楠本桃子のゲームコラムvol.54 人類
とドラゴンの生き残りをかけた戦い『
セブンスドラゴン』

本日紹介するゲームは『セブンスドラゴン』!
2009年3月5日、SEGAより発売されたニンテンドーDS用ソフトです。モタ氏による可愛らしいキャラクターデザインと、オーソドックスな古き良きRPGが融合した本作は、ライトゲーマーからガチユーザーまで、多くの層から支持されました。人間とドラゴンが織りなすRPGである本作は、シリーズ化もされている人気作! 今回は、そんな『セブンスドラゴン』第一作目の魅力をお伝えします!

【キャラの組み合わせで難易度変化!? 自由度の高いパーティーシステム】

※公式サイトより引用

本作には決められた主人公は存在せず、キャラメイクにより主人公とパーティーメンバーを自由に作成可能。キャラクターは7種類の職業の中から選択でき、各職業男女2種類ずつ(プリンセスのみ女性4種類)の容姿が用意されています。様々な職業を組み合わせて、理想のパーティーを作りましょう。職業の組み合わせ次第では、高難易度な旅になってしまうかも……!?
キャラクターはレベルアップにより“SP”を取得でき、それを消費することによって新たなスキルを入手、というわかりやすい育成システムも。バトルはお馴染みのコマンド選択制ですが、“エグゾースト”という本作オリジナルのシステムも存在します。
“エグゾースト”は、ゲージを使用し、一回のバトルにつき3回まで攻撃や防御、逃走率や回復量など様々な効果を上昇させることができる優れもの。ただし、特定のアイテムを使用するか宿屋に泊まらなければゲージは回復しないため、使い所には注意が必要です。ここぞという時に思い切って発動しましょう!
また、本作はダッシュ時にエンカウント率が高まる、という仕様。走り回ってばかりいると、気付いたら全滅……という事態にもなりかねないので注意しましょう。

【“フロワロ”が咲き乱れる世界で紡がれる人間と竜のストーリー】

※公式サイトより引用

本作の舞台は、7匹の強大なドラゴンによって土地が奪われた世界。ドラゴンによって奪われた土地には"フロワロ"と呼ばれる毒の花が咲き乱れ、生き物の生息が脅かされています。そんな世界を救うべく、主人公たちは竜の討伐を目指します。
フロワロはストーリー上でももちろん、ゲーム内でも主人公たちに猛威をふるいます。フィールド上やダンジョンにはフロワロが実際に咲いており、そのままにしておくと様々な実害が出てしまいます。
フロワロに囲まれている町は物価が上昇したり、ダンジョンではボスが強力になってしまったりと、毒花の影響はとても大きくなものとなっています。フロワロは踏み潰すことで消すことができますが、踏むたびにダメージを受けてしまいます。残りHPに気をつけて処理していきましょう。
また、ダンジョン内のフロワロは、ボスを撃破するかダンジョン内にうろついているシンボルエネミーを全て撃破するまで復活を繰り返します。フロワロを処理しつつ、ダンジョンに潜るスリルは抜群! ボスかフロワロか、優先度を決めながらダンジョンを進みましょう。
ダンジョン内に存在するシンボルエネミーは通常エンカウントと異なり、協力な敵なので、準備をバッチリしてから挑むことをお勧めします!!

【シンプルに見えて実はボリューミーなイチオシRPG】

※公式サイトより引用

本作は可愛らしいドット絵やキャラクターデザインから、シンプルなRPGという印象を受けますが、ボリュームはたっぷり! ストーリーを追うだけでも30時間ほどかかります。また、寄り道としてのクエスト要素や、666体もいるドラゴンの撃破などを含めるとプレイ時間はさらに長いものに! 物語中盤からはフリーシナリオとなり、イベントやダンジョンの攻略順を自由に選択が可能となります。
携帯ゲーム機用ソフトのため、通勤通学のお供にもぴったり。一本のゲームソフトを長く楽しみたい方におすすめです!

【続編とあわせて長く楽しむ『セブンスドラゴン』】

※公式サイトより引用

現在、『セブンスドラゴン』シリーズは本作合わせて4種類が発売されています。初代『セブンスドラゴン』だけでも大ボリュームなゲーム体験は可能ですが、続編である他3作品でも本作の世界観に触れることができます。
2作目の『セブンスドラゴン2020』、3作目の『セブンスドラゴン2020-II』は、どちらもPlayStation Portable用ソフト。4作目の『セブンスドラゴンIII code:VFD』はニンテンドー3DSソフトです。
どの作品もハードは携帯ゲーム機のため、日常の空いた時間でも手軽に遊ぶことができます。根強いファンを持つ『セブンスドラゴン』シリーズは、今なお多くのゲーマーに愛されている隠れた名作。ドラゴンと人による戦いの結果は、是非あなた自身の目で確かめてみてください!

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