セントチヒロ・チッチがBiSHになるま
での軌跡をたどる

セントチヒロ・チッチとBiSHを紹介!

アイドルの常識を覆すアイドルグループ・BiSHに所属するセントチヒロ・チッチ。清掃員(BiSHのファン)からチッチと呼ばれ、そのかわいいルックスとはうらはらに、内に秘めた闘志と高いプロ意識でグループをまとめているメンバーです。今回は、そんなセントチヒロ・チッチをまとめました。

セントチヒロチッチのプロフィール

愛称:チッチ
誕生日:5月8日
出身:東京都八王子市
担当:見た目は真面目 中身は悪女 これでも彼氏は2人まで担当

最初からアイドルを目指していたわけでなく、元々はTV制作のディレクターになるために専門学校に通っていました。採用面接も最終選考まで進んでいた企業もありましたが、専門学校の実習で演じる側の役をやっていた時の楽しさが心の奥に引っ掛かっていたこともあり、就職を思い留まります。

その後、アイドルグループの”強がりセンセーション”のマネージャーにスカウトされ、同グループのメンバーに。王道アイドルとしての道を直向きに突き進んでいましたが、対バンでいろいろなアイドルを見るうちに、自分のやりたいことを追求したいと思うようになり、強がりセンセーションを辞めたのち、BiSHのオーディションを受けました。

晴れて、オーディションに合格し、BiSHの結成メンバーに。すでにアイドル経験もあったことから、グループのまとめ役になることが多く、のちにリーダーとしてグループを引っ張る存在になります。
BiSH 『オーケストラ』

グループ内の担当は”見た目は真面目 中身は悪女 これでも彼氏は2人まで”という、アイドルとしてはかなりエッジの効いたキャッチフレーズの持ち主です。元々は”僕の妹がこんなに可愛いわけがない”担当でしたが、新メンバーのアユニ・Dに担当を譲り、現在はこちらの肩書きで活動しています。

この時点でかなり個性的ですが、BiSHマネージャーの渡辺淳之介は、セントチヒロ・チッチのことを「デビューしてからどんどん可愛くなっていった」と絶賛。確かに、検索して出てくる画像はどれもかわいい画像が多いと思います。筆者的にはこのギターを持った画像がおすすめです。


この前の撮影は、
ねむたいカンパニーさんと
BiSHのコラボパーカーの撮影
でしたせんとでした。
BiSHコラボパーカーは12/24より
予約開始するかもみたいです(^o^)

photo @Take_h___ pic.twitter.com/yCDjAJNJD8

— セントチヒロ・チッチ (@Chittiii_BiSH) 2016年12月22日

また、出身地の八王子への愛が強く、八王子観光大使狙っています。

BiSHをまとめるセントチヒロ・チッチ

BiSHは、かつてBiSを手がけた渡辺淳之介が「BiSをもう一度始める」とBiSHの始動を宣言し、2015年に結成。2016年にavex traxから『DEADMAN』メジャーデビュー。サウンドプロデュースは松隈ケンタが担当しています。BiSのマインドを引き継いでいて、Bisが行っていた”スクール水着ライブパフォーマンス”をBiSHも行いました。
メジャーデビュー曲 『DEADMAN』

メンバーは卒業と加入を経て、現在はアイナ・ジ・エンド、モモコグミカンパニー、セントチヒロ・チッチ、ハシヤスメ・アツコ、リンリン、アユニ・Dの6人で活動中。
BiSの破天荒な部分を受け継いだユニットだった背景もあり、「Brand-new idol SHiT」(新生クソアイドル)の頭文字を取ってBiSHとなりましたが、avex traxからメジャーデビューすることになり、avexに失礼がないようにと「新生クソアイドル」の肩書きから「楽器を持たないパンクバンド」に変更しました。

楽曲の振付はそのほとんどをアイナ・ジ・エンドが担当。作詞も各メンバー挑戦していて、どれもファンから一定の評価を獲得。こういったところは前身のBiSイズムを引き継いでいます。一見地下アイドルの経費削減に見えるこの自給自足も、そのように見えず、クリエイティブに見えるのはメンバーの実力があるからこそ。

BiSHのファンのことを「清掃員」(クソを掃除する者という意味で)と呼び、メジャーデビュー前はライブ中に客席にダイブしたりファンをステージに上げて裸にしたりと、過激なパフォーマンスで人気を博していましたが、デビュー後はライブでのリフトやダイブ、サーフも禁止とし、見つけた瞬間にライブ終了になると発表。だいぶグループの形がキレイにまとめられていきましたが、メンバーの個性も強い上、グループのカラーもアイドルの常識を覆すようなエッジさを持っているので、見ていて非常に面白いアイドルです。
BiSH ライブツアーファイナル映像

セントチヒロ・チッチがBiSHのオーディションを受けたのは「人生が楽しくなりそうだったから」とのことで、その予感通りBiSHは現在、メディアでも注目を浴びるアイドルに成長しました。

自身はリーダーとして活躍していましたが、ダイエット企画に挑戦した際に失敗してしまい、リーダー降格という悔しい思いも経験。後に、企画の失敗とリーダー降格は、自分の甘えとネガティブさが原因と捉え、どん底までテンションを下げることに。
しかし、やっぱりライブが好きだということとメンバーの励ましや頑張る姿を見て心機一転。以前にも増してモチベーションを高くし、スキル向上とBiSHの飛躍に一躍買っています。
リーダー降格後も、役割としてはグループのまとめ役や重要な発言の場を任されるなど、周りからの信頼は厚いです。


セントチヒロ・チッチ〜〜
この可愛さはんぱない(๑╹ω╹๑ )
かっこいいところ全部すきだ。

チッチさんだいすち。
ほんと最近、BiSHばっか聴いてる✨@Chittiii_BiSH pic.twitter.com/2PiuYjQeWa

— たえ (@Taaaae0122) 2017年6月15日

セントチヒロ・チッチの意外な背景

最後にセントチヒロ・チッチの意外な経歴を紹介します。

昔はデブだった 中学時代には辛い出来
事も

イベント等で本人も言っていましたが、実は生まれた時から4000gもあり、体格のいいお子さんでした。小学6年生までずっと太っていたらしく、クラスで一番のおデブだったようです。

その後、中学生の時期に成長期と共に痩せ、今のかわいいビジュアルの片鱗を見せます。また、ソフトボールが大好きで、部活動にも勤しんでいました。
しかし、この時期にセントチヒロ ・チッチは学校でいじめにあいます。それはそれは辛い出来事だったと話していますが、持ち前の負けん気や内に闘志を秘めるタイプだったので「見返してやりたい!」という気持ちの方が勝るように。
「絶対こいつよりいい高校に行ってやろう」と思って勉強を頑張り、ソフトボールも「こいつよりうまくなってやろう」と思い、目立つピッチャーをやるなど、逆境を努力と根性で振り切りました。

この経験とマインドが、大変と言われるアイドル活動において、高いモチベーションを保つことに役立っているのではないでしょうか。
セントチヒロ・チッチの思いや昔の映像が満載の映像

好きなアイドルのおかげで、アイドルと
オタクを好きになる

現在、アイドルとして活動していますが、そのルーツはどこからだったのでしょうか。
過去のメディアのインタビューなどを調べると、とある元有名アイドルの影響が強いことがわかりました。幼少期はミニモニ。の辻ちゃんが好きだったようですが、物心ついてから好きになったのはAKB48小野恵令奈です。

中3くらいから毎回シングルが出る度に握手会に通い、それが毎月の楽しみに。そこの現場でAKB48のファンを見て、ヲタクの人っていい人ばっかりでいいなと思うようになったようです。
この時期はいじめなどもあり、辛い時期だったと思いますが、アイドルに元気をもらったことで、アイドルの素晴らしさに潜在的に気づいていたのかも知れません。また、ヲタクに対しても好意的に見ていたので、これらの価値観が今のBiSHの活動に生かされています。
BiSHのセントチヒロ・チッチを紹介させていただきました。
楽器を持たないパンクバンドという肩書きを持っていますが、そのライブはかなりエモいライブですし、何と言っても他のアイドルにはないカラーが面白いです。
そんなBiSHで中心メンバーとして、熱い情熱を持って活動をしているセントチヒロ・チッチは、かわいいだけでなく人間性も深みがあって応援しがいがあります。ぜひ、注目してみてください。


BiSH 公式サイト:http://www.bish.tokyo/

BiSH Twitter:https://twitter.com/BiSHidol

セントチヒロ・チッチ Twitter:https://twitter.com/Chittiii_BiSH

セントチヒロ・チッチがBiSHになるまでの軌跡をたどるはミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。

ミーティア

「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。

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