TWICE ©CJ E&M Corporation, all rights reserved

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TWICE大賞&Wanna One初来日! 待望
の日本初開催『MAMA』をレポート

EXO-CBX、SEVENTEEN、TWICE、Wanna Oneなど話題のアーティストが集結! 日本初開催のアジア最大級のグローバル音楽授賞式『2017 MAMA in Japan』をレポート。

TWICE (c)CJ E&M Corporation, all rights reservedアジア最大級のグローバル音楽授賞式『2017 MAMA in Japan』が11月29日、神奈川・横浜アリーナで開催され、EXO-CBX、MONSTA X、SEVENTEEN、TWICE、Wanna One、NU’EST W、ZICOなど最旬のK-POPアーティストが大集合、日本代表としてAKB48が出演し豪華なステージを展開した。
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『MAMA(Mnet Asian Music Aards)』とは、韓国を代表する音楽チャンネルMnetを抱えるコンテンツ・メディア企業CJ & Mが主催するアジア最大級の音楽授賞式。9回目を迎えた今年は、ベトナム(25日)、日本(29日)、香港(12月1日)の3地域で開催されるが、日本での開催はこれが初となる。
本公演の目玉となったのは、日本でも爆発的なブームを巻き起こしているガールズグループTWICEと、今年の韓国歌謡界を席巻し、待望の日本初上陸を果たすモンスター級新人ボーイズグループWanna Oneの出演。
写真を拡大 TWICE (c)CJ E&M Corporation, all rights reserved韓国ではすでにトップグループとして君臨するTWICEは、日本人メンバーが3名在籍し、『TT』の涙を表すTTポーズが日本デビュー前から高校生の間で大流行。今年10月に日本デビューするやオリコン1位を獲得、新人ながらその勢いでK-POPアーティストとしては2011年の東方神起KARA少女時代以来6年ぶりとなる年末の紅白歌合戦への初出場も決定している。そのTWICEは、特徴のあるダンスを会場のファンと一緒に踊りながら、『TT~SIGNAL~LIKEY』で楽しいスペシャルステージを見せた。
また、『SIGNAL』で本授賞式の大賞にあたる『SONG OF THE YEAR(今年の歌賞)』を受賞。リーダー、ジヒョを筆頭に、メンバーたちがステージ上でうれし涙を見せたが、公演後に行われた記者会見で日本人メンバー、モモが「予想もしていなかった受賞で驚きました。昨年に続いて賞をいただくことができて光栄。これからももっとかっこいい姿を見せていきたい」とよろこびを語ってくれた。TWICEは『女性グループベストダンスパフォーマンス賞』とのダブル受賞となった。
待望の初来日! Wanna One
Wanna One (c)CJ E&M Corporation, all rights reservedそしてこの日、開場でひときわ大きな歓声を集めたのが、日本初上陸となる新人ボーイズグループWanna One。『男性新人賞』に輝いたWanna Oneは、デビュー予備軍の101人の芸能事務所練習生の中から視聴者投票でデビューメンバー11人を選抜するというMnetのデビューサバイバル番組『PRODUCE101 Season2』から誕生したグループで、推しメンバーのために必死に投票するというAKB総選挙のようなシステムと、そのサバイバルの過程で生まれる成長ドラマが話題となり、韓国の音楽業界で今年、モンスター級ブレイクを果たした新人グループ。韓国では社会現象ともいえる彼らの初来日を待ちわびていたファンたちは、デビュー曲『Energetic』と『Burn It Up』のパワフルなパフォーマンスに熱狂した。
『MAMA』では、持ち歌のほかに用意される趣向を凝らした豪華なコラボステージも呼び物のひとつ。今年のオープニングステージを飾ったのはK-POPとJ-POPの架け橋となったBoA。今年彼女はWanna Oneを輩出した『PRODUCE101 Season2』で、デビューを左右する投票を行う「国民プロデューサー」と呼ばれる視聴者に代わって番組を進行する「国民プロデューサー代表」に就任。歌謡界の先輩としてアイドル候補生たちに接する人間味あふれる姿で人気を高めたが、若くしてレジェンドとなった彼女をリスペクトすべく、自らが歌う『Girls On Top』を皮切りにSEVENTEEN(男性グループベストダンスパフォーマンス賞受賞)が『No.1』、TWICEが『My Name』といったBoAのなつかしの楽曲をカバー。セクシーなペアダンスを見せる『Only One』では、Wanna Oneのファン・ミンヒョンが彼女のカップルダンスの相手役を務め、意外な子弟共演を果たした。
豪華なコラボステージも
SEVENTEEN (c)CJ E&M Corporation, all rights reserved芸能事務所の練習生が参加する『PRODUCE101 Season2』に、活動中の現役アイドルグループという地位を捨て、練習生として参加したのが日本でも精力的に活動をしていたNU’EST。5人のメンバーのうち4名が番組に参加し、BoAとペアダンスを踊ったファン・ミンヒョンのみがWanna Oneメンバーとしてデビュー。放送中から、ひとりひとりのスペックの高さで再注目され、番組終了後には過去にリリースした作品がチャートを再上昇するという現象を起こした。現在はミンヒョンを除く4名でNU’EST Wというグループ名で活動中。このNU’EST W(ディスカバリーオブザイヤー賞受賞)は、同じ事務所のSEVENTEENと『HEAVEN』で17人という人数の圧巻のコラボステージを披露した。
昨年オンエアされた『PRODUCE101 Season1』では、ガールズグループ I.O.Iが誕生し、楽曲『Pick Me』も昨年を彩るヒット曲となった。『PRODUCE101』から生まれたグループは期間限定で活動。解散後の現在は、I.O.Iメンバーもさまざまなガールズグループに所属している。そんなI.O.Iメンバーたちが所属するガールズグループを中心としたコラボステージにはAKB48が参加。Weki Meki、CHUNG HA、PRISTIN、fromis_9、アイドル学校クラス1とAKB48という100名ちかい日韓のガールズグループが華やかに『Pick Me』『ヘビーローテション』『恋するフォーチュンクッキー』を歌った。そして、このコラボステージの最後にAKB48の総合プロデューサー、秋元康氏が登場。『PRODUCE101』と『AKB48』のシステムを融合させた『PRODUCE48』を2018年に放送されることがサプライズで発表され、会場中に驚きを与えた。
受賞者
写真を拡大 ZICO (c)CJ E&M Corporation, all rights reservedコラボ以外のステージでもアイドルという枠を飛び出し、ヒップホップアーティストとして、プロデューサーとして活躍するZICO(ベストアーティスト賞受賞)は、生バンドを従え『ANTI』と『Artist』というスタイルの異なる2曲を披露。
日本デビューもしている大人気グループEXO-CBX(ベスト・アジアン・スタイル・イン・ジャパン賞受賞、EXOはグローバル・ファンズ・チョイス賞受賞)は、『Hey Mama!』と日本語曲『Ka-CHING』をパフォーマンスし、会場を沸かせた。
日本での『2017 MAMA in Japan』出演者は、ほとんどが2015年以降にデビューしたアーティストたち。会場に詰めかけたファンも高校生~大学生くらいの若い世代が多い。今、また新しい世代の波がやってきているのを感じる。TWICEを起爆剤に少女時代、KARAの日本デビューで巻き起こったK-POPブームを超える潮流が作れるか、そして昨年からヒットを続ける『PRODUCE101』シリーズの快進撃はどこまで続くのか。2018年のK-POPシーンを占う貴重なイベントとなった。
EXO-CBX (c)CJ E&M Corporation, all rights reserved受賞者一覧
(大賞)ソング・オブ・ザ・イヤー:TWICE
ベスト・アーティスト:ZICO(Block B)
グローバル・ファンズ・チョイス:EXO
新人賞:(女性)PRISTIN/(男性)Wanna One
ベスト・アジアン・スタイル・イン・ジャパン:EXO-CBX
ベスト・ダンス・パフォーマンス:(女性)TWICE/(男性)SEVENTEEN
ゴールデン・ルーキー:チョンハ
ベスト・コンサート・パフォーマー:MONSTA X
ディスカバリー・オブ・ザ・イヤー:NU’EST W
インスパイアード ・アチーブメント:秋元康

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