「ありがとう」の言葉以上に大切なもの。二人の輝く未来を作る 「かけがえのない宝物」とは。

「ありがとう」の言葉以上に大切なもの。二人の輝く未来を作る 「かけがえのない宝物」とは。

「ありがとう」の言葉以上に大切なも
の。二人の輝く未来を作る 「かけが
えのない宝物」とは。

「CTS」とは「○=Circle」「△=Triangle」「□=Square」で頭文字をとるとCTS!
なんともわかりやすい!ちなみにメンバーの名前もマスクの記号のまま!
そんなCTSが歌う「DREAM ILLUMINATION」に『ありがとう』『この言葉以上にわすれないでいて欲しい』という歌詞が出てきます。
彼らが歌う「ありがとうよりも忘れないでいて欲しいもの」それは恋人同士の輝く未来を作るために必要なかけがえのない宝物でした。
CTSの「DREAM ILLUMINATION」
『桜色の季節がまた巡ってきた』大切な人と出逢ってから何度目かの春を迎えたのですね。
『あの日 君に出逢うことがなかったなら』『今の僕はない』自分に自信を持てるようになった気持ちがとても溢れたフレーズですね。
続く『君に届けたい』『歌うよ』からは、届けたい気持ちが「自信を持てる自分になれたのは君と出逢えたからだよ、ありがとう」という大切な人の存在への感謝と出逢えた奇跡への感謝の気持ちであるのが伝わります。
この流れから『あの日の約束』が『ずっと一緒にいよう』と交わされた事が想像できます。
しかし、この約束。
続く歌詞に触れて行くと「二人がずっと離れない」という形で守られた物ではない事に気がつきます。
二人が選んだ道は「別れ」
歌い出しの「桜色の季節」から想像すると、春の新生活が始まるタイミングで人付き合いや生活環境に変化が訪れたのでしょうか。
この彼の生活環境も例外ではなく様々な変化に時間のスレ違いが生じてしまったのでしょう。
「想い合いながら幸せでいたい」という『答え』はお互い分かってはいるのだけれど、変化に翻弄されてケンカばかりで『傷つけスレ違い』の日々。
そんな二人の様子が伺えます。
『目を濡らして静かに微笑む君を幸せにしたい』このフレーズには彼の想いと彼女の想いがそれぞれ違う形で重なっています。
彼の想いは『君を幸せにしたい』でも、今のままでは僕は君を幸せにはしてあげられないから「別れよう」としています。
しかし彼女は「二人で幸せになりたい」のです。
二人で歩み寄って心の歩幅が合うようにしていけばまた穏やかな二人になれると信じている。
けれども、この二人が進んだ道は「別れ」だったのが『情けない僕でごめんね』というフレーズから伺えます。
このフレーズには君を幸せにしたいけれど、今の僕じゃそれは叶えられない。
『目を濡らして静かに微笑む君を幸せにしたい』気持ちは本当だけれど、そうしてあげられない自分を申し訳なく思っている。
彼はこんな情けない自分をこれ以上、彼女に見せたくなかったのです。
そんな彼の気持ちを汲んで、別れを受け入れた彼女の愛情が『静かに微笑んで』から伝わります。
深く想い合っていた二人
想い合ったまま離れてしまった二人。
時が過ぎて環境も落ち着いた事で、彼が自分の気持ちと改めて向き合い想いを強くもつ姿がこの一節から伺えます。
『間違える事も大切なんだよと気付かせてくれたね』この『間違い』は自分の気持ちやプライドだけで別れを決めてしまい、ずっと彼女は彼のそんな『弱さも強さも』愛していた事に気がつかなかった事を指しています。
その彼女の愛に気がついて、彼はもう一度彼女と『同じ道の先を見つめ続けたい』と強く想ったのですね。
さて、この深く想い合っているけれど離れてしまった二人の心を支えた物とはなんだったのでしょうか。
最後の一節に輝く未来を作るために二人の心を支えた『かけがえのない宝物』が描かれています。
二人の心を支えた思い出
二人の想いを支えた『かけがえのない宝物』それは「二人の思い出」です。
『君と見た景色』は、感動という思い出になって深く心に残ったはずです。
深く心に残った感動というのは、一人で同じ様な感動に出逢った時に一緒に見た相手の事を強く思い出させるものだと思います。
そして相手と交わした『愛・希望・夢・今・言葉』も一緒に思い出させてくれるものです。
恋は時に二人の意思とは関係のない事で壊れてしまうものです。
けれど、二人が想い合って過ごした時間の事を忘れずに思い出す事が出来れば『変わり続ける未来』の結末が悲しい物にならないように、今に歯止めをかける事が出来るのです。
未来は今と過去から作られていくものです。
二人の想いが重なった愛情溢れる思い出を忘れなければ、思い出せたその時が今になりその今が輝く未来につながる事をDREAM ILLUMINATIONは教えてくれています。
恋をすると、笑ったり泣いたり時々怒る事だってあるけれど、そんな時間を共有しながら。
二人の人生のカレンダーがお互いの笑顔と愛情に溢れた思い出で埋まっていって、輝く未来の予定をずっと一緒に書き込んでいけたら素敵ですね!
TEXT:後藤 かなこ

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