走 裕介、サックス奏者をゲストにク
リスマス・ディナーショー開催

演歌歌手の走裕介が、12月9日に東京・表参道の名門フランス料理店「シェ松尾」にてクリスマス・ディナーショーを開催した。
走裕介は北海道・網走市出身。作曲家の船村徹の内弟子生活を10年経験し、2009年に「流氷の駅」でデビュー。歌唱力の高さに定評があり、2012年には、『第54回 輝く! 日本レコード大賞』で日本作曲家協会奨励賞を受賞。今年は、2月16日に亡くなった船村徹の未発表作品「男の駅」を7月5日にリリースしている。この日のディナーショーは特定非営利活動法人BOONが主催となり、昼の部と夜の部の2公演開催となった。
和服姿やドレス姿などのおしゃれな装いの観客達に迎えられ、走は7枚目のシングル『夢航路』のカップリング曲「兄貴」で登場。「少し早いですが、一足先にクリスマス気分を味わいたいと思います」と挨拶をした。続いて、「呼人駅」、「おんなの雪」、では女心をしみじみと聴かせ、「北国フェリー」では白銀の世界が見えてくるかのような、たっぷりの情感で歌いあげた。
その後、ゲストのサクソフォーン奏者・西尾貴浩がステージに招かれた。西尾は走と同じ北海道の出身で、作曲家・久石譲のレコーディングやツアーに参加する実力派。ここで走がアコースティックギターを抱え、2人のコラボレーションが実現する。生演奏で、江利チエミの「酒場にて」を披露すると拍手喝采が起こった。西尾のソロによる、クリスマスソングメドレー、ドキュメンタリー番組『情熱大陸』の同名テーマソング、ドラマ『北の国から』のテーマソング「遥かなる大地より」も見事な演奏で魅了した。
走は真っ赤なスーツに着替えてステージに再登場。西尾の演奏にのせて内山田洋とクールファイブの「噂の女」、客席を歩いて観客一人一人の目を見つめながら、尾崎豊の「I LOVE YOU」を熱唱。すると西尾が「一昨日(12月7日)は走さんのお誕生日でした」と発表。走は「おかげ様で落第することなく44歳になることができました」と答え、皆で「ハッピバースデー・トゥー・ユー」を合唱し、会場はお祝いムードに包まれた。ここからは走一人のステージに戻り、山下達郎の「クリスマスイブ」、「星屑の恋」、「昭和縄のれん」、「男の駅」、アンコール曲の「女満別から」で締めくくった。
終了後のメディア向け取材では、師である船村徹についての思いを、「偉大な方を亡くしたと思います。10周年の曲は船村先生に書いていただこうと思っていましたので、突然でびっくりしました。やっぱり寂しいです。一人で飲んでいるとふと思い出すことがあって、恥ずかしいんですけど、涙が出てきて止まらなくなるんです。デビューする前の10年間、365日24時間一緒にいたような感じですから、父親みたいなものです。残して下さった曲がたくさんありますので、そういう歌たちを歌い継いでいくのが、先生への供養ではないかと思っております」と語った。また、この日からはインスタグラムの開始も報告。2018年にはデビュー10周年記念コンサートで全国各地を廻る予定だ。

はじめまして!走裕介です! 今日からインスタデビューいたしますスマホ初心者ですが、 頑張ります フォロー、よろしくお願いします #走裕介 #演歌歌手 #インスタデビュー #クリスマスディナーショー #シェ松尾 #青山 走 裕介さん(@hashiri_yusuke)がシェアした投稿 – 2017 12月 8 6:43午後 PST

走 裕介 クリスマス・ディナーショー2
017 in シェ松尾

2017年12月9日(土) @東京・表参道「シェ松尾」
[ セットリスト ] ※夜の部
01. 兄貴
02. 呼人駅
03. おんなの雪
04. 流氷の駅
05. 恋路の果て
06. 北国フェリー
07. 酒場にて
08. ゲスト・西尾貴浩コーナー クリスマスソングメドレー、情熱大陸、遥かなる大地より
09. 噂の女
10. I LOVE YOU
11. クリスマスイブ
12. 星屑の恋
13. 昭和縄のれん
14. 男の駅
15. 女満別から

デビュー10周年記念シングル『北のひと
り星』

2018年2月7日(水)発売

走 裕介デビュー10周年記念イベント

2018年2月10日(土) 北海道・網走市民会館
2018年2月11日(日) 北海道・旭川市公会堂
2018年2月17日(土) 栃木・宇都宮(詳細後日発表)
2018年2月18日(日) 兵庫・神戸(詳細後日発表)
2018年3月11日(日) 奈良・橿原文化会館
2018年4月08日(日) 愛知・名古屋ガスホール

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