クラブ&ダンスTOP10【2017年をBARK
Sニュースで振り返る】

年末恒例・BARKSの様々な音楽記事をカテゴリーごとにランキング化し、2017年の音楽事情を振り返るBARKSニュース特集をお届けしよう。17年に及ぶ計13万件以上の全BARKS音楽記事から、2017年の“クラブ&ダンス”カテゴリーで読まれたTOP10を見てみたい。
改正風営法が施行された2016年の波に乗り、今年は夜の街を活性化させようという「ナイトタイムエコノミー」が話題だ。また相変わらず人を集めているEDM系のビッグフェス、『フリースタイルダンジョン』をはじめとしたラップシーン、マスターズ・アット・ワークやジャイルス・ピーターソン、マッシヴ・アタックと言った大物DJ/アーティストの来日と、ジャンルを問わず話題に事欠かなかった2017年。2020年に向けて盛り上がりつつあるクラブ&ダンスシーンは今年どのようなトピックが注目されたのだろうか。
まずは10位。「【インタビュー】Mighty Crownは、サウンドクラッシュでなぜ勝ち続けることができるのか? 船上で世界と戦うJAMROCKレゲエ・クルーズで2連覇達成」。こちらはボブ・マーリーの息子、ダミアン・マーリー主催の豪華客船でカリブ海を5日間に渡って旅するレゲエ・クルーズ<Welcome to JAMROCK Reggae Cruise 2016>での船上サウンドクラッシュで、Mighty Crownが勝利し2連覇を成し遂げたという記事。BARKSでは比較的本数が少ないレゲエ系の記事がランクイン。2018年はさらなる記事化でレゲエシーンを盛り上げたい。
9位8位と続けてランクインしたのは2017年のサマソニでヘッドライナーを務めたカルヴィン・ハリス。“EDM”プロデューサーを払拭する革新的なアルバム『Funk Wav Bounces Vol. 1』をリリース、そしてサマソニでのアルバム感のないEDM DJセットで臨んだサマソニと、何かと話題になった男カルヴィン・ハリス。来年はどんな動きを見せてくれるのか、EDMの行く末のひとつを彼が握っていると言ってもよいのではなかろうか。
7位は「DJ KRUSH、ソロ活動25周年を飾る初のラップアルバム『軌跡』発売決定」の記事。キャリア初となる、国内ラッパーを招いたラップアルバム、しかも話題となっている多くの若手ラッパーを起用したということもあって、DJ KRUSHファンだけでなく、すべてのヒップホップ/ラップファンにリーチしたようだ。未読の方は合わせて“
”もご覧いただきたい。
6位は、「トミー・ゲレロ、UTコラボTシャツを6月より発売開始」。NIGO(R)をクリエイティブディレクターに迎えたUNIQLOのTシャツブランド“UT”が “Get Rad”Tommy Guerrero Collectionと題し、スケートをテーマにしたTシャツを販売するというニュースだ。音楽家としてはもちろんスケーターとしても名高いトミー・ゲレロ、そして誰もが知るUT、両者のマリアージュがヒット記事を生み出したのかもしれない。続けて5位にランクインしたのも「DAMN.」でお馴染みケンドリック・ラマーのTシャツが売り切れというTシャツのニュース。BARKS読者、Tシャツ好きが多いのか?
4位に入ったのは「ファーギー、ブラック・アイド・ピーズと距離を置いた理由を明かす」。ファーギー、ブラック・アイド・ピーズ関連のニュースは「BEPのウィリアムが洋服ブランドを発表」、「BEPウィルの「クチ・クサイ・ソング」遂にリリース」、「セルジオ・メンデスとブラック・アイド・ピーズのコラボが完成」と言った小ネタが多めなのだが(ファンの方、失礼)、インパクトのあるアーティスト写真も相まって、気になるニュースになったようである。
いよいよTOP3の発表。3位はセクシー系の「“学校や職場での閲覧注意”の「Sex On The Beach」動画、刺激的に公開5日で再生回数1万4000回突破」。「職場での閲覧注意」という、分かっていてもついつい”踏んで”しまった方も多いのでは?……ってこれ去年も書いたようなと思ったら、去年のTOP10に入ってる! 「職場での閲覧注意」強し!
2位は「 最新Bluetoothヘッドフォン初体験! DJ KAWASAKIがオーディオテクニカ「ATH-WS990BT」を語る」。最新のBluetoothヘッドフォンをDJ KAWASAKIが使用、その使い心地を語った記事である。DJと切っても切れないヘッドフォンの記事とあってDJ KAWASAKIの的確なコメントに、こちらのヘッドフォン、欲しくなってしまったはずだ。
2017年のクラブ&ダンスTOP10、1位は「KICK THE CAN CREW、結成20周年で完全復活」といううれしいニュース。14年ぶりの新作レコーディング、そして<復活祭>など今年は“キックの年だった”と言ってもいいだろう。本格始動をした彼らの動きには2018年も引き続き注目していきたい。
EDM、ヒップホップ、ハウス、R&Bと多岐にわたった2017年の“クラブ&ダンス”カテゴリー、今年もいろいろなニュースを楽しめたのではないだろうか。2018年はより一層のボリュームアップを目指しつつ、“クラブ&ダンス”シーンを盛り上げていく。
文=BARKS編集部(ほ)

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