ナオト・インティライミ&加藤肇監督登壇!後編初日舞台挨拶イベントレポート

ナオト・インティライミ&加藤肇監督登壇!後編初日舞台挨拶イベントレポート

ナオト・インティライミ&加藤肇監督
登壇!後編初日舞台挨拶イベントレポ
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“太陽”のように明るく、“お祭り”のように楽しいキャラクターと持ち前の音楽センスでデビュー以来、人気・実力ともにその勢いは止まることを知らないナオト・インティライミ

映画『ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー2』は、忙しさに追われ純粋に音楽を楽しむ心を取り戻したいと、彼が原点回帰をするために、世界をめぐった旅の記録だ。アフリカ大陸14ヵ国、ルーマニア、スウェーデン、ドイツほか、約半年間にわたる濃密な旅に密着!ナオトならではの筋書きなしの旅が生み出す、“新たな出会いと音楽”。世界の音楽と文化を体感し、現地の人々との触れ合いを追った、奇跡のドキュメンタリー映画の感動の後編が1月5日(金)より全国の劇場で絶賛公開中!

この度1月5日(金)に本作の公開初日を記念してTOHOシネマズ 新宿にて、ゲスト登壇の初日舞台挨拶を実施した!舞台挨拶には、旅からの刺激を経て精力的に活動中のナオト・インティライミと、本作でナオトとともに各国を旅して周り、ナオトに密着し続けた加藤肇監督が登壇!新年の挨拶とともに、本作の見どころや旅の思い出、2018年の豊富などを存分に語った!

舞台挨拶の開始とともに、本作の主題歌「Sunday」のリズムに乗ってナオトと監督が「あけましておめでとー!」と新年の挨拶を言いながら劇場に登壇すると、待ちわびたファンで溢れる観客席から大きな歓声と拍手が沸き起こりふたりを迎え、冬の寒さを吹き飛ばすような熱気に包まれた会場で舞台挨拶が開始した。

トークセッションが始まると後編のハイライトシーンでもある、マダガスカル島のモララノ村でのエピソードになりナオトは「あの出会いは本当に偶然だったんですよね。ただただあの線路格好いいなと思って歩いていると、あの村の子ども達に出会ってみんなに囲まれましたね」と村の子ども達との出会いを明かし、その上で「子ども達に向けて歌っていると自ずとひとりふたりがポツリポツリと歌い出してくれて、あの瞬間はとても嬉しかった」とインプットのために始めた旅の中で、歌を歌う喜びを再認識した瞬間のエピソードを語った。

最後にナオトは「人は生きていて何かしらずっと考えていて、その考えていることのうち、言葉にするのは1000分の1くらいのことかもしれない。その言葉にならなかった、映画には描かれなかったことがフォトエッセイにもなり、コンセプアルバムになっています。映画とフォトエッセイとアルバムの三つでこの旅は完成しますので、是非ともこの三つを観て、聴いて、楽しんで頂けると嬉しいです」と今回の旅の集大成となる本作と、フォトエッセイ、コンセプトアルバムについて語り、大盛況のまま舞台挨拶は幕を閉じた。

ナオト・インティライミは今後3月より日本全国47都道府県を回る「こんなの初めて!!ナオト・インティライミ 独りっきりで全国47都道府県 弾き語りツアー2018」が開始、今年も大活躍が期待される!
■ 劇場公開を迎えて今の感想

ナオト・インティライミ

:皆様あけましておめでとうございます!前編から後編にかけてこの映画が無事公開され、今日のこの日を迎えられたことに喜びを感じております。

加藤監督

:あけましておめでとうございます!今日はお越しくださって、ありがとうございます。後編が完成した直後に寝込んでしまい、正月は寝て過ごしてしまいました。

ナオト・インティライミ

:それくらい過酷だったんですね!?監督は2017年、世界で一番ナオトの顔を見ていた人ですからね。旅にも一緒に行って、帰ってきてからも1000時間にも及ぶ映像を毎日毎日ずっと見て編集を続けていたので。

加藤監督

:でも全く見飽きることはなかったですけどね(笑)。

■ マダガスカル島のモララノ村の子ども達との出会いについて

ナオト・インティライミ

:あの出会いは本当に偶然だったんですよね。ただただあの線路格好いいなと思って歩いていると、あの村の子ども達に出会ってみんなに囲まれましたね。その直前の、線路を歩いているところがこの映画のポスターや特報にも使われているシーンです。

加藤監督

:村総出でウェルカムされて、建物からどんどん人が出てきていましたね。

ナオト・インティライミ

:素敵な景色でしたね。それまでの国では積極的に歌おうという気持ちではなくて、歌うことよりもインプットしたいと思っていたのですが、マダガスカル島で、ああして人々に囲まれて、この人たちのために歌いたいと思うようになりました。それまでも旅のなかで流れ的に歌うことはあったけれども、さあ歌おう!と思ったのはあの時が最初で、その心境の変化は大きかったです。

加藤監督

:ナオトさんの内面の変化が、一緒にいて目に見えてわかりました。僕自身も響くものがあり、それをできるだけ伝えられるようにしたいと思い、編集作業にも臨みました。

ナオト・インティライミ


映画でも映っていますが、モララノ村では子ども達が「Catch the moment」を自分から歌い出してくれてとても嬉しかったです。いつもなら自分で歌って「みんなも歌おう!」とレクチャーするのですが、今回は特にそういったこともせず、それなのに自ずとひとりふたりがポツリポツリと歌い出してくれて、その瞬間「お、いいね!」と本当に嬉しくなりました。もう一度この映画を観てもらったらその時の僕の嬉しがっている表情がわかると思います。

■ 締め一言

加藤監督

:本日は本当にありがとうございます。今回この映画を作るにあたって、旅のなかで見てきたナオトさんをできるだけ伝えようと編集し、彼のものすごいバタリティや音楽のインプットから歌うことへの変化を伝えようとしています。お友達やご家族の方々と2回3回と何度でも観に、映画館へ足を運んで頂けると嬉しいです。

ナオト・インティライミ

:もう一年が経つんだなとびっくりしています。1年前の今頃、もうすぐ旅に出るんだとワクワクしていました。その半年前に旅に出ようとしていた頃にプロデューサーから「『旅歌2』もありじゃないか?」と言って頂いたのを覚えています。自分を見返すと、こうして形に残っているのはありがたいですし、ファンの皆様がこの旅を感じてくださるのは光栄です。自分は旅をしているだけだったけど、こうして映画になるのはとても嬉しいことですし、客観的に素敵な作品で楽しい作品になりました。人は生きていて何かしらずっと考えていて、その考えていることのうち、言葉にするのは1000分の1くらいのことかもしれない。その言葉にならなかった、映画には描かれなかったことがフォトエッセイにもなり、コンセプアルバムになっています。映画とフォトエッセイとアルバムの三つでこの旅は完成しますので、是非ともこの三つを観て、聴いて、楽しんで頂けると嬉しいです。
■ インフォメーション

『ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー2』 【前・後編】全国絶賛公開中

出演:ナオト・インティライミ
監督:加藤肇
配給:日活
©2017「ナオト・インティライミ冒険記2」製作委員会
www.naoto-tabiuta2.com(http://www.naoto-tabiuta2.com)

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