【インタビュー】M!LK「いろいろなこ
とを乗り越えて今のM!LKがある」新た
な可能性に繋がる5人の絆

5人組ダンス&ボーカルグループのM!LKが、11月22日に待望の1stアルバム『王様の牛乳』をリリース。2014年の結成以来、発表してきた中毒性の高いシングル曲もあり、正統派なアプローチの最新曲もありの色彩豊かな作品から感じられるのは、彼らのこれまでとこれから。リード曲「約束」やお互いのソロ曲&デュエット曲、山﨑悠稀作詞の活動初期からともに歩んできた「miruku!」のことなど、5人が和気藹々と、なおかつ成長の実感を込めて語ってくれました。
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■3年間の歩みが詰まった「約束」に胸熱!MVには隠れ◯◯がある!?
――1stアルバム『王様の牛乳』は、M!LKのこれまでとこれからが詰まった色彩豊かな作品になっていて。中でも、リード曲の「約束」は突き抜けてポップで中毒性の高いこれまでのシングル曲とはまた異なり、みなさんの想いと歌声が真っ直ぐに届く正統派ソング。これまでの経験と成長があればこそ歌える曲なのだろうなと思います。
勇斗 そうなんです。今回のアルバムにも入っている「コーヒーが飲めません」や「新学期アラカルト」では、カッコよくなりきれない男子のこととか、学校生活のあるあるを5人でわちゃわちゃ元気よく歌ってきましたけど、「約束」は僕らの約3年間の歩みが詰まった曲になりました。
――高校生男子たちがぶつかり合いながら絆を深めていくストーリーのMUSIC VIDEOはみなさん自身にも重なると思うのですが、歌っていて、撮影していて、グっとくるところもあったのではないでしょうか。
勇斗 目標に向かって頑張ってきた中で、MVみたいなつかみ合いのケンカはしたことがなくても、ぶつかり合うことはありましたね。
瑞生 ご飯のこととかでね(笑)。
勇斗 そうそう(笑)。そういうことも乗り越えて今のM!LKがあるし、絆も深まりましたね。最初の頃は、1日2回まわしのリリースイベントに体がついていかなくて、体調を崩すことがあったり……。
太智 本当に、結構過酷なリリースイベントのスケジュールだったもんね。よくやっていたなって思う。
――そんな過酷な状況を乗り越えられたのは、信頼できるメンバー、支えてくれるみ!るきーず(M!LKファンの総称)がいてくれたからですかね。
悠稀 本当にそうです。
太智 頑張らなきゃ!っていう気持ちが自然と生まれましたね。どちらかにしか来られない人もいれば、両方に来てくれる人もいるわけだし。当たり前のことですけど、どんなに疲れていても、1回1回、絶対に手を抜くわけにはいかないですから。そういう3年間を思い出すと、どうしてもグっときます。
瑞生 そして、この3年間でM!LKは本当に成長したなと自分で思うんですよ。最初の頃だったらMVの演技シーンを撮ろうとしても時間がかかったのに、1日ですごくいい作品にできるようになりましたからね。それは、それぞれの演技経験が活かされているんだろうなと。
仁人 あと、MVの中には、この3年間で僕たちが着た衣装が、実は登場していたりして。
太智 隠れアイテム的にね。
仁人 振り付けにも、過去に発表した曲の要素が組み込まれていたりとか。3年間の歩みを活かして次のステップへと向かうというメッセージ、5人の男の子が集まってひとつのアイドルグループを作るために一生懸命になるストーリーのMVには、僕たち自身、強い思い入れがあります。
悠稀 曲もMVもこれまでと全然違って、特に演技に関して僕はわからないことも多かったんですけど……。
太智 でも、黒板を叩くところは迫真の演技だった。
悠稀 「位置がちょっと違う」ってめっちゃ言われて何回か撮ったんだけどね(笑)。そういう個人的な挑戦もありつつ、かわいい曲やおもしろい曲だけじゃなくて、正統派な曲も歌えるんだっていうことを知ってもらえるだろうし、「約束」でM!LKの新たな一面を見せられたんじゃないかなと思います。
■お互いをべた褒め!?5人5様のソロ曲&デュエット曲は“らしさ”満載!
――なお、PREMIUMみ!るきーず盤のDISC2には、それぞれのソロ曲、デュエット曲が収録されていますが、お互いにどんなことを感じているのでしょうか。
勇斗 仁人の「Tuna-ight」は……。
悠稀 歌がカッコいいのに、歌詞がすごくおもしろくて。「コーヒーが飲めません」と同じ岡部波音さんが作ってくれた曲と歌詞はM!LKっぽいし、絶妙なバランスだと思う。
瑞生 仁人らしさもすごく出ているしね。
太智 わかる。間奏はジャズっぽいのに、最後にカウベルみたいなのが連打されるところ、僕はそこが好き(笑)。
仁人 僕もあそこが一番好き(笑)。
勇斗 太智のソロ曲「Salty Da!chi」は、歌の入っていないダンストラックなんですけど、いつもM!LKの振りはクールにスマートにこなす太智が、ライヴで「Salty Da!chi」を披露するときにはポップダンスのキレッキレな動きを見せて、マジでめっちゃカッコいいんですよ。僕の従兄弟も、「Salty Da!chi」で踊る太智を観て興奮していたし。
悠稀 ……あれ、勇斗くんの従兄弟って仁人くん推しじゃなかったっけ(笑)。
仁人 おやおや!?(笑)。
勇斗 その瞬間は、太智推しになったみたい(笑)。
太智 僕がこの曲で伝えたいのは、歌っていなくても関係ないっていうこと。この曲を聴いて、僕が踊っている姿を想像してほしいなって。ま、ソロ曲っていうと普通は歌なんでしょうけど、歌は必ずしも必要じゃないんですよ。
悠稀 最初「ダンスだけ」って言われたとき、びっくりしていたじゃん(笑)。
勇斗 「歌わせてよぉ」って言っていたよね(笑)。
太智 それはほら、みんなが歌詞カードもらっていて、自分だけないから一瞬驚いちゃってさ(笑)。
仁人 でも、ダンスの得意な太智の魅力が、すごく活きていると思う。
太智 ライヴでは、その場で感じたままに踊ったりとか……。
瑞生 何も考えないで感性のまま踊るっていう、それがすごいよね。
太智 照れるじゃん(笑)。勇斗と瑞生の「ひこうき雲」はね、もういい曲。仁人、悠稀、僕のソロ曲はハイテンションな感じだけど、ふたりの曲はミディアムバラードで、聴き入っちゃう。ふたりは演技の仕事もしているからか、表現力がすごくあるなと思うし。聴いていて、泣きそうになるもん。
仁人 ふたりの声圧が似ているなということをずっと思っていたけど、そのふたりがデュエットで歌うとホントに素敵にまとまるんだよね。
悠稀 わかる。
――ふたりの声の重なりもきれいですしね。
太智 そうそう。どっちかが歌声を伸ばしていてそこにもうひとりが声を重ねるところとか、大好き。
悠稀 ふたりだからこそ、お互いの良さをソロ曲よりもよく出せているんだろうなって。自分たちの想いをひこうき雲に乗せてみ!るきーずに届けようとするふたりの歌は、すごく沁みます。
勇斗 すごくわかってくれている!
瑞生 嬉しいね。そういう悠稀の曲は……。
悠稀 女子アイドル的な曲だよね(笑)。
仁人 うん、それは思う。なかなか想いを伝えられない切なさを、すごくかわいく歌っていて(笑)。
瑞生 思春期ならではのちぐはぐさを、よく表現しているよね。
勇斗 それね。思春期の矛盾だよ、この曲は。
太智 それを、すごく悠稀らしく歌っているなと思います。
仁人 ライヴでは、意外に間奏でゴリゴリのロックダンスを踊ったりもしているので、そこにも注目していただければなと。
――改めて、個性豊かな5人なのだなと思わされます。そして、悠稀さんが作詞を手掛けた「miruku!」は、活動初期から一緒に歩んできた大事な1曲。感慨深かったりもするのではないでしょうか。
悠稀 これまでライヴでしか披露したことがなかったから、今回音源化できるっていうのがもう、すごく嬉しくて。
瑞生 <こころの音 ノート描く>っていう始まり方からしていいよね。
仁人 うんうん。最初の頃は歌詞の良さを半分も捉えていなかったんだろうけど、高校生活を送っていく中で、それぞれが理解を深めて。
勇斗 あと、3年の間にみんな声変わりもしてね。
太智 そうそう。レコーディングのとき、昔録っておいた音源を仮歌として聴いていたんですけど、みんな声高かったなぁって。
勇斗 仁人とか、全然違うよね。
太智 びっくりした。幼い声で。
仁人 若かったね(笑)。
太智 当時は、イベントで「miruku!」ばっかりやっていたなぁっていうことを思い出しつつ。
勇斗 M!LKにとって始まりの曲だからね。アルバムに収録したことで知っていただけた人も多いと思うし、これからも大事に歌っていけたらいいなと思います。
文/杉江優花

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