サミー・ヘイガー、ヴァン・ヘイレン
兄弟から誕生日のお祝いがなく失望

サミー・ヘイガーは10月13日、70歳の誕生日を迎えたが、元バンド・メイト、アレックス&エドワード・ヴァン・ヘイレン兄弟から何の連絡もなく、彼らと旧交を温めるのはあきらめたそうだ。
SiriusXMの番組『Trunk Nation』に出演した彼は、こう話した。「よく“ヴァン・ヘイレンとはどうなってる?”って訊かれる。まったく何もないよ。彼らから連絡はない。俺にしてみれば、俺の70歳の誕生日を祝わないってことで、彼らは実に強い意思表示をしたわけだ。特に、多くの人々が若くして亡くなってるいま、70歳になるっていうのは凄いことなのに。友達になりたいと思っているなら、簡単だ。そして、友達になりたくないと思っているなら、(誕生日を祝わないのは)正しいことなんだろう」
ヘイガーは、マイケル・アンソニーの孫が亡くなったときにもヴァン・ヘイレン兄弟から追悼の言葉はなかったと、こう不満を漏らした。「デイヴ(・リー・ロス)からでさえ、マイクに対しお悔やみの言葉があった。知ってるだろ、デイヴは世界一フレンドリーな男ってわけじゃない(笑)。でも、彼にはそれだけの品位がある。あの2人の兄弟に何の問題があるのか、わからない。マイケルのときに何もなく、そして俺の誕生日にもだ…」
「終わりだ。彼らは俺と友達にはなりたがっていない。友人にならないってことは、リユニオンもないってことだ。じゃなきゃ、俺は金のためだけにリユニオンすることになるだろ? 俺はファンのためにやりたいんだ。あきらめたよ。俺は、ビジネスを一緒に始めるなら、その前に友達でいるべきだって思う。だから、そうだな、俺にとっては最終勧告みたいなものだった」
毎年バースデー・コンサートを開いているヘイガーだが、70歳の今年はとくに豪華なものとなり、マイケル・アンソニー、ジェイソン・ボーナム、ヴィック・ジョンソンに加え、元パンテラのヴィニー・ポール、カントリー歌手のトビー・キース、エディ・マネー、グレイトフル・デッドのボブ・ウェア、アリス・イン・チェインズのジェリー・カントレル、ニッケルバックのチャド・クルーガー、RUN-D.M.C.のダリル・マクダニエルズらが出演し、その模様は、ドキュメンタリー『Red Til I'm Dead: Sammy Hagar's Rock-N-Roll Birthday Party』となり、12月5日に全米各地の映画館で特別上映される。
Ako Suzuki

BARKS

BARKSは2001年から15年以上にわたり旬の音楽情報を届けてきた日本最大級の音楽情報サイトです。

連載コラム

  • ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲!
  • これだけはおさえたい邦楽名盤列伝!
  • これだけはおさえたい洋楽名盤列伝!
  • MUSIC SUPPORTERS
  • Key Person
  • Listener’s Voice 〜Power To The Music〜
  • Editor's Talk Session

ギャラリー

  • 〝美根〟 / 「映画の指輪のつくり方」
  • SUIREN / 『Sui彩の景色』
  • ももすももす / 『きゅうりか、猫か。』
  • Star T Rat RIKI / 「なんでもムキムキ化計画」
  • SUPER★DRAGON / 「Cooking★RAKU」
  • ゆいにしお / 「ゆいにしおのmid-20s的生活」

新着