近藤晃央、ONE MAN TOUR「damp sigh
is sign」ファイナル東京公演大盛況
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ライブは【1部-BLACK SIDE-】、【2部-RED SIDE-】、15分の休憩時間を挟んでの2部構成で行われた。【1部-BLACK SIDE-】ではMCは一切なし。9月発売5周年記念シングル収録の「ひとつになれないことを僕らはいずれ知ってゆくよ」からスタートし、SEで曲から曲へと流れるように進み、時に激しく、時に静かに内側に燃える炎を感じさせながら、生ピアノとチェロのみの演奏で歌った8曲目「ベッドインフレームアウト」までを1つの世界感で描き切った。
【2部-RED SIDE-】は初期の名曲「らへん」からスタート。「お仕事、学校、いろいろ忙しい12月に、ようこそ、ここを選んでくれました!ありがとうございました!本日、ツアーファイナルです!座ってゆっくり聴いてもらえる曲を用意していますので。一緒に良い時間を過ごしたいと思います!」という本日初めてのMCの後、11月22日に配信になったばかりの配信シングル「相言葉」を披露した。
今回のツアーで初披露となった「相言葉」は、地元名古屋ZIP-FMとの近藤晃央メジャーデビュー5周年特別コラボ企画、近藤晃央✕ZIP-FM「ひとりと、ひとりで、ひとつプロジェクト」から生まれた楽曲。ファンやリスナーから多数の「ひとりじゃなかった」エピソードが到着。エピソードを組み合わせるのではなく、近藤晃央がすべてを読み、飲み込んだ上で、ひとりの主人公を書き上げ、歌詞にまとめた、極上の「じんわり」曲だ。ライブでは、1コーラス目を自らのアコースティックギターとストリングスのみのシンプルながら美しいアレンジで歌い上げ、会場は一気に温かい空気に包まれた。
「たった1人のために作った曲が、時間を経て、誰かのための歌になっていて。この曲をそんな想いで歌える事に感謝します。」というMCのあと、しっとりと「かな」を歌うと、続くMCでは、「来年の春以降からライブ活動をしばらくお休みして、制作期間に入りたいと思っています。でも来年の春以降ですよ。実は、あと1本、ライブが決まっていまして。来年4月8日(日)渋谷WWWXにてライブ演りますので是非来てくださいね!」と、サプライズ発表も行った。
「自分らしさを失わないように。やっぱり近藤晃央らしいな、と思ってもらえるように、そこは失わないように戻って来たいと思います!」最後の曲「涙腺」を力強く歌い上げ、ライブ本編は終了した。
アンコールにはこの季節にぴったりのクリスマスソングを2曲。「わたしはサンタクロース」に続けて、昨年11月にダイスケとのコラボシングルとしてリリースした「クリスマスチキン」を客席全員と歌い上げた。そして、さらにもう一曲、ファイナル公演だけのスペシャルで「あい」を披露し、大きな拍手、大歓声の中、ライブは終演を迎えた。
2018年は制作中心の年になる予定とのこと。本日初披露した、配信シングル「相言葉」。そして、これまでの5年間でリリースしてきた楽曲を改めて音源で聴き直して頂き、近藤晃央の声の魅力、メロディーの魅力、歌詞の魅力を感じてみて欲しい。
■ セットリスト
【1部-BLACK SIDE-】
1.ひとつになれないことを僕らはいずれ知ってゆくよ
2.あの娘が嫌い
3.ブラックナイトタウン
4.グラデーションフライ
5.仮面舞踏会
6.理婦人ナ社会
7.テテ
8.ベッドインフレームアウト
15分休憩
【2部-RED SIDE-】
9.らへん
10.恋文
11.相言葉
12.かわいいひと
13.HONEY
14.かな
15.涙腺
【ENCORE】
EN1.わたしはサンタクロース
EN2.クリスマスチキン
EN3.あい
■ セットリスト・プレイリスト
http://popscene.jp/playlist/038201.html
■ 2018年4月8日(日)渋谷WWWX近藤晃央ワンマンライブ決定!詳細は決定次第発表!
■ 近藤晃央 5周年記念サイト
http://lespros.co.jp/special/akihisa_kondo/kondo5th/
■ 近藤晃央 オフィシャルHP
http://www.akihisakondo.jp/
ポップシーン
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