嵐、関ジャニ∞のジャニーズ勢が2作
ランクイン!back number、3曲が上位
をキープし強さを見せる!! <歌ネッ
ト週間ランキング>

米津玄師の「灰色と青(+菅田将暉)」が2週連続1位を獲得。初登場こそ3位という順位だったものの、それ以降は2位が1回、1位が4回と上位にランクインし続けている。本作が収録されているアルバム『BOOTLEG』は、オリコン・iTunes・Billboard JAPANのそれぞれで1位を獲得しているほか、様々なウィークリーランキングでトータル23以上のタイトルを奪取。MUSIC VIDEOの再生回数でも抜きん出ており、幅広い世代から支持されていることがわかる。本作「灰色と青(+菅田将暉)」は、ゲストボーカルに俳優の菅田将暉を迎えたエモーショナルなバラード。<どれだけ背丈が変わろうとも 変わらない何かがありますように>には、音楽を始めた当初の初期衝動や想いが変化していても、その頃と同じようなワクワクとした気持ちが少しでもあるように…との願いが込められているのではないだろうか。現在大ブレイクを果たしている米津と、俳優として押しも押されもせぬ人気を誇る菅田のふたりだからこそ、歌詞がリアルに響いてくる。
2位から4位はback numberが占める結果に。特に「クリスマスソング」が前週より2ランクアップしているのが特徴だ。約2年前にリリースされた楽曲ながら、クリスマスの時期が近づくと話題にのぼる本作。<できれば横にいて欲しくて どこにも行って欲しくなくて 僕の事だけをずっと考えていて欲しい>と“男の本音”をストレートに吐露する歌詞に胸が熱くなる。
また今週7位に初登場ランクインしたのが関ジャニ∞「応答セヨ」。本作は丸山隆平主演の映画『泥棒役者』の主題歌で、ポルノグラフィティ・新藤晴一が作詞を担当している。<つまずいてばかりの僕を 君だけは笑わなかった>から始まるこの歌詞は、確かに丸山演じる大貫はじめのストーリーに寄り添っているのだが、それ以上に関ジャニ∞自身の歩みを想起させる。<屋根の上で見上げる夜空 変わったろ? あの日の僕と>と声高らかに歌い上げる渋谷すばる。そこには、デビュー前から現在に至るまでの万感の想いが込められているように感じてしまう。これまで応援し続けてくれたファンへの感謝とも取れるフレーズ<応答セヨ 流星 僕を信じてくれた遠い日の僕よ この声が届くかい>は、ライヴにおいて、よりファンと一体になって盛り上がれるのではないだろうか。
9位には嵐の「Doors 〜勇気の軌跡〜」がランクイン。櫻井翔主演ドラマ『先に生まれただけの僕』(日本テレビ系)主題歌であり、ドラマの内容に寄り添った歌詞が特徴だ。<-キコエテマスカ- 正しさだけで語れぬ現在><-オボエテマスカ- 諦めで染めさせない未来>といったフレーズには、櫻井演じる鳴海涼介が世の中の矛盾と真摯に向き合おうとする姿に重なる。ラストには<掛け替えないBrave この掌で掴んで 変えてゆけるさ>とハッキリと言い切られており、嵐という国民的アイドルが本作を歌う意義や志も垣間見える。
文/木村桂子

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