SMTOWN LIVE WORLD TOURIII in TOKYO SPECIAL EDEITON

SMTOWN LIVE WORLD TOURIII in TOKYO SPECIAL EDEITON

「SMTOWN LIVE WORLD TOURIII in TO
KYO SPECIAL EDEITON」、2日間で10万
人を動員!

今や世界中の音楽ファンをとりこにしているSMTOWN LIVE。2012年の春にL.Aからスタートした3 度目のワールドツアーも昨年夏の日本公演を経てソウル、ジャカルタ、シンガポール、バンコク、北京など世界各地で開催。この秋、約1年2ヶ月ぶりに、もはやホームグラウンドと言っても過言ではない東京ドームに戻ってきた。
動員したオーディエンスは、10月26日、27日の2日間で計10万人。超満員の客席が終始熱気に包まれるライブとなったのだ。

トップバッターはJ−Min。彼女のパワフルな歌声で、まず5万人の心をつかむと、続く天上智喜はビートの効いたダンスチューンでオーディエンスの視線をクギ付けに。そして、ガーリーとマニッシュをミックスした独特の個性を持つf(x)がステージに姿を見せると東京ドームのテンションが一気にアップ! ダンスチューン『Danger』と『Electric Shock』で客席を熱く盛り上げた。

その後もバラードとダンスチューンというギャップのある2曲を披露したKANGTAやエネルギッシュでスケールの大きなパフォーマンスを見せたEXO。ときにキュートに ときに妖艶にといった具合にガールズグループならではの魅力を存分に発揮した少女時代など、次々とトップアーティストが登場。SMTOWN LIVEに参加しているアーティストたちは、誰もが本当に個性的。だから、オーディエンスも一瞬も飽きることがないのだ。しかも、そんな個性あふれるアーティスト同士がユニットを組んで、このライブ限定のステージを展開するというのがSMTOWN LIVEの見どころのひとつ。東京ドームに詰めかけた5万人が、今年は一体どんなコラボレーションが見られるのだろう? とワクワクしている様子が見て取れた。

今回そのコラボを最初に見せてくれたのは、少女時代のTIFFANYとSUPER JUNIOR-MのHENRY。HENRYが弾くピアノに合わせ一緒にドラマチックなバラード「Almost is Never Enough」を歌い上げたのだ。2人の圧巻の歌唱力に5万人がうっとり。感動の歓声が沸き上がった。対照的に東京ドーム中を満面の笑顔にしてしまったのが、東方神起のCHANGMINとSUPER JUNIORのKYUHYUNによる「いちご」。カッコイイ2人が身につけていたのは、なんといちごのかぶりもの! そのおちゃめな姿でコミカルなダンスを踊るとオーディエンスは「かわいい!」と大喜び。CHANGMINとKYUHYUNもノリノリでパフォーマンスし、エンターテイナーぶりを見せてくれた。

それ以外にも手をつないで歩く2人に客席から悲鳴のような歓声が上がったKYUHYUN&SEOHYUN(少女時代)のデュエット『Beautiful』や各グループでラップを担当しているAMBER(f(x))、KEY(SHINee)、KRIS(EXO)のよるヒップホップナンバー『Like aG6』。YUNHO(東方神起)、DONGHAE・EUNHYUK(SUPER JUNIOR)、TAEMIN(SHINee)、KAI・LAY(EXO)、HYOYEON(少女時代)という、なんとも豪華なメンバーによるスピード感あふれるダンスチューン『Spectrum』など様々なコラボが実現。ライブ後半にもTAO(EXO)、JONGHYUN・TAEMIN(SHINee)、J-Minという組み合わせでヘビーなロックチューン『Internet War』をパフォーマンスするなど、どれも見応えあるものばかり。SMTOWN LIVEでしか見られないスペシャルなステージを5万人が堪能していたのだ。

もちろん、各アーティスト単独のパフォーマンスにも客席は熱狂。SHINeeが、この夏、日本を席巻した爽快なナンバー『BOYS MEET U』で5万人をヒートアップさせれば、BoAは10月23日にリリースしたばかりの新曲『Message』を早くも披露。さらにスマッシュヒットを記録した繊細なダンスチューン『Only One』では、EXOのSEHUNを迎えて2人でセクシーなダンスを踊り5万人を酔わせてみせた。HEECHULが復帰したSUPER JUNIORは、彼らにしかできないパワフルなステージで客席を圧倒。SUPER JUNIOR-Mも含めた幅広いパフォーマンスで、その実力を見せつけたのだ。彼らは12月にニューシングルもリリースするとのこと。ますます日本での人気も高まることだろう。

そして、やはり存在感が抜群だったのが東方神起。2人が『呪文‐MIROTIC‐』 や『Why?(Keep Your Head Down)』、『ウィーアー!』『OCEAN』といったヒット曲を次々と繰り出すと5万人が大興奮! 東京ドームが彼らのイメージカラーである赤に染め上げられた。ライブのトリも東方神起がつとめ、『Somebody To Love』ではオーディエンスが完全に一体化。2人と一緒に歌いながら頭上でペンライトを回し、最高の時間を分かち合ったのだ。

約4時間半にわたったライブのエンディングを飾ったのはSMTOWNのテーマ曲『Hope』。この日出演した全アーティストがステージに上がり、希望にあふれる楽曲を笑顔で歌い上げた。音楽は言語や国境を越えることをいつも感じさせてくれるSMTOWN LIVE。この素晴らしい祭典は、これからも世界中の人々を魅了し続けるに違いない。

TEXT:高橋栄理子

OKMusic編集部

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