HYの新里英之が
初の弾き語りソロツアーをスタート
HYのリーダー&ボーカル・新里英之(しんざとひでゆき)が、自身&バンド初となるソロツアーをスタートさせた。バンドとしては2018年の夏にセルフカバーベストアルバムをリリース、それを提げた全都道府県ツアーも発表されているが、このソロツアーは音楽の伝え方に一石を投じる素晴らしい内容だった。
『HYの音楽には、1曲1曲に素晴らしい物語がある。この曲はこんな時に作ったとか、メンバーも知らなかった秘話を、積み重ねるように集めました。じっくり聴いて欲しいんです』
そんな新里の想い通り、青春を共に歩んだあの曲達が、改めて1つの映画のように蘇ってくる。
『弾き語り、ただ単にHYの曲をアコースティックギターで歌うのではなく、丁寧に曲のストーリーをファンのみんなに伝えたいんです。そうすると、歌詞の意味や曲の聞こえ方が全然違ってくるんです。』
バンドとしての持ち曲を、アコースティックアレンジで構成するライブは、他のアーティストにも見られる手法だ。しかし、新里の言う“弾き語り"は、それとは大きく違った手法を取る。
1曲の長さが5分だとすると、そこに纏わるストーリーを時には倍以上もかけ、丁寧に丁寧に伝えていく。それはまるで絵本の読み聞かせのよう。加えて、歌っているのは新里1人なのに、あたかもHYメンバー全員がそこにいる衝動にかられるのは、その話し手の魔法なのかもしれない。ヒットソングの数々を単に並べて楽しむライブもアリだが、今まで知らなかった楽曲の秘話に知れたり、それこそアルバムのマイナー楽曲でさえも、生きた映画のように思えてくる。数あるライブ公演の中で、ある意味“異色"な素晴らしい内容だった。
この弾き語りツアー、『Hide's Music Story』と題して全9都市11公演を回る。HYと青春を過ごしただけでなく、音楽アンテナを張っているオーディエンスには、是非体験して欲しいツアーだ。
『HYの音楽には、1曲1曲に素晴らしい物語がある。この曲はこんな時に作ったとか、メンバーも知らなかった秘話を、積み重ねるように集めました。じっくり聴いて欲しいんです』
そんな新里の想い通り、青春を共に歩んだあの曲達が、改めて1つの映画のように蘇ってくる。
『弾き語り、ただ単にHYの曲をアコースティックギターで歌うのではなく、丁寧に曲のストーリーをファンのみんなに伝えたいんです。そうすると、歌詞の意味や曲の聞こえ方が全然違ってくるんです。』
バンドとしての持ち曲を、アコースティックアレンジで構成するライブは、他のアーティストにも見られる手法だ。しかし、新里の言う“弾き語り"は、それとは大きく違った手法を取る。
1曲の長さが5分だとすると、そこに纏わるストーリーを時には倍以上もかけ、丁寧に丁寧に伝えていく。それはまるで絵本の読み聞かせのよう。加えて、歌っているのは新里1人なのに、あたかもHYメンバー全員がそこにいる衝動にかられるのは、その話し手の魔法なのかもしれない。ヒットソングの数々を単に並べて楽しむライブもアリだが、今まで知らなかった楽曲の秘話に知れたり、それこそアルバムのマイナー楽曲でさえも、生きた映画のように思えてくる。数あるライブ公演の中で、ある意味“異色"な素晴らしい内容だった。
この弾き語りツアー、『Hide's Music Story』と題して全9都市11公演を回る。HYと青春を過ごしただけでなく、音楽アンテナを張っているオーディエンスには、是非体験して欲しいツアーだ。