BULL ZEICHEN 88

BULL ZEICHEN 88

BULL ZEICHEN 88、8月8日(木)にシ
ングル発売&12月にワンマンライブ決

BULL ZEICHEN 88が、8月8日(木)に『Lovely』を発売! さらに、12月8日(日)にはワンマン・ライブの開催も決定した。
SIAM SHADEの淳士(Dr)、RayflowerのIKUO(B)、葵-168-などのサポートも行っているSEBASTIAN(G)、元DREAD NOUGHT FUSEの栄二郎(Vo)の4人が集まり誕生したBULL ZEICHEN 88も、今年で活動7年目。結成以来、コンスタントに作品をリリース。けっして数は多くないが、不定期に開催になるツアーやイベント/ワンマン・ライブを通し、口コミを中心に、確実に人気と話題を広げてきた。その成果を形にすべく、彼らは12月8日(日)、赤坂BLITZを舞台にワンマン・ライブ「赤坂BULLッツ 2013」を開催することを決めた。そのワンマンを盛り上げようと、BULL ZEICHEN 88は8月8日(木)に通算9枚目となるシングル『Lovely』を発売する(8月8日リリースというのが洒落てるじゃない)。

表題曲となった『Lovely』は、作詞:淳士/作曲:IKUOの手による、一見轟音ストレートに聞こえつつも、じつはメンバーらの超絶テクニックやトリッキーな技が冴え渡るナンバー。リズムと歌詞がシンクロしてゆく心地よさ。ヘヴィなサウンドと高揚性を持ったエレクトロな音の絶妙な融合。開放的ながらもキャッチー&メロディアスな歌など、ノリ良く聞きやすいながらも奥深い楽曲に仕上がっている。豪快かつダンサブルなパーティロックにノセて歌われる、言葉遊びを満載したブッ飛んだ詞世界も聞きどころ。

「BULL ZEICHEN 88の曲はどれもリズム隊の演奏が激しく緻密であり、テクニカルながらもラウドな演奏にどれだけキャッチーなものを融合させるかを毎回心がけています。『Lovely』も、そこの芯をブラすことなく。ライブで盛り上がれるシンプルでストレートな楽曲にしたくて作ったんだけど。結果的には、BPM200のスカダンスやツーステップがしやすいようなリズムからスタートしつつ、今回も変拍子などのテクニカルな面や重い要素が入った、BULL ZEICHEN 88らしさも発揮された楽曲に仕上がりました。しかも、歌詞やタイトルが可愛いように、マッチョな身体=テクニカル&ヘヴィな要素+メンバーの顔=可愛らしいラブリーな要素という、あのジャケットのカオスな感じと楽曲がマッチしたから良かったなと思ってる」(IKUO)

「このバンドにはあまり相応しくない(笑)、割と明るく可愛らしい内容に書けたなーというか、♪カイデー“愛" 偉大 想定外(エベレスト!)相伝 Wild♪など「してやったり感」のある言葉遊び満載な歌詞だからね」(淳士)

マッチョな身体と各メンバーの顔が合体。インパクト与えすぎな今回のラブリーなジャケットのデザインを手がけたのが、淳士。彼のこだわりっぷりは、アートワーク全体に投影されている。

「ジャケットのプロデュースは、全部僕がやったんですけど。あのボディは、リッキーというモデルさんの身体がベースになってて。表は正面から、裏ジャケットには4人の背中の姿を投影。中のスリーブを開くと、メンバーがそれぞれLOVELYのポーズを取って写ってるんですよ。さらに、CD盤の裏には、この身体のモデルになったリッキー自身も登場。DVDに収録したメイキング映像では、合成した写真と同じ格好をメンバーにしてもらった姿も収録しているように、すべてがリンクしています。CDとDVDの盤面柄が違う理由も、PVを見ると謎が解けるようになっているんでね」(淳士)

絵柄や映像一つを取っても、すべて作品とリンクした意味を持った内容なのがBULL ZEICHEN 88ならではのこだわり。ぜひ、音源とリンクした?! アートワークやPVも楽しんでいただきたい。

栄二郎が手がけた『モラトリアム』は、♪一点突破♪という叫び声が印象深い、シンプルなビートの上でガンガンにSEBASTIANが高速リフで攻めてゆく、疾走感を持ちながらも一緒にシンガロングしたくなるナンバー。こちらは、ライブで熱狂してゆくに相応しいパワー感満載な楽曲として完成。

「今回も頭の曲には、IKU兄と淳兄が面白い楽曲を持ってくるのは想像できてたんで、僕はBULL ZEICHEN 88らしい、みんなで一緒に歌え、熱い想いを共有できる楽曲をと思って、この『モラトリアム』を作りました。『Lovely』が、みんなで弾けられるダンサブルな曲なら、『モラトリアム』はみんなで合唱できる歌。ライブでは、一緒に声を上げて叫びたいです」(栄二郎)

「ギターも最初はもっとドッシリとした感じだったのが、とにかくリフが速いように、テクニカルな楽曲になりましたね」(SEBASTIAN)

「何時もなら変拍子を多用するBULL ZEICHEN 88なのに、『モラトリアム』は変拍子がない、すごくストレートでヘヴィな楽曲なんですよ。そのぶん、ギターのリフで色を出したんですけど。BULL ZEICHEN 88って、よく2番のAメロで変なアレンジをするという趣向を持っているんですね。それを演ったのが『モラトリアム』。曲中にはポリリズムで押してく細かいトリックも入れながら、僕らも、お客さんと一緒にライブで暴れまくれることを想定して、この曲をアレンジしていきました」(IKUO)

ライブではぜひ、彼らと一緒に♪一点突破♪と大声張り上げ騒ぎまくっていただきたい。

SEBASTIANの手による『Someday』は、ヘヴィさと疾走性を開放的なメロディーを通して昇華した、BULL ZEICHEN 88流メロコア・ソングとして完成。この曲に触れているだけで、どんどん感情が高ぶってゆく。その軽快さが、たまらなく気持ちいい。

「僕はメジャー調のパンキッシュ・チューンが好きで、それで作りあげたのが『Someday』。最初に、サビに入ってる数少ない日本語詞♪いつかこのメロディー届けに行くよ♪の部分が生まれ、そこから日本語で歌詞を広げようと思ったんだけど。演奏とのハマりを考えていく中、どんどん英詞の比率が高くなりだし、結果的に日本語詞が少なくなってしまいました。中身は、ラブソングです。」(SEBASTIAN)

「『Someday』はまさに、SEBASTIANらしい西海岸パンクソング的な感じの曲。ただ、BULL ZEICHEN 88が演奏する以上、普通にメロコアを演っても面白くないことから、淳士くんが、かなり複雑なキックパターンを入れたりなど、曲の良さを殺さずにBULL ZEICHEN 88らしさを出したアレンジにしてくれた、これもライブで演るのが楽しみ曲なんです。中間で、SEBASTIANのアコギと歌だけというシンプルな形も入れてるんだけど。そこ、レコーディング中「ここでストリングスを入れるとか普通のことをやっても面白くないから、ガラッと発想を変えない??」ってことで浮かんだアイデア。常識の枠にとらわれないところもBULL ZEICHEN 88らしさなんで」(IKUO)

収録した3曲とも、"重さ/疾走性/口づさみやすいメロディアスさ/細かいテクニカルな要素"をミックスアップさせた、とてもライブで映える歌ばかり。この作品を手にBULL ZEICHEN 88は、10月に「BULL ZEICHEN 88 presents『秋のバトルロイヤル 2013』」と題した主催ツアーをスタートさせる。

「それぞれの日を、その髪の色のメンバーがオーガナイズする…というイメージ」(IKUO)と語ってくれたよう、各会場ごとに「ピンク固め/雪崩式グリーンバスター/アルゼンチンレッドブリーカー/投げっぱなしオレンジ」と、プロレス技とメンバーの髪の毛の色にシンクロした?!タイトルが名付けられているのも、らしい遊び心。対バン相手も、今のヴィジュアル・シーンで話題/注目を集めているバンドたちが中心だけに、どんな音楽のバトルをBULL ZEICHEN 88が仕掛けていくのか、その中身が楽しみだ。

さらにBULL ZEICHEN 88は、12月8日(日)、赤坂BLITZを舞台に、今年の活動を締めくくるワンマン・ライブ「赤坂BULLッツ 2013」を行うことを発表した。今年の展開はすべて、この日へ照準を合わせて組み上げてきたこと。

「オーディエンスみずから口コミで、BULL ZEICHEN 88の魅力を拡散してくれているよう、まさにファンありきのBULL ZEICHEN 88なんで。だからこそ赤坂BLITZという風景を満員の人たちで染め上げ、熱狂的なライブを描き出したら、僕らのみならず、BULL ZEICHEN 88を支えてくれてるファンたちも感動してくれると思ってる。うちらはTEAM BULLたちと一緒にこれからも上り続けていきたいように、まずは2013年をいい形で締めくくり、さらに2014年を良い飛躍の年として伸ばしていきたいですね」(IKUO)

これまでメディアの力を頼ることなく、ライブを通しバンドの魅力を伝えながら、その興奮をファンたちが口伝えで広めてゆくことで、BULL ZEICHEN 88はここまで伸し上がってきた。きっと赤坂BLITZのステージも、ファンたちとの熱狂の絆を味わえるライブになることは間違いないだろう。そのためにも…。

「『Lovely』に収録したのは、どれもライブでお客さんが盛り上がってこそ初めて完結する歌ばかり。これを聞いてもらわないと僕らの目的は達成出来ませんので、CDを聞いていただいたうえで、一緒にライブで盛り上がりましょう」(IKUO)

活動7年にも関わらず、まだまだ上り調子のまま躍進し続けているBULL ZEICHEN 88。彼らのライブに触れた人たちの多くが、長くバンドを支持し続けてゆくファンになってゆく。その理由をぜひ、音源やライブを通し探っていただきたい。そのうえで、あなたもTEAM BULLの仲間に…なるのは自由ですから。

TEXT:長澤智典

シングル「Lovely」

2013年8月8日(水)発売
MRRMS-1013/¥2,200(税込)
<収録曲>
01. Lovely
02. モラトリアム
03. Someday
<DVD>
01. Lovely -Music Video-
02. Lovely -淳士 Presents Making Movie-

BULL ZEICHEN 88 presents 『赤坂BULL
ッツ2013』

12月08日(日) 赤坂BLITZ

BULL ZEICHEN 88 presents TOUR 2013
『渡る世間はブルばかり』

8月19日(月) OSAKA MUSE
8月20日(火) 名古屋CLUB QUATTRO
8月27日(火) 仙台MACANA
9月04日(水) Shibuya WWW

BULL ZEICHEN 88 主催イベント【秋のバ
トルロイヤル 2013 】

『秋のバトルロイヤル 2013 ~ピンク固め~』
10月02日(水) 新宿BLAZE
出演:BULL ZEICHEN 88 / THE MICRO HEAD 4N'S / HERO / ν[NEU]

『秋のバトルロイヤル 2013 ~アルゼンチンレッドブリーカー~』
10月12日(土) SHIBUYA REX
出演:BULL ZEICHEN 88 / 葵-168-

『秋のバトルロイヤル 2013 ~雪崩式グリーンバスター~』
10月14日(月・祝) 高田馬場PHASE
出演:BULL ZEICHEN 88 / ROOKiEZ is PUNK'D / LOKA

『秋のバトルロイヤル 2013 ~投げっぱなしオレンジ~』
10月28日(月) Shibuya O-West
出演:BULL ZEICHEN 88 / †яi¢к / and more...

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OKMusic編集部

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