【ライヴレポ】マオ from SID、『X’
mas Acoustic Live』でSMAP、MISIAら
の名曲を熱唱!「今日は俺がみんなの
サンタになるから」

マオ from SIDが、12月13日に東京・日本橋三井ホールにて『X'mas Acoustic Live』を開催。“箸休めSilent Night”と題した1st STAGE、“箸休めHoly Night”と題した2nd STAGEのうち、“箸休めHoly Night”の模様をお届けする。
ほんのり雪化粧をした大きなクリスマスツリーが飾られ、赤と緑のクリスマスカラーのライトが照らすステージ。登場したマオは、ステージ中央のアンティークチェアへ。「こんばんは、マオです。今日は、素敵なクリスマスの思い出をみなさんと一緒に作りたいと思っています。楽しんで帰ってください」とていねいに挨拶をして、ライヴがスタート。自身のオリジナル曲と珠玉のカバー曲を織り交ぜて構成される“箸休めNight”、この日の1曲目は、藤井フミヤの「Another Orion」だ。優しく穏やかな歌い出しから<君のために僕は強くなる>という決意を歌声に込めた後半への流れ、なんてドラマティックなのだろうか。
続けて歌ったのは、SMAPの「夜空ノムコウ」。紡がれる音は温かいのに、寄る辺ない不安や閉塞感、切なさ漂う歌詞。そして、愁いを帯びたマオの歌声。どうしたって、心が動く。かと思うと、間奏でマオが口笛を吹き、客席が沸く場面も。
すると、「夜空ノムコウ」を歌い終わってすぐに、「ひとつ言っていい?一部のときは口笛がまったく出なくて、それを悔やんだMCをしたけどさ……だからって口笛のところで拍手するのやめてよ!(笑)」と笑顔で抗議するマオ。「しかも、思ったより音が出なかったね(笑)。歌に関しては本番に強いんだけど、口笛に関しては本番に弱いみたい」と軽口を叩きながら、「みんな見守ってくれてありがとう、救われたところもあります」と感謝。マオにのせられて口笛を吹いたオーディエンスに、「ちょっとヘタじゃない!?」と思わず立ち上がってツッコミを入れつつ、「そんな君たちが好き」と嬉しいことを言ってくれたりもして、マオのライヴは本当にアットホーム。マオとオーディエンスの心の距離が、とても近い。
「動けない時期はもどかしかったけど、今年はバンドでもソロでもしっかり歌えた1年になりました」と充実した2017年を振り返り、6月から7月にかけて開催した『Acoustic Tour 2017 「箸休めNight」』でアコースティックライヴの虜になったことを明かして、安全地帯の「ワインレッドの心」へ。紫のライトと落ち着いたサウンドに、グっと大人なマオの歌声が映える。
「いい歌だね。ところで、みなさんはワインは好きですか?俺は一晩でボトル半分くらい飲みます。最初はマロ(マオの愛猫)という名のライオンを撫でながら優雅に飲んでいるんだけど、飲みすぎるとぺっぺけぺーのぺーってなる(笑)」なんて笑わせながら、「この間、俺とShinjiが出た『関ジャム 完全燃SHOW』観てくれた?そのときDAIGOさんや鬼龍院翔さんと歌った曲、このライヴで歌わなかったらブっ飛ばすっていうくらいの勢いでリクエストをいただいたこともあるし(笑)、全部ひとりで歌いたいという歌唱欲もあるので、歌います」という言葉から、LUNA SEAの「I for You」へ。ファルセットも交えた情感豊かな歌に満ちていたのは、慈愛。耳も心も、すっかり浄化してもらえたように思う。
また、バイオリン・門脇大輔、ギター・木島靖夫、キーボード・nishi-kenとメンバー紹介していけば、トークの息もピッタリ。『Acoustic Tour 2017 「箸休めNight」』で築いた信頼関係は、半年経っても揺らいでいないようだ。
別れを選ぶしかなかった切ない物語にマオが入り込んで歌い、「冬の寒い時期に沁みるね。この季節に歌えてよかった」としみじみ言った「違う果実」。今回の『X'mas Acoustic Live』で初披露、客席でクラップが自然発生する中で、艶っぽさもたたえながらロックに歌った「不埒な体温」。ガラっと異なるベクトルでマオらしさが示されたオリジナル曲もまた、鮮烈な色を放った。
「ちなみに、みんなはいくつまでサンタさんを信じていましたか?俺は、小3くらいになると「サンタなんておらんよな」っていう友だちに調子を合わせていたけど、実は小5か小6くらいまで信じていました。とりあえず、今日は俺がみんなのサンタになるから。じゃあ、サンタさん歌います!(笑)」
小粋な言葉が導いたのは、桑田佳祐の「白い恋人達」。クセの強い本家の歌を忘れるくらいマオ色に染め上げて、ラストのロングトーンも圧巻。さらに、ビブラートやフェイクも駆使して力強く歌い上げたMISIAの「Everything」。「大好きなバンドさんの、気持ちが前向きになる曲です」と前置きして明るい歌声を響かせ、クラップで彩ったオーディエンスに「みんな上手だったね」と少年のような笑顔を見せた、シャ乱Qの「空を見なよ」。曲によってガラりと異なる表情を見せるマオは、やはりとても魅力的な表現者だ。
最後は、「今日は本当に楽しかった。みなさんと過ごせてよかったです、ありがとう」と微笑んで、「月」へ。月明りを思わせるライトに照らされながらマオが届けたのは、包容力に満ちた歌声と誓い。“約束するから”という渾身のラストフレーズは、ひとりひとりの胸にしっかりと刻まれたことだろう。
2月には、東京、名古屋、大阪で『Maison de M vol.2』開催が決定。その上、「バレンタインのあと、ホワイトデーも空けておいてもらえたら嬉しいな」と意味深な言葉を残してくれたマオ。2018年も、幾度か至高の夜を楽しめるチャンスがありそうだ。
文/杉江優花
<セットリスト>
1.Another Orion 
2.夜空ノムコウ 
3.ワインレッドの心
4.I for You 
5.違う果実 
6.不埒な体温 
7.白い恋人達 
8.Everything 
9.空を見なよ 
10.月

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