「ちゃんみな」がわかる6つのコト「
CHOCOLATE」な成分
そこで、ちゃんみなを形成する要素を6つに分解して深掘りしてみた。それぞれの要素にまつわるアイテムをちゃんみなに持って来てもらい、色々なことを語ってもらった。ある時はこちらがビビってしまうような鋭い目つきで、またある時は子どものように純真な笑顔で語る様は、まさにビターでスイートなチョコレートのよう。ちゃんみなを形成する、にがくてあまい6つの要素をひもときます。
Photography_Reiji Yamasaki
Interview&Text_Sotaro Yamada
Edit_Ado Ishino(E inc.)
1. BIG BANG
このアルバムの曲は全部好きだけど、1曲だけ選ぶとしたら『BABY GOOD NIGHT』。やっぱりG-DRAGONさんが好きなので。BIG BANG通してなら、『Haru Haru』が自分にとっては一番重要な曲です。出会いは小学校2年生くらいだったからあんまり覚えてないですけど、MVを見て、エンターテインメント性に感動したんですよね。「私がやりたかったことをやってる!」って思って。
ほかにK-POPですごく好きなのはiKONさん。BIG BANGと同じプロデューサーが手がけているせいか、曲がすごく好きなんです。メンバーをサバイバルで決める『WIN:Who Is Next?』と『MIX & MATCH』っていう韓国のTV番組も見てたので余計に好きになりました。下積みが長いし、ストーリーがあってエモいんですよ。
2. 練馬
ちゃんみな : 影響はすごく受けてますね。練馬で育って恋をして、夢を持って追いかけて、人を傷つけ傷つけられて。そんないろんな経験や感情を、あの狭い中のいろんな場所でしましたからね。私が作られた街だと思ってますし、作品にも結構ダイレクトに自分の経験が反映されてます。
ただ、べつに練馬に詳しいわけではないですね。あんまり練馬で遊ぶことはないですし。というか、実はあんまり遊ばないですね。めちゃめちゃインドア派なんです。休みの日は基本、家でゴロゴロ。何もしないでベッドでぼーっとしてるのが好きです。
地元の写真を持って来ようと思ったけど、友達いっぱい写ってるし、何がいいか迷って、これを持って来ました。中に中学校の思い出写真とかデータで入ってます。あと、初めてダンスの発表をしたときに使った音源とか、ワンマンのSEでも流してた『くるみ割り人形』のCDとか。
3. BAZOOKA!!! 高校生RAP選手権
3つ目は「BAZOOKA!!! 高校生RAP選手権」。ちゃんみなが世に出るきっかけになった番組で、第9回大会に出場した。Rei(c)︎hiとのフィメール対決や、現在は『フリースタイルダンジョン』でモンスターをつとめる烈固 vs Lick-Gの決勝戦など、話題が多かった回でもある。
ちゃんみな : 第9回に出られたことはめちゃめちゃラッキーでした。タイミングにすごく恵まれたと思います。第7回と第8回がすごく盛り上がってかなり注目されて、良い流れだった。でも次の第10回はオールスター戦もあったから、たぶん自分は出られなかったと思う。早くても遅くてもダメで、ちょうど良いタイミングでした。これがなかったら今ここにいないですからね。相手がRei(c)︎hiだったこともめちゃめちゃデカイです。女の子同士の対決で注目されたし、やっぱRei(c)︎hiだったからこそあの試合になった。
Rei(c)︎hiに対しては、昔は「この野郎……」って気持ちもありましたね。バトルに出たのは『高校生ラップ選手権』が初めてだったんで、ディスられることに全然慣れてなかったんですよね。だから「は?なんでお前にこんなこと言われなきゃいけないんだよ?」って普通に思っちゃった。もはやキレるとかキレないとか以前に「意味わかんない」って感じ。そりゃあ嫌いになりますよ。たぶん向こうもわたしのこと嫌いだったと思う。周りにも結構アオられましたからね。Rei(c)︎hiは「ちゃんみなの方が上手い」って言われて、私は「Rei(c)︎hiの方がかわいい」って言われて。そうやって相手と比べられてる同士ですよ? 16歳とか17歳くらいの我が強い女の子がそんなふうに比べられたら、そりゃあ誰だって嫌いになると思いますよ。
でも今は、一周回ってRei(c)︎hiのことは大好き。この前も久々にRei(c)︎hiと話したくなってLINEしたんですよ。「元気〜?」って。「元気元気〜!」って返って来ましたよ。……あ、でもそれから返事してないや、既読無視しちゃった(笑)。このインタビュー終わったらLINEします!
「ちゃんみな」がわかる6つのコト「CHOCOLATE」な成分はミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。
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ミーティア
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