真木柚布子が演歌ミュージカル一人芝
居&歌謡ショーで熱演・熱唱

真木柚布子が11月20日、東京・渋谷区文化総合センター大和田で<2017年真木柚布子特別公演>と銘打った演歌ミュージカル一人芝居&歌謡ショーを開き、翌21日の昼夜公演、全3公演合わせて1,000人を動員した。

演歌歌手としてのデビューは平成元年だが、芸能界デビューは昭和50年で、歌手デビュー前は、映画、テレビ、舞台にと数多くの作品に出演しており、高校時代は山口百恵と同級生で、山口主演の「エデンの海」で共演、昭和57年から2年間は「劇団四季研究所」に在籍していた。2011年からスタートした今公演は、オリジナル曲をモチーフにした「演歌ミュージカル一人芝居」と「歌謡ショー」を組み合わせた人気ステージで、今回が第5弾。開演前、真木は「戦時中、(大日本帝国陸軍軍人の)宮川三郎さんが特攻兵として出撃した翌日、富屋食堂に舞い込んできたホタルを見て、『宮川さんが帰ってきた!』と言ってみんなで肩を組んで『同期の桜』を歌ったという話をもとに作っていただいた、特攻兵と女学生との恋の物語です。ホタルになって帰ってくるというその話を少女の言葉に変えたフィクションとして新作を作っていただきました。これは単なる戦争の話ではなく、その裏側では家族や女性たちの悲しい物語があることを見ていただきたい。『戦争は悲劇しか生まない』ということを知っていただきたいですね」

「歌謡ショーでは踊ったり、語りもあるステージですが、真木柚布子の特別公演、全部含をめて『演歌ミュージカル』になるといいなと思ってやってまいりました。トータルで約3時間弱の公演ですが、最後まで皆さんに楽しんでいただけるように精一杯やらせていただきます」と張り切っていた。第1部の一人芝居は、8月23日に発売した新曲『ホタルの恋』を題材にした「知覧のホタル」(企画原案・脚本:中島年張 / 演出:久世龍之介)で、鹿児島弁を使って16歳の少女から87歳の老婆までを演じ分け、8回もの衣装チェンジを交えながら白熱の演技を50分間にわたって披露した。
続く第2部の歌謡ショーは、芸者姿の踊りから始まり、「宝船」をはじめ、「助六さん」「夜叉」「北の浜唄」「ふられ上手」「夜明けのチャチャチャ」「雨の思案橋」、それに新曲「ホタルの恋」など全16曲を熱唱。衣装の早替わりも交えながら最後まで満員の客席を楽しませた。
(提供:サンニュース)

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