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夜の本気ダンスがシンプルな音の中で
創り出す踊らせるロック

独自のグルーブ感を武器に本気のロック
で踊らせる!

自身初となるドラマ主題歌として話題となった「TAKE MY HAND」収録。メジャー2ndアルバム「INTELLIGENCE」を10月11日にリリースし、着々と人気が上がって来ている夜の本気ダンス通称夜ダン。ライブシーンでは入場規制が入る程の人気があり、バンド名にクセが強い傾向がある現在の邦楽ロック界の中でも、曲はもちろんのこと歌詞においてもずば抜けた音楽センスが持ち味の大注目バンドです。

メンバー異なるルーツを持ちながらも、ダンスミュージックというスタイルを貫く夜の本気ダンスが創り出す“踊らせるロック”とは?

夜の本気ダンスってどんなバンド?

出典:公式サイト
まずは、バンドプロフィールについて軽く触れておきましょう。
夜の本気ダンスは、2008年に米田貴紀(Vo./Gt.)、鈴鹿秋斗(Drs.)、マイケル(Ba.)、西田一紀(Gt.)で結成された京都出身の4人組ロックバンドです。
2014年2月にタワーレコード限定シングル「Bitch」をリリース。その翌月、初の全国流通盤ミニアルバム「DANCE STEP」、11月にはアルバム「DANCETIME」を立て続けにリリース。2015年にはシングル「By My Side」をリリースし、楽曲製作とライブ活動が本格化する中で、徐々に知名度が上がり始めます。各地で行われるイベントや大型フェスでは入場規制がかかる程までに大きくなったこのバンドに、遂に転機が訪れる事に。翌年の2016年、数多くのロックバンドを輩出してきた、言わば“若手バンドの登竜門”的な存在を確立している、スペースシャワーTV主催のライブツアー『スペースシャワー列伝JAPAN TOUR 2016』のツアーバンドに大抜擢!このイベントをきっかけに夜の本気ダンスは、日本中のロックファンに知れ渡っていくこととなります。そしてこの年の3月、ビクターエンタテインメントから「DANCEABLE」をリリースし、飛ぶ鳥を落とす勢いでメジャーデビューを果たしました。

バンド名の由来は、当時のメンバーの家の壁に貼ってあった新聞の切り抜きの言葉を使用したもの。音源を聴く前でもバンド名を目にするだけで興味を沸かせるインパクトを持っているのと同時に、メンバーいわく、楽曲のイメージがしやすい部分が気に入っているとのこと。キャッチコピーは、【”夜”も昼も聴く者全てを”本気”で”ダンス”させる】。

2017年、ドラマ主題歌「TAKE MY HAND」
で話題のバンドに!

出典:YouTube
夜の本気ダンス「TAKE MY HAND」
夜の本気ダンスの名が一気に知れ渡るきっかけとなったフジテレビ系ドラマ『セシルのもくろみ』主題歌「TAKE MY HAND」。同ドラマのエンドロールで、豪華女優陣が曲に合わせて踊る狂う映像でも話題となりました。このドラマを通して興味を持った方も多いのではないでしょうか。耳に残るキャッチーなグッドメロディと4つ打ちのビートで、ロックミュージックがダンサブルに変貌を遂げていて非常にタイトでカッコいいのですが、ここで1つ気になった点が。それはダンスミュージックと提唱されているのにデジタルな音が一切入っていないところ。実はそこに夜の本気ダンス独自の音楽スタイルが隠されていました。

ギター、ベース、ドラムの音のみで構成
されたダンスビート

出典:YouTube
夜の本気ダンス「Where?」
夜の本気ダンスの曲は非常にアナログな構成で作られています。使用楽器はギター、ベースそしてドラムのみ。ロック界のレジェンド達を彷彿させる剥き出しのロックビートを軸に、エッジの効いたギターフレーズをかき鳴らす。打ち込みやシンセサイザーといった電子機器を使わずにいかに踊らせるかという強いこだわりを楽曲に反映しています。メンバーそれぞれが辿ってきたルーツミュージックの持ち味のいいところだけを切り取り、”ロックが持っている初期衝動“と”ダンスが持っている躍動感“を、うまいことにミックスされたものが夜の本気ダンスの音楽なのです。

”ダンスというものは、至ってシンプルなもので、高い技術が無くても好きに体を動かして楽しめるもの“という、私たちが忘れかけていた本来持っているダンスの姿を体感させてくれることでしょう。

日本語と英語を融合させたリズミカルな
歌詞

出典:YouTube
夜の本気ダンス「Crazy Dancer」
これまで、夜の本気ダンスのバンドサウンドについて綴ってきましたが、意外にも歌詞に対する関心も高いようです。これ程のインパクトを持つサウンドにも噛み付いていくクセの強い歌詞が、楽曲に絶妙なエッセンスを加えています。“アメリカ被れの言い回し”と行ったらイメージしやすいかと。「Crezy Dancer」サビの歌詞から抜粋すると、

Wake up 騒いで踊り出す You’re crazy dancer

と言ったような、口に出すには少し恥ずかしい言葉使いが沢山使われている。歌詞重視というよりかはグルーヴ感が重視され、音に邪魔にならない“耳心地の良い“ワードセンスが光っています。

新たな夜ダンが詰まった「INTELLIGENC
E 」で更に踊らせる!

出典:公式サイト
夜の本気ダンスメジャー2nd アルバム「INTELLIGENCE 」
待望のメジャー2ndアルバム「INTELLIGENCE 」は、今までの夜ダンビートに加え、アダルトな雰囲気を醸し出したバンドの真骨頂となる作品として注目されています。単に踊れるロックで片ずけるには勿体無い。”夜の本気ダンスがやっている音楽はこういうものだ!“という事が証明された、渾身の一枚です。

踊らせる事、楽しませる事に”本気“で挑み、自分たちも楽しむ事を忘れないスタンスで、ロックファンのみならず音楽ファンをも魅了する夜の本気ダンス。彼等の手が加われば、リズミカルな音楽でもスローテンポの音楽でも、ダンスミュージックに変え、私たちを踊らせてくれることでしょう!皆さん、踊れる準備はできていますか?
出典:ZIMA
■夜の本気ダンス公式サイト
http://fan.pia.jp/honkidance/

■夜の本気ダンス公式Twitter
https://twitter.com/honkidance

夜の本気ダンスがシンプルな音の中で創り出す踊らせるロックはミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。

ミーティア

「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。

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