暖かな光に包まれ退団へ。沙央くらま
が最後に咲かせる花とは。

現在上演中の「ひかりふる路」「SUPER VOYEGER」は、望海風斗さんのトップお披露目公演ですが、この公演で退団する1人のスターがいます。
それは専科の沙央くらまさん。
雪組から月組と移動し、着々とキャリアを踏んで、2015年に専科に異動しました。
専科となってからも様々な公演に出演。他のスターとは少し違う、別格の立場でいつも大きな光を放つ存在でした。
今回の退団に至るまで、どのような道を辿って来られたのでしょうか?沙央くらまさんのヒストリーに迫ってみましょう!
沙央くらまさん、順調にキャリアを築いた下級生時代
出典:(c)宝塚歌劇団 公式HP 専科・沙央くらまプロフィールより
ふんわりとした優しい面差し、柔らかな声で、心にじわりと沁みる演技を届けてくれる沙央くらまさん。
初舞台は2001年でかなりのキャリア。同期には龍真咲さん、早霧せいなさんがいます。配属は雪組だったのですが、沙央さんのほんわか感は、雪組の雰囲気にぴったりだったと思います。
配属された後の研究科3年ごろから、少しずつ新人公演で役がつくようになります。音月桂さんの役を演じることが多く、華奢でたおやかな雰囲気の男役は、沙央さんにはよく似合っていました。
新人公演初主演は2006年「ベルサイユのばら」のオスカル役(本役・朝海ひかる)で研究科5年の頃。同期の龍真咲さんは、2007年「パリの空よりも高く」で初主演だったので、新人公演主演は早かったと言えます。
出典:(c)宝塚歌劇団 (c)宝塚クリエイティブアーツ タカラヅカ・スカイ・ステージ 「左:ベルサイユのばら-オスカル編-('06年雪組・東京・新人公演)「右:エリザベート-愛と死の輪舞-('07年雪組・東京・新人公演)」より
2007年の水夏希さん主演「エリザベート」の新人公演でもトート役。
順調にキャリアを積んでいったのですが…。

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