マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン、
2018年夏に新作リリース予定

ケヴィン・シールズが、現在制作中のマイ・ブラッディ・ヴァレンタインの新作について語った。
彼らは昨年、新しい音楽を作り始め、ロンドンやアイルランドのスタジオでレコーディングを行なってきたという。最初はEPを制作しようとしたが、シールズがあるコンセプトを思いつき、曲数は少なめで長くはないが、アルバムになりそうだという。
彼は『Rolling Stone』誌にこう話した。「いくつかの点において、やや単刀直入なところがある。(前作)『MBV』はより曲がりくねった感じで簡潔ではなかった」
「(1st)『Isn’t Anything』は形而上学的なアルバムで、すごく性的であり、狂気的なことを扱った作品だ。僕らがスクワット(不法に住み着いていた場所)に住んでいたときの日記みたいなものだった。(セカンド)『Loveless』はより私的だった。そして、『MBV』は何かの終わりのようだった。ノスタルジアな感覚がありつつ、どこかへ向かっていた。最後には切迫と緩みがあった。死と変化、そして世界で起きていることがテーマだった。優しさや温かさに魅かれるものの、変化は冷たく、ちょっと辛い。僕がいま作っているアルバムのテーマは、死と変化ではなくむしろ魂の自由だ」
聴力の問題によりレコーディングに時間がかかっているが、2018年夏にはリリースしたいと考えているそうだ。
Ako Suzuki

アーティスト

BARKS

BARKSは2001年から15年以上にわたり旬の音楽情報を届けてきた日本最大級の音楽情報サイトです。

新着