【小説化も決定】はなわ「お義父さん
」を外国人歌手がカバーしたワケ

お笑い芸人のはなわさんが、自身のオリジナル曲「お義父さん」の小説化が決定したとブログで発表しました。
「お義父さん」で小説家デビュー
「お義父さん」は、はなわさんの妻・智子さんへの誕生日プレゼントとして、2016年3月に贈られたもの。「生まれたばかりの娘を置いて家を出ていってしまった」という智子さんの父に宛てたメッセージソングとしての意味合いもあったそうです。
そして2017年3月にYouTubeで公開したところ、大きな話題を呼び、5月にCDリリース。その後、この曲をきっかけにお義父さんと対面を果たす形となりました(お義父さんは残念ながら10月に他界)。
今回の小説は、同曲に感動したというKADOKAWAの担当者からのオファーで実現したもの。はなわさん自身が書き上げた“私小説”となり、「まさかの小説家デビューとなります」とブログで綴っています。発売日は12月14日を予定しています。
外国人アーティストがカバーした理由とは
また曲そのものとして海外にもその影響は広がっており、8月には中国人で二胡奏者の周喆(しゅう てつ)さんが中国語版を、10月には米国人歌手のグリニス“ヴォーン”マーティンさんが英語版をYouTubeで公開しています。
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このうち、マーティンさんは米国デトロイト出身の歌手。11歳のときにベーシストおよびバックグランド・ボーカリストとして、ソウルR&Bグループ「DETROIT EMERALDS」のツアーに参加。その後、ジョージ・ベンソンやマドンナのツアーに加え、多くの有名アーティストのレコーディングに参加する経歴の持ち主です。
今回、マーティンさんにカバーした経緯について話を伺う機会を得たので、「お義父さん」という曲の印象を聞いたところ、「本当に美しい曲」と感じたそうです。
曲を通じて、「妻や夫、息子、お義父さん、みんながどう思っていたのか、本当の気持ちを表現するチャンスを与え、お互いの存在をより近いものにさせた」ともコメント。カバーにあたっては、「私が娘だったらどのように感じるかを、考えなければいけない」と考えたとのこと。
その上で、マーティンさんは「全てのお父さん、お義父さんは、この曲がこの父娘の“状況”について何を伝えたかったのかを、ぜひ聞くべきだと思っています」と述べていました。
このように海外アーティストにも影響を与えている「お義父さん」ですが、一方で意外な展開も。小説家デビューを発表したはなわさんのブログ記事によれば、それははなわさんの弟・塙宣之さんと土屋伸之によるお笑いコンビ「ナイツ」の独演会でのこと。
なんと、ナイツの歌ネタで「お義父さん」の替え歌が披露されたそうです。一体、どういう替え歌になったか気になるところですが、海外アーティストや小説化とはまた違う広がりと言えそうですね。
・『お義父さん』小説化決定! & ナイツ独演会。(はなわオフィシャルブログ「HANAWA LIFE」)

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