11月30日@赤坂ACTシアター

11月30日@赤坂ACTシアター

会場を大きな感動で包み込んだVALSH
Eの初ライヴ

VALSHEファン、そして誰よりVALSHE本人が夢に見続けた2013年11月30日。VALSHEデビュー3年が経ったこの日、初となるライヴ「OVER THE HORIZON FIRST CONTACT "LIVE THE JOKER 2013"」が赤坂ACTシアターにて行われた。
VALSHEオフィシャルファンクラブ「OVER THE HORIZON」会員限定のこのライヴ。会場周辺は、午前中から溢れんばかりのファンで埋め尽くされていた。

「お待たせしたファンの皆さんのために…」とVALSHEがこの日再現したのは記念すべきファーストアルバム「PLAY THE JOKER」の世界観。このステージのために作られたのではと思わせるほどそっくりな世界観を持つ会場に、ファンの期待も高まり、遂にその幕は開いた。

アルバム同様「Opening」が会場に鳴り響き、続く「TIGHTROPE」で真っ赤な椅子に座り仮面を被ったVALSHE、そして4名のダンサーが登場。会場には悲鳴にも似た大歓声が鳴り響く。操り人形のような動きのVALSHEとダンサー、その後軽快に動き出した5人と後ろのスクリーンの幻想的な映像、そしてドラマチックな照明は彼女の持つ非現実的な美しさを鮮やかに表現。ダンサーとぴったりと息の合ったパフォーマンスにファンは酔いしれていく。続く「jester」のイントロでついにその仮面を取ったVALSHEに会場は再度悲鳴の嵐、息付く暇もない中、ヒットシングルを一気に歌い上げていった。

「VALSHE OVER THE HORIZON LIVE THE JOKER へようこそ。
今日はVALSHEと皆さんとの約束の日。
会いに来てくれた最愛のあなたに、最高の時間をお送りします。
楽しんでください。」

会場に響くMCに誰もが心を奪われた後、再度アップナンバーの「Collar -Hard Play Mix-」で会場は一気にヒートアップ。サビ部分ではVALSHEの「いくよ!」の合図と共に会場すべてが拳を振り上げ、一つになっていった。暗転し幻想的なピアノが流れ、スクリーンには美しい風景の数々が流される。ゆっくりとした時間が流れた後、黒の上下スーツで現れたVALSHEは「君がため」を歌い始める。

「どうか忘れて欲しい
僕が大切な君なんて要らない」
-寂しい- と心は泣いて
掛け違え そのままの感情は さまようだけ

一言ずつ言葉を噛み締めるようにゆっくりとアカペラで歌い上げるVALSHE。会場はこの曲の持つ美しい哀愁で包まれた。再びダンサーを従えてのアップナンバー「Vessel」を鮮やかにキメると、続くナンバーは「moon -reveal」。惑星の中を漂うような映像の中、ファンタジックなこの曲を軽やかに歌い上げていく。エンディングでつぶやいた

「ありがとう」

の声は、会場すべての人の心に響いたに違いない。その後VALSHEの声とスクリーンで展開されたのは、ライヴのみに用意されたオリジナルストーリー。この日のために描き下ろされたイラストの数々が美しく展開されていく。

静かな感動に浸るのも束の間、デジタルサウンドとデジタルな映像に会場のボルテージが上がる中、旗を手にVALSHEが登場。「REVOLT」を披露した後、続く「clematis」ではダンサー達と剣を使っての華々しいステージが繰り広げられていく。ショーを見ているようなストーリー展開に、観る者すべてが引き込まれていった。

次に登場したVALSHEの姿を見て、大歓声の会場。その姿はまさにアルバム「PLAY THE JOKER」のジャケットイラストをそのまま再現したような衣装を着ていたものだった。この日のために彼女が用意したとっておきのサプライズに会場は嬉しい悲鳴に包まれる。その後もライブ後半とは思えない激しいダンスをものともせず、よりパワフルになっていく歌声が会場に響き渡っていく。そしてMCの後の「Deserve」「PLAY THE JOKER」を一気に歌い上げ、会場は静かに「moon –sequel-」が流れる。ステージにはVALSHE直筆の歌詞が流れる心に残る演出。アルバム同様

「終わりのつづき」

という言葉のあと、本編は静かに幕を閉じた。

暗転するステージに向けて鳴り響く「VALSHE!VALSHE!」という大歓声。最高潮に盛り上がる中再度ステージに登場したVALSHEはミニアルバム「storyteller」のメドレーを披露。一曲ずつイントロが流れるたびに大きな歓声が会場に鳴り響いた。その後のMCで、

「改めて、はじめまして、VALSHEです。」

と深々と頭を下げ、そして手を振るVALSHE。本編とは違って会場にゆっくりと話しかけまたやりとりするような彼女の姿に会場中が酔いしれる。「サイリウム、レッドの用意を」と呼びかけた後スタートしたのは新曲「Butterfly Core」。Music Videoがスクリーンに流れ、赤い蝶が鮮やかに舞う中パワフルな歌声は響き渡った。その後再び一言ずつ噛み締めるようなMCが始まる。

「きっと、あなたたちが考える以上に、VALSHEはあなた達に会いたかった、ずっと。」

そう響き渡ったVALSHEの声に、会場は大きな感動に包まれた。そしてフィナーレはこの日ために作られたような曲「shout of JOY」。

そしていつの日か 幕が上がった時
君のもとへ会いに行くから

左右に大きく手を振るVALSHE、ダンサー、会場すべてが一つになった瞬間だった。
会場に深々お辞儀をするVALSHEとスクリーンに映し出される

「See You Again」

の直筆メッセージ。感動という言葉だけでは伝えきれない、深く、あまりにも鮮烈な記憶。この日のステージとこの日の気持ちを、ここにいたすべての人がきっと忘れないだろう。

OVER THE HORIZON FIRST CONTACT "LIV
E THE JOKER 2013" SET LIST 2013.11.
30【第二部】

Opening
TIGHTROPE
jester
Collar -Hard Play Mix-
君がため
Vessel
moon -reveal-
REVOLT
clematis
vulgar gem
Deserve
PLAY THE JOKER
moon -sequel
<ENCORE>
storytellerメドレー (Myself, doubt, NEVER LAND, Yours, nameless story)
Butterfly Core
shout of JOY

ニューシングル「Butterfly Core」

発売中
【通常盤】(CD)
JBCZ-4008/¥1,300(税込)
※VALSHE初の実写ジャケット

【初回限定盤A】(CD+特典DVD)
JBCZ-4006/¥1,700(税込)
※イラストジャケット(通常盤の実写ジャケットと連動)
<特典DVD収録内容>
01. “Butterfly Core” MUSIC VIDEO
02. “Butterfly Core” TV SPOT
03. VALSHEドキドキ♥入社面接
■“Butterfly Core” MUSIC VIDEO(イラストMV)の他、恒例のバラエティ特典映像「VALSHEドキドキ♥入社面接」も収録! 今回の特典映像は、就活生に扮するVALSHEが大奮闘!?minato社、白皙社、スタK社でどんな面接を受けるのか!?

【初回限定盤B】(CD+特典CD)
JBCZ-4007/¥1,500(税込)
※名探偵コナン描き下ろしジャケット
<特典CD収録内容>
01. VALSHE RADIO 〜スマホでかすぎて親指届かない編〜(前編)
02. Growing of my heart(原曲:倉木麻衣)
 作詞:倉木麻衣 作曲:大野愛果 編曲:G’n-
03. VALSHE RADIO 〜スマホでかすぎて親指届かない編〜(後編)
■前作大好評だった「VALSHE RADIO」の続編と名探偵コナンの過去主題歌である倉木麻衣「Growing of my heart」のカバーを収録! 一人二役で繰り広げられるRADIOとVALSHEらしさ溢れるダイナミックなカバーソングをお楽しみに!

【Musing盤】
JBCF-1003/¥2,000(税込)
※イラストジャケット/完全生産限定盤
VALSHEの恒例となった豪華プレミアムパッケージのMusing盤、今回も…
■トールケース デジパック仕様
■VALSHE手書きメッセージ付き!豪華ブックレット(直筆ではありません)
■オリジナルムービー「Musing Special Movie」視聴ID(PCのみ視聴可)
などなど、プレミア感満載のMusing盤は、今回も完全生産限定のため今すぐMusingで予約を!

<CD収録内容>(初回限定盤A/B/通常盤/Musing盤、全て共通)
01 Butterfly Core (作詞:VALSHE 作曲:minato 編曲:齋藤真也)
読売テレビ・日本テレビ系「名探偵コナン」オープニングテーマ
02 赤い棘 (作詞:minato 作曲・編曲:G'n-)
03 STAR GATE (作詞:VALSHE 作曲:minato 編曲:G'n-)
04 Butterfly Core -Instrumental-
05 赤い棘 -Instrumental-
06 STAR GATE -Instrumental-

「Butterfly Core」 TV SPOT

アーティスト

OKMusic編集部

全ての音楽情報がここに、ファンから評論家まで、誰もが「アーティスト」、「音楽」がもつ可能性を最大限に発信できる音楽情報メディアです。

新着