざ・びいむ→レーザービーム)、音響監督名の須羽昆(すぱ・こん→スパコン)等、世界一小さいものが見えるX線レーザーSACLAにちなんだユーモラスなネーミングとなっている。

◆デザイン
「project picodroid」チームが制作した播磨サクラのキャラクターデザイン原案をベースに、デザインのブラッシュアップを桟敷大祐が行った。また、エイト・ドクターズ(0:35に登場)とライバルピコドロイド(0:58に登場)の キャラクターデザインも神風動画によるものとなっている。播磨サクラのパートナー、ピコネコのデザインはproject picodroid」チームが担当した。「日本独自の技術力が結集して生まれた施設」にちなみ、各キャラクター達はジャパニメーション色の強い造形となっている。

◆ナレーション
声優の能登麻美子が、播磨サクラとしてセリフを喋るナレーション演出となっている。「フェムト秒 同期 !」「レーザーパワー上昇! 最大30 ケブ 100 ギガワット!」「播磨サクラ、起動ッ!」という力強いセリフとともにムービーが始まる。最後は、「この番組は、日本独自の技術力を結集して生まれた、 世界一小さいものが見えるX線レーザー・ピコスコープ SACLAの提供で、お送りします。」のナレーションで映像が完結する。


<神風動画について>

有限会社神風動画 (かみかぜどうが)は、アニメーション・CGに関する企画・制作を主な事業内容とする日本の企業。
アニメーション業界に新しい可能性を問いかけようとコンピュータグラフィックスでのセル画作りを研究・提案しており、常に斬新な映像を制作している。ジョジョの奇妙な冒険 TVシリーズ第1部OP・第2部OP、音楽PVなど様々な作品のオープニング、・エンディング、CMなどの映像を提供している一方、オリジナルビデオアニメーションも手掛ける。


<参考資料>

◆世界最短の波長を実現したX線自由電子レーザー(XFEL)施設「SACLA」

X線自由電子レーザー(XFEL)施設「SACLA」は、2006年度に国家基幹技術の1つとして選定され、日本の最先端テクノロジーを結集して5年間にわたって整備が行われてきました。そして、2011年2月からビーム運転を開始し、わずか3カ月の調整運転で波長0.12ナノメートル(1.2Å)のX線レーザーの発振に成功しました。その後、順調に調整を進め、現在では、世界で最も短い波長となる63ピコメートル(0.063ナノメートル)を達成しています。直線型の加速器を利用したXFELで、波長0.1ナノメートル以下を実現したのは、「SACLA」が世界初となります。

「SACLA」で発生するXFELは、
(1)極めて明るい
(2)発光時間が100兆分の1秒(10フェムト秒)と極めて短い
(3)波が完全にそろっている(コヒーレントである)

ことが特徴です。これにより、今まで捉えることのできなかった化学反応など超高速反応の解析や、タンパク質など生体分子の構造解析が可能となり、燃料電池や新薬などの開発が大きく進展するものと期待されています。
また、「SACLA」は、日本独自の技術によって非常にコンパクトに設計され、なおかつ安定に運転できることを重視したデザインになっています。これにより、アメリカやヨーロッパの施設と比べて、3分の1から4分の1の小型化を実現しています。


関連リンク:

SACLA
http://xfel.riken.jp/pr/sacla/index.html

fripSideジェネオン・ユニバーサル エンターテイメント公式サイト
http://www.geneonuniversal.jp/rondorobe/music/fripside/

OKMusic編集部

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