洋画の日本語版吹き替えに芸能人の起
用はあり?なし? ネット上では意見が
割れる展開に

「声優」という仕事の中に、洋画など海外作品の日本語版吹き替え(アテレコ)の仕事があります。
そもそも声優という仕事も、芸能活動の1つであり、大御所声優たちの御言葉を借りますと「役者業」ですね。
では、声優が得意とするアテレコに、声優経験の少ない人気芸能人の起用について、あなたはどう感じますか?
ミュージシャンとして、タレントとして、そして女優の北川景子さんの夫として有名なDAIGOさん(40)が、トム・クルーズ主演の人気シリーズ最新作『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』の日本語吹替版声優を務めることが発表。
主人公のイーサン・ハントの前に立ちはだかるライバル敏腕CIAエージェント、オーガスト・ウォーカー役(ヘンリー・カヴィル)をDAIGOさんが日本語版吹き替えを担当。
イーサンを翻弄する美しき女暗殺者、ホワイト・ウィドウ役(ヴァネッサ・カービー)を、NHK連続テレビ小説「わろてんか」で一躍女優として大きな成長を遂げた広瀬アリスさんが演じることが発表されました。
この2人が主要キャストを演じる事に関して、SNSを含めたネット上では大きな話題となっています。
DAIGOさんに関しては、これまでにTVアニメや映画で声優経験があります。
2009年に公開された『劇場版名探偵コナン 漆黒の追跡者』では、ゲスト声優として水谷浩介役で出演。
他にもTVアニメ『カードファイト!! ヴァンガードシリーズ』では本人役で出演しています。
2014年には、DAIGOさんの姉・影木栄貴さんの大人気BL作品がTVアニメ化された『LOVE STAGE!!』瀬名聖湖役を演じ話題を集めました。
とはいえ、いずれの作品も、DAIGOさんの声優としての演技について声優ファンからは「良い意味で棒演技だけど……」「人気作品の吹き替えはかなり心配」など辛口コメントが集まっています。
声優だけでなく芸能人が日本語吹き替えを担当した洋画映画の中でも、最近では『Sing』のように、演技だけでなく日本語での歌唱込みで評価されている作品も多くあります。
『Sing』では、歌手のMisiaさん・スキマスイッチ大橋卓弥さん・長澤まさみさん・内村光良さん・大地真央さん等が日本語吹き替え版声優として出演。
さらに山寺宏一さんをはじめ、坂本真綾さん・田中真弓さん・宮野真守さん・谷山紀章さんといった実力派声優も登場し、日本語吹き替え版も人気となりました。
俳優の力量にかかっている洋画の日本語吹き替え上映。
『ミッション:インポッシブル』というファンも多い作品だけに、試写会や上映後の感想に注目が集まりそうですね。
『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』は、2018年8月3日(金)日本公開です。
映画『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』公式サイト
(担当・栗栖アリス)

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