マライア・キャリー、「恋人たちのク
リスマス」が初の全米トップ10入り

クリスマス・ソングの名盤の1つ、マライア・キャリーの「All I Want For Christmas Is You(恋人たちのクリスマス)」(1994年)がリリースから23年のときを経て、今週初めて全米でトップ10圏内に入った。
クリスマスと言えばこの曲を思い浮かべる人も多く、とっくの昔に全米1位に輝いていたと思いきや、全米シングル・チャート(Billboard Hot 100)でのこれまでの最高位は11位だった。
「All I Want For Christmas Is You」は今週9位をマーク。マライアは「なんて素晴らしいクリスマス・プレゼントなの! ソングライターとして、この曲が初めてBillboardのトップ10に入ったことを光栄に思う。こんなことが起きるなんて、本当に思っていなかった。でも、この曲をホリデー・シーズンのしきたりの1つとして受け入れてくれているみんなに感謝してる。本当に心が温まる」と、『Billboard』誌にコメントした。
「All I Want For Christmas Is You」は英国でも1位を獲得したことはないが、1994年に3週連続で2位、今年、最新のチャートでも23年ぶりに2位をマークした。
アメリカでは、当初ラジオ向けのプロモーション用シングルとしてリリースされ、CDやヴィニール盤で発売されたわけではなかったため、Hot 100にチャート・インする資格がなかった。その後ルールが変わり、1999年末83位に初登場。2015年に初めてトップ20に入った。
Ako Suzuki

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