Most Lady Killerが1st Album JACKを
2月14日にリリース(配信シングル編

4人組ロックバンドMost Lady Killerが2018年2月14日に初となるアルバムJACKをリリースするということでボーカルのU-toに話を聞いた。

第2弾の今回はアルバムJACKに収録されている配信限定楽曲について聞いていきたいと思う。

2017年に配信限定楽曲としてリリースされたのは全部で5曲。
One All、火華、Ai、Make、U。
それぞれが意味のあるリリースとなっているだけにどんな話となるのかとても楽しみだ。

制作の裏側も含めて聞いていきたいと思う。

※第1弾はCDリリースされている3曲について聞いているのでこちらも合わせて読んでいだたきたい。

「全員で盛り上げれる」を目指したOne
All

まずは1月にリリースされたOne Allについて聞いていこうと思う。


-One Allはご自身の思いがかなり強い作品と伺ったのですが

U-to
そうですね。
One Allはいつも恥ずかしくて言えないことを思いっ切り素直にぶつけてみようと思って作った曲です。
僕の中で老若男女問わず盛り上がれるものが音楽だと考えています。
その音楽を使ってみんなで盛り上がれる曲を作りたかったんです。

-その「盛り上がる」というものがサビの「振り回して」なんですね

U-to
その通りです。
MLKの楽曲は自由に盛り上がってくださいという感じが多かったんですけどこうやってみんなで同じように盛り上がる曲がなかったんです。
そのためにわかりやすい「振り回して」という単語を使いました。
元々3PiECEに提供する楽曲だったのでメロはMLKっぽさという意味ではないかなと。
MLKっぽさは楽器隊で表現しました。

-MLKの代表曲になっていると思います

U-to
今までBrightという楽曲をライブの最後に持ってきていましたがOne AllができてからはOne Allを最後の曲にすることが増えましたね。
みんなでタオルやサイリウムを振り回してる光景は圧巻ですよ。

-ダウンロードが150円なのですね

U-to
色んな方に聴いてほしいと思い150円にしたのですがみなさん値段はあまり見ていないのかなという感じがしました(笑)


-最後に先ほどでてきた恥ずかしくて言えなかった思いというのはなんですか

U-to
One AllのAメロの「考えていたんだよ どうしたらみんなが笑ってくれるのか」ですね。
事務所のメンバーにもこんなこと考えていたんだと言われました。
態度とかで「俺についてこい」みたいなイメージを持たれがちなんですがあんまりそんな感じではないんですよ。
はじめて自分の想いをしっかり歌詞にできた曲だと思います。

和ロックを意識した火華

-それでは次は4月にリリースした火華について聞かせてください

U-to
2017年はリリースが重ねようと思っていたのでみなさんに色んなMLKを見せたいと思っていました。
やはりリリースする度に同じような楽曲だとつまらないですからね。
そこでずっと興味のあった和ロックにチャレンジしようと思ったんです。

-Most Lady Killerでありそうでなかった和ロックですよね

U-to
そうですね。
Satoshiに色々注文をしてとりあえず和っぽくしてくれって感じでした。
歌詞も少し考えてもらえるような感じにして個人的には火華ってどういう意味だろうって思ってほしいですね。

-衣装についても是非聞きたいです
-MLKが衣装を合わせるといったことは今までありましたか

U-to
実は衣装を合わせたのはこれが初めてだったんです。
和の曲ということでバラバラの衣装よりも合わせたほうがかっこいいということで僕が選んできました。
でもほんとに笑われましたね。
僕はかっこいいと思っていたんですがみんなには斬新に映ったみたいです。

ファン待望の恋愛バラードAi

-Aiは昔からある楽曲ですよね

U-to
そうですね。
実はSatoshiと組んでから2曲目に完成したのがこの楽曲なのでもう5年前です。

-ずっとライブ楽曲だったのですか

U-to
Distance以外バラードがなかったのでそれで作りたいと思ったのがAiでした。
実はAiはDistanceのCDに収録予定だったんです。
AのAi、BのBright、CのCheer、DのDistanceみたいにABCDで並べようと思っていたので。
でも直前で完成したSPYがとてもよくてAiと変更する形になったんです。

-それでAiはずっとリリースされなかったのですね

U-to
DistanceをCDで出してしまったのでずっとDistanceを歌ってました。
ライブでバラードは1曲しか歌わないのでAiはたまに歌う程度だったんですよ。
でも今回同時にリリースすることになったMakeという楽曲がかなりロックなのでギャップを取り入れるためにAiというバラード楽曲をリリースしました。

-Makeのお話しはこの次に聞きますが初のハイレゾ対応楽曲なのですね

U-to
そうなんです。
2作同時というのも売りだったのですがハイレゾ対応というのがチャレンジでした。
ずっと興味のあったハイレゾをしようと今回思っていたのですがバラードがいいのかロックがいいのかSatoshiに聞いたところどっちもやりたいという話になり両方やっちゃえってなったんです。
是非聴き比べてほしいですね。

妖艶なロックサウンドMake

-Aiと同時リリースしたMakeについて聞かせてください

U-to
はい。
MakeはいつものMLKらしい感じのロックな楽曲です。
この曲で言いたいことはキーが高い(笑)

-確かにいつものMLKの楽曲よりもキーは高い感じがしますね

U-to
男性でこのキーが出る人はなかなかいないのでは・・・。
裏声ではなくガツンと歌うのがこの楽曲の見せ場ですね。
それによって迫力がでますので。

-Makeという楽曲はいつものMLKの中に色気があるように感じます

U-to
個人的にそれはベースが映えているからじゃないかなと思います。
Makeはベースがとてもかっこいい楽曲です。
たまには前に出てShunも目立ってほしいですから(笑)

-歌詞はどんな思いで書いたのですか

U-to
そうですね。
僕がそうなんですけど化粧をするのとしないのとでは自分の中で何かが変わるんですよ。
化粧をしているときは大胆なことができたり。
でもそれって化粧の力を借りてるだけなのかなと。
本当の自分っていったいなんなんだろうと問いかけてみたときに書いた歌詞です。
自分を隠すということを化粧に例えてMakeというタイトルにしました。
だれでも素顔を見せるのは本当に勇気がいると思うのですがその素顔を愛してほしいという意味が込められています。
いつかアンサーソングも書けそうです。

-Makeも先ほどのAiと同じでハイレゾ対応楽曲なんですよね

U-to
そうですね。
Aiと同様に聴き比べてほしいです。
かっこいいサウンドもハイレゾに映えますから。

1つの楽曲で2つのストーリーU

-最後にUについて聞かせてください
-リリース日が9月20日なんですよね

U-to
そうなんです。
たまたまスケジュール帳を見ていたら「あれ、誕生日が水曜日じゃん」ってなってリリースしたいなぁって思いました。
誕生日にリリースなんて本当に贅沢としか言いようがないです。

-1つの楽曲で2つのストーリーというものも興味があります

U-to
MLKのリリースって応援してくれている人からするともう当たり前みたいな感じになっているんです。
でもせっかくリリースするならみんなに喜んでもらいたいしびっくりしてもらいたい。
じゃあどうすれば楽しいのかずっと考えていたんです。
やりたかったのは1つの楽曲でまったく違うストーリーを描くこと。
でもどこか歌詞をリンクさせるということ。
違うと思っていた2つのストーリーを聴いたときに「あれ、この歌詞・・・」
2つのストーリーはつながっているんだと楽しんでほしいと思いました。

-同じBright Soundのyukaと同時リリースでしたね

U-to
この企画を完成させるにはもう1組アーティストが必要でした。
yukaはLimit of LoveをCDリリースして配信も3曲リリースしていました。
自分がプロデュースしているということもありこの企画にぴったりでしたね。

-MLKのUがバラードでyukaのUがアップテンポなんですね

U-to
MLKもyukaも得意なのはバラードなんですが最初に作っていたUがバラードだったのでここはMLKがバラードをもらいました。
yukaのUはバラードとかけ離れたものという意味でSatoshiにアップテンポにしてもらいました。
MLKのUは失恋バラード、yukaのUは恋愛ポップチューンですね。

-UはU-toさんがはじめて作詞作曲をした楽曲だと聞きましたが

U-to
そうなんです。
音源化という意味ではDistanceになるのですが作詞作曲ではこのUという楽曲でした。
そのときはまだタイトルもない楽曲だったんです。
でもいつか音源化はしたかったので完成したときはうれしかったですね。
メロも歌詞も7年前のままです。
最後のAメロだけ今の自分なら物語をこう締めくくるなと思って書きました。

わたしがこれから進む道
あなたは横にいないけど
さよならのことばは
ありがとうにいつか変わると信じて

この部分です。

-最後になんでUというタイトルをつけたのか教えてください

U-to
単純にU-toのUです(笑)
この楽曲からU-toという音楽人生がはじまりました。
いろんな方と出会って成長させてもらって経験できないことをして。
今では信頼できる仲間と応援してくれているみなさんがいる。
本当に幸せです。
yukaに今回のタイトルUにしようと思うと言ったら「いいですね、you」と言われたので、「U-toのUだよ(笑)」って言ったら「ふざけるな」と怒られましたけどね。

思い付きの様で思い付きじゃない遊び心
が満載の配信5曲

第2弾は配信限定楽曲5曲の話しを聞いてきた。

言えることは全て楽しんでやっているということだ。
妥協をせず自分にできることを1つ1つ積み上げているように感じる。
思い付きで行っているような行動も実はとても考えられていて遊び心を忘れていないのがMost Lady Killerの魅力となっているのだろう。

配信楽曲の全てが今までのMLKにないものを表現しバリエーションを見せてくれている。
JACKにもこの5曲が収録されるのでこの記事を読みながら堪能していただきたい。

Most Lady Killer初のアルバムは2018年2月14日リリース。

Bright Sound

音楽事務所Bright Sound。
Most Lady Killer、U-to、yuka、桜菜、Rain×Drop、叶が所属。
CDリリースや配信限定リリース、野外イベントなどに力を入れている。

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