BARKS記事TOP10【2017年をBARKSニュ
ースで振り返る】

年末恒例・BARKSの様々な音楽記事をカテゴリーごとにランキング化し、2017年の音楽事情を振り返るBARKSニュース特集をお届けだ。まずは17年に及ぶ計13万件以上の全BARKS音楽記事から、2017年に最も読まれた記事をランキングにして今年の動向を紐解いてみよう。
2017年に最も読まれたという堂々1位を飾った記事は、2017年9月17日に公開されたMステ『ウルトラFES』に関する速報記事だった。全57組のアーティストの出演順を放送前日に伝えたもので、まさにMステの人気と注目の高さを裏付けるもの。瞬間風速の強い記事で、その後はパタッと読まれなくなる類の記事だけれど、それでも1位を記録してしまうところが凄い。実際出演アーティストのラインアップが“凄い”わけで、文字通り最強の『邦楽フェス』といえそう。ちなみに、今回はランキング5位と8位にもMステ関連の記事がランクインを果たしている。
続いて2位をマークしたのは、B'zのニューアルバム『DINOSAUR』のインタビュー記事だった。稲葉浩志松本孝弘のふたりから醸し出される絆の強さとともに、非常にフランクながら貴重な発言も飛び出した読み応えたっぷりの記事で、『DINOSAUR』を聴き込んだ後から読み直してもまた新たな発見のあるインタビューとなっている。また、あわせて公開された【機材レポ】B'z、アルバム『DINOSAUR』RECサウンドシステム「また変わりたい」という特集記事も、18位にランクインを果たした。松本孝弘の愛機が美麗な写真で掲載されている非常に貴重な特集だ。ちなみに、16位にはINABA / SALASのインタビューがランクインしている。こちらもレア発言満載の貴重なインタビュー記事だ。
3位と4位には、洋楽の記事がランクイン。3位のブルーノ・マーズは日本のCMに起用されたというハッピーな話題だったが、4位のチェスター・ベニントンは、世界に衝撃が走った悲しい出来事を伝えるもの。彼の音楽は永遠に生き続ける。合掌。
一方、6位と7位にはX JAPANGACKTという、日本が世界に誇るV系シーンを生み出した立役者が仲良く並んでランクインを果たした。ことGACKTの記事は、円形脱毛症を二度も患ったことを明るく前向きにカミングアウトしたもので、そのポジティブな生き方と器のデカさに、多くの人が感銘/共感をみせた記事でもあった。
9位のBABYMETAL記事は、世界を席巻し数々の記録を塗り替えた事実に基づき彼女たちの偉業をわかりやすく伝えたもの。音楽の押し売りほど無粋なものはないけれど、BABYMETALが生み出した日本産のオリジナル文化こそ、ぜひとも愛でてほしいものだと思っている。
10位のマキシマム ザ ホルモンのライブ記事も、音楽が生み出した奇跡と感動をそのまま伝えるもので、多くの腹ペコたちの涙腺を崩壊させた。こういうドラマがあるから、野外フェスはやめられないよね。
今回のランキングでは、注目すべき異質な記事もある。11位にラインナップされた「難しすぎて歌えない曲」ランキング、TOP10発表という記事だ。実はこれ、2011年に書かれたもので、6年半の時を経て今もなお多くの人から注目を集めている記事となっている。カラオケで不落の難曲を攻略したいという気持ち…いつまでも変わらない?
古い記事という点では、15位の記事も2015年7月に公開されたニュースだけれど、これは13位の「TAIJIの死、5年の年月を経て外務省が問題を認識」という2016年12月29日公開の記事から、関連して読み継がれたもの。BARKSには2011年7月17日に急逝してしまった
も掲載されているので、是非チェックを。17年に及ぶBARKSの記事は、音楽シーンを深掘りする最高に便利なアーカイブでもあるのです。
文:BARKS編集長 烏丸哲也

◆BARKS記事TOP10【2017年をBARKSニュ
ースで振り返る】

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5位 
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