今年の7月7日に結成10周年を迎えたv
istlipが放つ3ヵ月連続リリース第1弾
作品『It』が遂に完成! 記念すべき
年を駆け抜ける彼らの最新作、その魅
力に迫る。
10周年を迎えたvistlipが発表した約9年ぶりとなる“3ヵ月連続リリース”。その幕開けを飾るのはシングル『It』。表題曲「It」、c/w曲「Persona」(lipperのみ収録)で構成されたこの作品は、作曲者の個性を際立たせながら、第2弾作品であるシングル『Timer』への繋がりも感じさせる1枚となった。この新たな楽曲のリリース、そして彼らの歴史を彩る過去のアルバムの再現ツアー・vistlip 10th Anniversary Tour「Encounter the Phantoms」の開催と、10周年を華やかに展開する最新作について、今作の作曲者である瑠伊(B)とTohya(Dr)に話を聞いた。
人間が弾いている感じを出したくて(瑠
伊)
――「It」はメンバー大絶賛の1曲だったそうですね。
瑠伊:そうなんです。智も絶賛してくれて。レコーディングが終わったときもMIXが終わったときも、ことあるごとに褒めてくれました。
――智さんはいつも瑠伊さんに色々注文を出しつつ二人三脚で曲を作っているイメージがありましたが、今回は智さんのイメージにぴったりだったんですね。
瑠伊:そうなのかもしれないですね。今回俺が作ったものに対してシンセをどうするかという話をしている時に指示があったんですけど、構成やメロディーに関しては特に何も言われませんでした。そのせいかレコーディングも割とすんなりいって。
――ベース録りはいかがでしたか? アルバム『Bitter Sweet』(2017年3月リリース)で大きな変化を感じたのですが、今回の作品でもベースにかなり動きがありますよね。
瑠伊:ドライブ感を出したくてうねりを出したんです。ポジションが変わるときに、あえてグリスをたくさん入れるというか。ちゃんと人間が弾いているって感じを出したくて、生っぽさをすごく重視して録っています。そういう部分で動きが感じられるのかもしれないですね。
――生っぽさを意識した、というのは面白いですね。
瑠伊:逆にカッチリしすぎるとダメだったんですよ。レコーディングをする時、最初に音を確かめるためにラフでテストテイクを録るんですけど、その後の本番でカッチリやったら曲が死んだ感じがしちゃって。自分の中でテストテイクのほうが良かったと思ったから、1回全部やめて、極力生っぽく、ライブ感を出す感じでうねりを入れてみたら、理想に近い感じになりました。
――ライブ感を出すほうが難しいんでしょうか?
瑠伊:そうですね。意識して出すのは結構難しくて。カッチリ録る方が慣れていると言うか、クリックに合わせる中で、粗さを出すのは難しかったです。音源だから粗すぎてもダメだし…塩梅が難しいんですよ。
瑠伊:そうなんです。智も絶賛してくれて。レコーディングが終わったときもMIXが終わったときも、ことあるごとに褒めてくれました。
――智さんはいつも瑠伊さんに色々注文を出しつつ二人三脚で曲を作っているイメージがありましたが、今回は智さんのイメージにぴったりだったんですね。
瑠伊:そうなのかもしれないですね。今回俺が作ったものに対してシンセをどうするかという話をしている時に指示があったんですけど、構成やメロディーに関しては特に何も言われませんでした。そのせいかレコーディングも割とすんなりいって。
――ベース録りはいかがでしたか? アルバム『Bitter Sweet』(2017年3月リリース)で大きな変化を感じたのですが、今回の作品でもベースにかなり動きがありますよね。
瑠伊:ドライブ感を出したくてうねりを出したんです。ポジションが変わるときに、あえてグリスをたくさん入れるというか。ちゃんと人間が弾いているって感じを出したくて、生っぽさをすごく重視して録っています。そういう部分で動きが感じられるのかもしれないですね。
――生っぽさを意識した、というのは面白いですね。
瑠伊:逆にカッチリしすぎるとダメだったんですよ。レコーディングをする時、最初に音を確かめるためにラフでテストテイクを録るんですけど、その後の本番でカッチリやったら曲が死んだ感じがしちゃって。自分の中でテストテイクのほうが良かったと思ったから、1回全部やめて、極力生っぽく、ライブ感を出す感じでうねりを入れてみたら、理想に近い感じになりました。
――ライブ感を出すほうが難しいんでしょうか?
瑠伊:そうですね。意識して出すのは結構難しくて。カッチリ録る方が慣れていると言うか、クリックに合わせる中で、粗さを出すのは難しかったです。音源だから粗すぎてもダメだし…塩梅が難しいんですよ。
関連ニュース