椎名慶治

椎名慶治

デビュー15周年を迎えた椎名慶治がS
URFACEのデビューアルバム「Phase」
をセルフカバー!

SURFACEデビューから15年、ソロになって3年、椎名慶治の新たな挑戦。それがSURFACEのデビューアルバム「Phase」をセルフカバーするということ。世の中、セルフカバーベストアルバムは数多くあるが、デビューアルバムを曲順そのままにセルフカバーするというのは前代未聞だ。
1998年にデビューしたアーティストは数多くいる。MISIA、DOUBLE、浜崎あゆみ、椎名林檎、宇多田ヒカル、aiko、19...等々。 女性ヴォーカル優位ともいえる時代にデビューしたSURFACE(シングルを4枚リリース後のデビューアルバムなのでリリースは ’99年になるが)。

オリコン初登場2位を記録したヒットアルバム「Phase」は、若さを特権に大先輩のアドバイスにも支えられ、無我夢中に作った 12曲が収められている。しかし、今作は15年間唄い続けて来たシンガーの経験から生まれたサウンドに変貌を遂げている。通常なら聴き心地の良い、大人のサウンドを想定するかも知れないが、一言で云うなら、よりダイナミックなサウンドに仕上がった。色褪せない歌詞・メロディー、パワーアップしたヴォーカルがこの音を呼び寄せた。

勿論リスナーには聴き比べされ、賛否両論の答えが返ってくるのは承知の上。あえてこの企画に挑戦するのはなぜ?

15周年を迎えた椎名慶治が今年掲げたテーマは「VERSUS TRIBAL」音楽の世界で言えばミュージシャンは部族、種族、トライバル。そんな部族、種族と向き合って戦っていこう!と。

今まで音だけで勝負をし、あまり他を気にした事のなかった本人が大人なフリ、大人しいのは「つまらん、ちょっとやんちゃになろう!」って事でヴァ―サストライバル、他のアーティストに「負けねぇ!!」っていう抱負を掲げた。敵を知るにはまず自分を知る。そのために自身のデビューアルバムを見つめ直す。この行動が攻めの姿勢そのものなのである。

まだ中間地点でもある15年。さらに攻めまくる今後の椎名慶治に期待してほしい。

VERSUS TRIBAL(ヴァーサストライバル

造語みたいなものですが、一応無理矢理訳すと「対 部族」みたいな感じでしょうか。15周年を迎えて椎名慶治が今一番掲げたいテーマはなんだろう?って思った時に浮かんだ言葉なのですが、まぁ音楽の世界で言えばミュージシャンって部族、種族、トライバルなんじゃないかなと。バンドだったり、ユニットだったり、勿論ソロシンガーも含めね。そんな部族、 種族と向き合って戦っていこう!って思ったんですよね。今までも確かに 音で勝負してきたのかも?ですが、正直あんまり他を気にした事なかったんですよね俺。そしてそんな周りを気にしない俺のソロ2ndAL「S」では、14年やってきたからこその大人な部分をふんだんに詰め込んだ作品になりました。ですが、悪く言うと派手さが足らない。勿論それも狙いですから、後悔をしてるわけではないんですけどね。ただ、15周年を迎えてここで大人なフリ、大人しいのはつまらん!と。ちょっとやんちゃになろう!って事で、ヴァーサストライバル、他のアーティストに負けねぇ!!って言う抱負を今年は掲げさせてもらおうかなと。もう少し世間を気にしてみよう かなって(笑)。自分本位でいくし、自己満足を最優先にするし、そこら辺は今までと一緒ですけど。一体この先このテーマが 俺の音楽にどんな影響を及ぼすのか、自分自身楽しみです。他のアーティストと音を出す機会が増えそうな今年はそんなライバルでありトライバルな奴等に負けないようにいこう! って言う意味も込められているのです。(長いわ!)

椎名慶治

2013年5月27日

2013年5月27日。SURFACEとして産声をあげてから15年を迎えました。15年の間には様々な出来事があり、沢山の人の支えの中で活動をしてきた軌跡が僕の記憶にはしっかりと刻み込まれています。ですが、楽しいよりも辛く大変だった事の方が多いのは致し方ないのかなぁって思ってます(笑)。人間嫌な事のほうが忘れづらいので(笑)。今も思い返すと辛い出来事ばかりが・・・なんちゃって(笑)。デビューに至るまでの道のりにも、そして念願のデビューにも、そして自分で言うのもなんですがある程度の知名度を手にするまでに至った事にも、だからこそ今現在もこうやって音楽活動が出来ている事にも、本当に全てに感謝しています。紆余曲折一言では語り尽くせない僕なりの歴史がある中で、15周年を祝うって言うとなんですが、今僕がやりたいって思った事を素直にスタッフに相談してみました。

それがSURFACEのデビューアルバム「Phase」のセルフカバー。

このアルバムに収録されているほとんどの曲は1998年5月27日「それじゃあバイバイ」でデビューする以前に作られたもの。そう、僕と一緒に15周年を迎えた楽曲達で構成されたアルバムなんです。SURFACEの楽曲をベスト的にチョイスしセルフカバーするのではなく、「Phase」だからこそ意味がある。わがままではありますが、「Phase」じゃないならやりませんって事を付け加えて相談したんです。まだ制作は始まったばかりでリリースに関しての詳細は不明です。ですが、どうしても15周年を迎えた今日、5月27日に伝えたかった。「Phase」を今の俺なりに精一杯表現してみたい。楽曲1曲1曲に感謝を込めて魂を吹き込みたいと思ってます。それを皆さんに聞いてもらいたいって思うんです。

まだ若く荒削りな可能性も未知数な僕等を引き受けてくれたピンナップスに感謝。無知な僕等に音楽のノウハウを叩きこんでくれた武部聡志さんに感謝。必死に僕等の音楽を沢山の人に届ける為に併走してくれたユニバーサルスタッフ、ソニースタッフ、事務所のスタッフに感謝。最高のパフォーマンスが出来るように影で支えてくれた様々なライブスタッフに感謝。テレビ局、ラジオ局、雑誌、もう数え切れない媒体の皆様に感謝。ソロになった僕を支えてくれてるハイウィンドに感謝。そしてその周りで全力でサポートしてくれているスタッフ、いや、兄貴達に感謝。ダイキサウンドの皆さんに感謝。今まで僕等、そして僕をサポートしてくれたミュージシャン全員に感謝。その中でも山口寛雄には感謝しても仕切れないぐらいの感謝を。道に迷った時に道しるべになってくれたTAKUYAの兄貴に感謝。エンジニアチームに感謝。SURFACE時代のファンクラブ「FACES」の皆さんに感謝。「RABBIT-MAN’s」、モバイルファンクラブの皆さんに感謝。そして僕等の、僕の曲を聞いて応援してくれている皆さ んに感謝。音楽の道に進もうとする僕を後押ししてくれた母親に感謝。何よりも椎名慶治と言う人間の可能性に誰よりも早く声をかけてくれた永谷喬夫に感謝。

全ての人にありがとう。

椎名慶治

Self Cover Album 「Phase」

2013年10月9日(水)発売
POCS-1108/¥3,000(税込)
<収録曲>
M01:空っぽの気持ち
M02:さぁ
M03:なにしてんの
M04:ふたり
M05:FACE TO FACE~がんばってます~
M06:線
M07:バランス
M08:ひとつになっちゃえ
M09:それじゃあバイバイ
M10:まだまだ
M11:冬の終わり
M12:ジレンマ

★アルバムリード曲
「それじゃあバイバイ」(※SURFACEデビューシングル)
※2013年8月13日(火)am 0:00オンエアー解禁!!
※2013年8月28日(水)先行配信スタート!!

イベントライブ

『東日本大震災 CHARITY LIVE IN 宮城県大崎市 TAJIRI (田尻)』
開催日: 2013年8月25日(日)
開演時間: PM 13:00
開催場所: 大崎市田尻総合体育館グランド
住所: 宮城県大崎市田尻沼部字早稲田 42
出演 BAND MEMBER:高橋まこと(Dr) ex.BOΦWY、鈴木正美(Ba) De+LAX、友森昭一(Gr) ex.REBECCA、TAKUYA(Gr) ex.JUDY AND MARY、椎名慶治(Vo) ex.SURFACE
※観覧無料

『音霊 OTODAMA SEA STUDIO 2013 SEACRET BOX BY OTODAMA』
公演名:椎名慶治×風味堂 ~音響相和~
開催日: 2013年8月29日(木)
開演時間: 16:30 open / 17:30 start
会場: SEACRET BOX BY OTODAMA
住所: 神奈川県鎌倉市由比ヶ浜海岸 滑川交差点下

『TAKUYA Birthday Live 2013“Goddess of Discord NO.99”』
開催日: 2013年9月9日(月)
開演時間: OPEN 18:15/START 19:00(OPENING ACT 18:45~)
会場: SHIBUYA CLUB QUATTRO
出演: TAKUYA and the Cloud Collectors/椎名慶治/and more...
[OPENING ACT] おはガールちゅ!ちゅ!ちゅ!

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