【→Pia-no-jaC← ライヴレポート】
『BEST OF →PJ← TOUR 2017』
2017年11月5日 at
東京国際フォーラム ホールC
デビュー10周年を記念した全国ツアーも、いよいよファイナル。前半の第1部のセットリストは、最新作『EAT A CLASSIC 6』の収録曲も含むクラシックのカバーで構成されていた。スタイリッシュなスーツに身を包んだHAYATO(Piano)とHIRO(Cajon)が最初に届けたのはシューベルト「アヴェ・マリア」。遊び心に満ちたサウンドが、明るい手拍子と掛け声を誘っていた。鍵盤〜“3Dピアノ”に蛍光色が映える演出のリムスキー・コルサコフ「熊蜂の飛行」なども届けられ、片時も目も耳も離せない。そして、グランドピアノで温かい音色を奏でたベートーヴェン「悲愴」で第1部は締め括られた。
組曲『 』からスタートした第2部は、代表曲の数々をたっぷりと聴かせてくれた。“ライヴ前にいつも手を重ねてハイタッチするんだけど、HAYATOの手が柔らかいんです”というHIROの発言が爆笑を巻き起こすなど、時折挟まれるMCも絶好調。“デビューして10周年。言うても10周年。これからもみんなと楽しんでいけたらなと思っています”というHAYATOの言葉が感動的だった。アンコールではHAYATOのソロアルバム『Fine』に収録されている「幻奏」も披露。ラストを飾った「PEACE」は、笑顔を浮かべた観客がいっせいに手拍子。エンディングを迎えた時、会場全体で掲げられたたくさんのピースサインは、→Pia-no-jaC←の10周年を祝福していたと同時に、今後の活動への大きな期待も示しているのを感じた。
組曲『 』からスタートした第2部は、代表曲の数々をたっぷりと聴かせてくれた。“ライヴ前にいつも手を重ねてハイタッチするんだけど、HAYATOの手が柔らかいんです”というHIROの発言が爆笑を巻き起こすなど、時折挟まれるMCも絶好調。“デビューして10周年。言うても10周年。これからもみんなと楽しんでいけたらなと思っています”というHAYATOの言葉が感動的だった。アンコールではHAYATOのソロアルバム『Fine』に収録されている「幻奏」も披露。ラストを飾った「PEACE」は、笑顔を浮かべた観客がいっせいに手拍子。エンディングを迎えた時、会場全体で掲げられたたくさんのピースサインは、→Pia-no-jaC←の10周年を祝福していたと同時に、今後の活動への大きな期待も示しているのを感じた。
撮影:山口比佐夫/取材:田中 大