スコット・イアン「AC/DC+アクセル
に懐疑的だったが、実際には完璧な公
演だった」

長年AC/DCの大ファンであるアンスラックスのスコット・イアン(G)は、彼らがアクセル・ローズを迎えツアーを行なうと聞いたとき納得がいかなかったものの、実際それを目にして考えを一変させたそうだ。「完璧だった」と称賛した。
『Appetite For Distortion』ポッドキャストに出演したイアンは、こう話した。「本当に正直に話すよ。アクセルがAC/DCの公演に参加するって初めて聞いたとき、俺は違うだろって思った。それって、長いことAC/DCのファンだったからってだけなんだけど、ブライアンが突然、脇に追いやられるのは奇妙な感じだった。AC/DCファンの多くと同じように、簡単には飲み込めない、苦過ぎる薬ってとこだった。“えええ…”って思ったよ。俺のバンドじゃない。わかってる。俺は誰かにこうしろなんて口を出すタイプじゃない。わかってるよ。でもファンとしては、簡単に受け入れられることじゃなかった」
しかしながら、彼らがNYマディソン・スクエア・ガーデンでプレイする際、アクセルのアシスタントがイアンとその友人たちの名をゲスト・リストに載せてくれたため、実際に公演を観ることになったという。
「その前でさえ…、ごめん、話す順番間違ってた。オンラインで映像を見たんだ。どこのだったか覚えていないけど、アクセルがAC/DCと「Riff Raff」を歌ってた。ぶっ飛んだよ。素晴らしかった。“すごい! 完璧だ! これは完璧だ!”ってね。だから、もちろん、公演を楽しみにしてたんだ。公演は2時間半、完璧だった。はっきり言ったよ。これまで俺が観たAC/DCの公演で最高のものだった。俺は2時間半、ヘッドバンギングしたぜ。それって、アンスラックスの公演でヘッドバンギングするときより約1時間長い。だからさ、休みの日だっていうのに、AC/DCの公演でいつもより激しく動いてたってわけだ(笑)」
さらに、「これまでで最高のロック公演の1つだった。言葉では言い尽くせない」「いまから20年後、誰かに“この20年の間観た中で最高の公演は?”って訊かれたら、答えは決まってる。間違いなく、あれだ」と大絶賛した。
Ako Suzuki

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