BRADIO、ドラマー田邊有希が脱退 「
心身ともに限界を超えた」

 ファンクロックバンドのBRADIOの田邊有希(Dr)が15日、脱退をすることを公式サイトで発表した。20日におこなわれるライブイベント『メ~テレ開局55周年記念 BOMBER-E LIVE CIRCUIT 2018』が現体制でのラストライブとなる。

 公式サイトによると、今年に入り本人から脱退の意思を受け、メンバー、スタッフ内で協議を重ねた結果、その意思を尊重することになったという。

 田邊は「親愛なるFPP(ファンの呼称=Funky Party People)の皆様、そしてBRADIOを応援してくださるすべての方達へ」とのタイトルでコメントを寄せた。その中でドラマーとしてバンドを支えきれなくなり、様々なすれ違いなどが重なり体調が悪くなって心身ともに限界を超えたと脱退に至る経緯を明かした。

 また、今後については「これからは別々の道を歩む事になりますが、今後も音楽に携わっていければと思っております」と述べ、音楽業界に携わって行くという意思を示した。

 最後には「たくさんの笑顔と、たくさんの愛情をありがとうございました」と感謝の意でコメントを結んでいる。

 公式サイトには同様にメンバー3人からも、今回の田邊の脱退についてそれぞれコメントが寄せられている。真行寺貴秋(Vo)は「ずっと同じ夢見てやっとここまでたどり着いたのにすごく残念で無念だ。17年になるかな、ここまでわがままな俺の歌をのせてきてくれてサンキュー!」と呼びかけ、大山聡一(Gt)は「今は長年一緒にやってきた有希君という仲間が悩み抜いて決意したこの選択を、正しいかったとお互いに振り返る事が出来るように前に進む強い意志を持っています。長い間お疲れ様! 道は違えどお互いファンキーしてハッピーしていこうな!」とコメント。

 酒井亮輔(Ba)は「応援してくださる皆様に今回のお知らせをお伝えするのは大変心苦しいです。しかし、BRADIOは絶対に止めたくないと同時に思っています。これからの彼の人生を、BRADIOを変わらず応援して頂けたら幸いです」とファンに呼びかけた。

 なお、BRADIOの今後の活動については、予定を変更することなくサポートドラマーを迎えて活動を継続するいう。

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