泉 彩世子『脳内ジュークボックス』
- 第21回 「ビルマニア」
吉井和哉 -

「誰も怨まず 最後は絶対そうしよう」
ここ数日この言葉とメロディが頭で延々リピートや。

「ビルマニア」／吉井和哉

先日大阪へ歌いに行ってきてん。
ライブ自体はギターと歌のみのコンパクト編成。時間にしたら30分ほど。

でも、結局１週間大阪におったわ。

東京に住んでいて、東京で活動していると、地方の方が私に持ってくださってる熱を感じ切れなくなる。
これはほんまに、恥ずべきことや。

もう一回書いとこう、大事なとこや。
これは！ ほんまに！ 恥ずべき！ ことや！

たった30分のライブもすごく私にとって嬉しかった。
誘ってもらって大阪で歌えることが嬉しかった。
その30分のライブのみだった予定に、アレだ！ コレだ！とくっついていってん。

結果、ラジオ局をまわったり、飲み屋さんをまわったり(笑)、あっという間に１週間!!
ただただ真面目な話、本当に温かいなと思いました。
みなさんに「ありがとうございます」と心から思いました。

その最終日、吉井和哉さんのライブを見せていただいてん。
そのときにきいたこのフレーズ。

「誰も怨まず　最後は絶対そうしよう」

なんて！ 素敵な！ 決意！と、刺さってんな。

考えてみればむかつく事や人なんて山ほどおるねん。
でも何が欠けても誰が欠けても、今の繋がりや居場所はないわけやからね。
そもそもそう思えること自体が幸せで能天気なのかなって気が引けるような変な気持ちになったりもする。
そんなむずがゆい気持ちを吹き飛ばしてまで、「私はなんて幸せなの!!」って言わせてくれた。
大阪の旅に、吉井さんのこの曲に、いつもお世話になっているみなさんに感謝や。

こんなに心から前向きなことって私はめったにないんちゃうかな!?笑
基本的に斜に構え気味の人間やと思うし。
短気やし、好き嫌いはっきりしてるし、とてつもなく疑い深い。

でも考えてみれば、私は人を怨み続けたことはない気がする。

逆に誰かに怨まれてたら…もうそれは、知らんわ。
筋通して言うてくる人以外は、知らんわ。
ごめんやけど。

何故かって??
前回の記事で書いたように今の目標は「開放と削ぎ落とし」なので。

あの時こうだったらって考えたりするときりがなくて。
そりゃきっと、そのとき違ってたら今も何か違うと思う。
でもそれがよかったかはわからない。

冷静になってみると今って悪いのやろうか??
あれ？ 案外悪くない。かも、しれない。
流れに身を任せてみようとか、出来ないって放り投げてもいいやとか、
「全ては人の縁だよねぇ～」とか。
今まであまり思ったことがない考えが頭を回っていて少し戸惑い気味や。
斜にかまえてバカにしていた歌が妙に沁みたりしています笑

そろそろワンマンライブがやりたいな。計画したいな。
そんなことを考えてます。地方にも歌いに行きたい。
今はやりたいことがたくさんありすぎて頭がクルクルクルクル…

どうせ１度の人生なら、笑って楽しもう。

そう思えんねん。

止まない雨はないけど またどうせ雨は降る。
明けない夜はないけど 結局夜は来る。
=愛の詩より抜粋=

また落ち込むかも。

でもきっとまた浮上できるし。
落ち込んだときに笑ってようが泣いてようがその時間は同じ長さや。
人生は泣いてても笑ってても実は同じ長さや。
最後まで生き抜いたら、ね。

とにかく楽しいことたっくさんしよう！
いろんなとこ遊びに行こう！
大好きな人にたくさん会おう！
思ったことはすぐに伝えよう！
斜なんてものはバカみたいに真っ直ぐに矯正してしまおう笑…

できるやろか？
まぁぼちぼち。
ほどほどでええやん。
ぜひライブに来てください!!

★7/3 神奈川　音霊OTODAMA SEA STUDIO2015
★7/20 大阪　心斎橋Janus dining
★7/27 渋谷eggman

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