©2010熊本県くまモン 協力 熊本県大阪事務所 撮影:新井 亮

©2010熊本県くまモン 協力 熊本県大阪事務所 撮影:新井 亮

【全国イルミネーションアワード】パ
フォーマンス部門1位「なばなの里」
の新イルミが幻想的すぎる【動画あり

2017年全国イルミネーションアワードでプロフェッショナルパフォーマンス部門1位を獲得した、三重「なばなの里 イルミネーション」。今年はどんな内容なのか? その魅力は? 光り物好きのわんぱく息子ふたりを連れてレポートします。混雑対策情報付き!

三重県桑名市にある「なばなの里」。
この記事の完全版を見る【動画・画像付き】
四季折々の花や木々が楽しめる、広大なフラワーパークです。
毎年10月になると、趣向を凝らしたイルミネーションが登場します。
その圧倒的な美しさは、全国イルミネーションアワードで3年連続1位を獲得するほど。
2017年には、高い演出力が評価され、プロフェッショナルパフォーマンス部門1位に輝きました。
そればかりか、世界最大の旅行サイト「トリップアドバイザー」で、「外国人に人気の観光スポット2017」のTOP30(27位)にランクイン!
さて、今年はどんなイルミネーションが展開されているのでしょうか。
プロフェッショナルと言われる所以は?
今年はどうやら「くまモン」が登場しているようですが……、おっと、その詳細はのちほど!
なばなイルミファンの息子たちを連れて、徹底リポートいたします。
混雑対策やオススメの周り方、グルメ情報もご紹介!
入場券は1000円分の金券付き!まずは入場券を購入します。
当日の混雑を考えると、事前にコンビニ等で用意しておく方がいいですね。
イルミネーションシーズンの入場料は、小学生以上2300円。少し高い印象かもしれませんが、里内で使える1000円分の金券付き。
レストランや売店のクオリティも高いので、使い道に困ることなくお得です。
金券分を差し引き、1300円であのキラキラを楽しめることを考えたら、決して高くはありません。未就学児は無料!
エリアごとに変わる多彩なイルミ里内のイルミネーションは1種類だけではありません。
大きく分類して、5つのイルミネーションが展開されています。
幻想的な光の雲海
最初に向かったのは、ブルーのLEDが幻想的なエリア「光の雲海」。
白く輝くアーチをくぐれば、甘美な気分に浸れます。
アーチの光で顔が明るくなるので、自撮りしてSNSにアップする人も多いようです。
入場ゲート右手の「長島ビール園」前にあります。
水面がキラリ! ロマンチックイルミ
さらに進むと、水上イルミネーションが現れます。
「なばなの里イルミネーション」がスタートした頃から続く、人気のスポットでもあります。
水が流れるようなやわらかな曲線の光が印象的。
約640億色もの演出が可能な最新LEDを使用して、木曽三川の姿が演出されています。
ここで、広報さんにツウな情報を教えていただきました。
「点灯直後の約30秒間だけ、特別バージョンで光るんですよ」。
チャペルの鐘が鳴ったら、点灯の合図。いつもより色濃くカラフルな光が!
イルミの全景を見たいなら上空へ!
さて、いよいよメイン会場となるテーマイルミエリアへ参りましょう。
と、その前に、上空から園内全体を眺めてみたいと思います。
池の向こう側に妖しく光る円盤は「アイランド富士」。地上45mまで上昇する展望台です。
頂上ではゆっくりと回転するので、どの席に座っても里内の各所を見ることができます。里内の隅々どころか、中部国際空港セントレアや、名古屋駅のツインタワーまで見渡せます。
長男「いろんなイルミネーションが見える!」
次男「あ! くまモン♡」
そうそう、今回のメイン会場は、イルミの中にくまモンが登場するんです。のちほどご紹介いたします。
アイランド富士
大人500円、3歳~中学生300円(金券利用不可)
視界の先の先までキラッキラ! 200m続く光のトンネル
では、お待ちかねのメインエリアへ向かいます!
メインエリアに抜けるルートは、「光のトンネル」として演出されています。
トンネル前に立つと、思わず「うわぁ…!」。
目の前には、暖かい色の光が視界いっぱいに広がります。トンネルの長さは200m!
なばなの里がイルミネーションスポットとして世に知られるきっかけとなった場所でもあるんです。
最新LEDを使用して、暖色系の光を作り出しています。
点灯直後には、15秒ほどかけて手前から徐々に点灯していく様子を見ることができます。
壮大! 150m超えのパノラマイルミ!
日本一の演出力! 迫力のメイン会場
そして、トンネルを抜けると…!
待ちに待った、メイン会場となる「テーマエリア」です。
26400㎡の会場に、毎年、テーマを変えたイルミネーションが登場します。
それにしても、スケール大きすぎ!
横幅155m、高さ30m……もはやイルミネーションのサイズとは思えません。
小学4年生の長男が端から端まで全速力で走ったとしても、30秒以上はかかる距離でしょう。
今回のテーマは、熊本の復興を願って「くまもとだモン! ~くまモンのふるさと紀行~」。
熊本の自然、名所などが広がる中に、くまもんが元気に登場。
1クール約7分間、音楽付きの作品です。
くまモンが温泉に入ったり…
サーフィンしたり…
踊ったり…
次々とシーンが変わっていく様子は、まるでイルミネーション絵巻。
特に今年はくまモンが登場することもあり、よりお子さんたちが親しみやすいイルミネーションとなっています。
意外なところにも、くまモンの形が登場しますよ。
真ん前でかぶりつきで見るもよし、展望台から全景を眺めるもよし。
季節によってシーンアレンジもあります。変更のタイミングは、1月と3月上旬頃の予定だそうです。
色鮮やかなイルミ! その理由は?
注目すべきは、これがすべて電球ということ。
プロジェクションマッピングではなく、本物の光で作るからこそ、この鮮やかさが出るんだなぁと惚れ惚れします。
総電球数は非公開。夏から設営が始まり、完成までに数ヵ月間かかるそうです。
これこそが、日本一のプロフェッショナルイルミと言われるポイント。
人の手により、丁寧にコツコツと作られます。スタッフの皆さん、おつかれさまです。
他にもこんなイルミネーション
メイン会場からの帰り道も、キラキラは続きます。
帰り道のトンネルは、かわいらしいピンク色の光。桜がテーマです。
ほわ~んとゆるやかに色が変わっていく様子がすてき。
ほかにも、高さ20mを越えるヒマラヤスギのツリーイルミや、季節の木々や花々との共演など、見逃せないスポットがいっぱいです。
あったかグルメに天然温泉♪
熊本グルメを食べ歩きあったかフードも充実しています。今回は、熊本名物もラインナップ。
せっかくなので、熊本グルメの中から「にしめまんじゅう」と「だご汁」をオーダー。
にしめまんじゅう(350円)は、和風の肉まんのような食べ物。
中身の具は、馬肉じゃが、五目など選べます。
だご汁(400円)は、麦みそ仕立てのスープ。たっぷり野菜と平たい団子が入っていて、食べごたえがあります。
テーマイルミエリアにある展望台、村の市売店などで販売されています。
店内で落ち着いて食事をしたいなら、レストランへ。
和食、洋食、イタリアン、中華、ビール園など、本格的な料理が食べられる店が豊富に揃います。
無料の足湯で、天然温泉も満喫♪最後は天然温泉の足湯で、身も心もぽかぽかに♪ 無料で楽しめます。
手ぬぐいなどを持参するとベストですが、タオルは100円で販売もされています。
足の乾燥器まであるという至れり尽くせりぶり。
足湯のほか、里内には日帰り天然温泉「里の湯」もあります。
こちらは無料貸し出しのタオルセットがあるので、手ぶらでOK!
現在、20周年キャンペーン中で、1500円(小学生以上)の入泉料が1000円になっています。入場券についている金券も使えますよ。
実は、ここ「なばなの里」は、50年以上前に温泉レジャーセンターを立ち上げたナガシマリゾートが運営する施設なんです。
泉質の良さは間違いありません。
混雑対策は? オススメの周り方は?
混雑対策は?日本一のイルミネーションです。混雑は覚悟しておきましょう。
少しでも混雑回避できるコツを、ナガシマリゾート企画宣伝部の熊谷さんに聞きました。
「平日なら19時以降、土日祝なら20時以降が比較的オススメです。土日祝は22時までの営業なので、遅めのご来場でもたっぷりと満喫できます!」。
「また、雨の日は、いつもよりお客様が少なくゆったりまわれます。雨の日にしか見ることができない幻想的な光景も見られますよ」。
オススメの周り方は?「点灯直後は、光のトンネルや水上イルミネーションが混雑する傾向があります。入口付近の光の雲海からスタートし、途中の温室ベゴニアガーデンでゆったりお花を観賞! 温室の中は暖かいですし、SNS映えする写真スポットも盛りだくさんです」。
ちなみに、海が近いので、夜になると冷たい風が吹く日も多いです。
防寒対策はしっかりと。
事前準備を万端にして、日本一のイルミを満喫してきてくださいね。
なばなの里 イルミネーション会場 三重県桑名市長島町駒江漆畑270 なばなの里
会期 2018年5月6日(日)まで開催中
点灯時間 日没頃~営業時間終了まで
営業時間 9:00~21:00(22:00までの延長営業日あり)
料金 小学生以上2300円(なばなの里内で使える金券1000円分付)

ウレぴあ総研

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